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大手企業を辞めて地方に移住した理由(東京→札幌)

「今の会社に不満がある..」

「いつも心身共にギリギリの状態で
 仕事頑張ってます..」

「自分の人生このままでいいのかな..」

「都会はお金かかる..」

そんな全国の従業員の方へ。

少しでも何かの参考や
背中の後押しになればと思い、
魂を込めて記事を
作成させていただきました。

私も皆様と一緒で、
毎分毎秒
会社を辞めよう」と
日々悩んでおりました。

悩んでいた期間は
合計で約6年ぐらいになるかと..。

それでも会社を辞めて
地方に移住した理由を
なるべく詳しくお話し致します。

✔️今回のテーマ

大企業を辞めて地方に移住した理由

筆者について

新卒で大手メーカーの
営業職に就きましたが
過労でパニック障害と診断され
休職を余儀無くされました。

当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して
絶望的な状態でしたが..

1年4ヶ月で克服して
復職に成功することができました。
(2022年10月現在、3年7ヶ月再発なし)

🎖メンタルヘルスマネジメントⅡ種 取得済

①会社を辞めた理由

1−1 今の会社で仕事を続けた未来を想像してみた

昔聞いた話なのですが
会社の洗脳を解く方法がありまして..

私自身も実際に試してみて
有益だと感じたので
皆さんにシェアしたいと思います。

以下、読者の皆様も
一緒に想像してみてください。


①自分が現在在籍している
 会社でスムーズに出世できたとする。

②上記に該当する先輩社員を確認する。
 (部長まで昇格できるとする)
 その部長のような人物に
 「なりたい?」それとも「なりたくない?」

これでもし後者だとしたならば
会社の洗脳を解くことができます。

もちろん私は後者でした。

昇進、昇格が全てではないです。

しかし会社にいる意味を
見出せなくなり、
その日から転職、退職を
考えるようになりました。

そしてある程度現在の状況を
整理したかったので、

自分がもし今の会社を
続けたらどうなるかを想像して
メリットとデメリットで
分別して可視化してみました。

■メリット
・最低限生活はできる。
・出世は早い方だった。
・大企業なので社会的信用はある。

■デメリット

・出世している上司を見て
 こうはなりたくないと思った

・業務に追われて
 やりたい事ができない

・いつもイライラしてしまう

・今の仕事が好きではない

・本当にやりたいことを
 我慢しなければならない

・大企業病で管理職の席が
 詰まって昇進しづらい

・子供できたとき、
 ライフワークバランスを保てない

・自己裁量度は低い。自由度が低い

・休憩が充分に取りにくい会社だった

上記のように
自分が会社に残った未来の
メリットとデメリットを
棚卸しした結果、

社会的信用度以外は
特にメリットがないと
論理的に考えることができました。

そして最終的に退職を
決意することになりました。

転職、退職を考える際、
直近で失うものを考えてしまいがち。

その場合は一度
人生単位で

失うものを考えるのがコツです。

①出世したと仮定した先の
 先輩社員のようになりたいか?

②現在の会社を続けた
 メリットとデメリットを可視化する。

特にこの2点は抑えるべき点です。

1−2 仕事とプライベートの両立が厳しいと判断したから

自分で言うのもあれなのですが、

私は自分なりにプライベート及び
情報発信、自己啓発の
時間を確保する為、

生産性や効率を考えて
仕事をしておりました。

しかし時間を頑張って空ける度に
上司から何故か暇だと勘違いされ、
毎月仕事を振られる日々でした..

もちろん組織に属している以上、
チームワークが大切なのは理解しています。

時には他社員のヘルプに入ったり
協力することは大切です。

しかしこれが日常茶飯事で
頻繁に起こると

「さすがに厳しいなぁ..」
と感じるようになりました。

上記のように言うと、
「そんなのどこの会社に行っても一緒じゃない?」

このように思われる方も
多くいらっしゃると思います。

確かにその考えも正論です。

しかし極端に裁量権や
自由度がない会社は
長期的に考えてやはり
良くないと思うんですよね。。

理由は従業員自身の
自己成長やメンタル面に
良くないのはもちろんのこと、

企業としても
優秀な人材が育ちにくい
休職者、メンタル不調者を
出しやすいなど、

結果として
会社の評価を下げてしまう
デメリットがあります。

このような理由から
極端に裁量権や自由度がない
会社を続けるのは厳しい
という判断に至りました。

皆さんも今の会社に在籍しながら
転職活動なり副業なり活動が
できそうなのであれば、
両立するべきだと思います。

しかしそうではない場合は
とても非効率ですし、
なるはやで退職に向けて舵をとる
ことをオススメします。

1−3 やりたい事ができたから

私の場合、

休職前のストレスフルの自分や
休職時の絶望に浸っていた自分のように、

パニック障害や精神疾患、
過度なストレスで苦しんでいる
従業員を助けたい
という気持ちがあったからです。

その為、本格的に
活動するにあたりある程度

「学習期間や関連業種に転職する必要がある」
と判断をして
退職を決意しました。

ちなみに人が亡くなる最期のときに
一番後悔することは
やりたい事をチャレンジしなかったこと
らしいです。

今やりたい事があって
一歩踏み出せていないのであれば、
是非ともチャレンジして欲しいと思います。

1−4 心が著しく乱れていたから

「グチや感情的になるのは良くない..」

と頭では理解しているつもりでも
恥ずかしながら頻繁に取り乱すことが
多々あったんですね、。

本当に自分でも怖いくらいに
短気になっていて、
会社が自分に悪い影響を
与えていると感じました。

(当時からメンタルヘルスの学習、無料カウンセリングを行なっていた身であったにも関わらず、上記のような精神状態でカウンセラーの在り方としては正直最悪だったと反省しています..)

しかしその一方で
メンタルヘルスの知識が
備わっていたからこそ
可視化された部分もありました。

私がいた会社は大企業で
健康経営の観点から見て
「表面上」では上手く対策しておりました。

しかし正直なところ、、
事実内部の衛生管理は
非常にずさんなものでした。

一度身体を壊して休職している私は
自分の身体、心に目を向ける
癖があったからこそ、

「この職場環境は双方にとって良くない」
と判断することになりました。

②地方移住を選んだ理由

2−1 都会に疲れた

まずは満員電車..。

私の部署は外回りの営業で
テレワーク不可だったので
フルで出勤していました。

東京の地下鉄はとても混んでおり、
通勤だけで相当消耗していました。

後は人の多さ

その割には狭い歩道や飲食スペース

基本何処に行くにも人は多く、
歩道や飲食スペースは極狭で
この窮屈さが知らない間に
ストレスの蓄積に繋がっていました。

これらの理由で、
一度地方に逃げる決断をしました。

「田舎に行くと逆に不便にならない?」
「田舎で田舎はいやだな..つまらん」

このような方は
地方都市への移住をオススメします。

私が移住した札幌市は
生活するのに何不自由ありません。

家賃は東京の3分の2ぐらいで
おまけにご飯も美味しいし
是非とも検討してみて欲しいです。

2−2 金銭面

私自身、
退職するのに充分な貯金が
ある訳ではありませんでした。

退職後の都会での生活は
リスクがあると判断し
地方移住を選択しました。

正直仕事の多さなどで考えると
都心に住んでいた方が有利かなと思います。

しかし最近はZOOMの面接も
ポピュラーになりつつあり、

対面式の面接があったとしても
基本交通費の支給は受けられるはず。

上記の理由から
個人的には地方移住はアリだと思います。

2−3 周りのサポートを得る為

・家族のサポートを得られる

私が北海道を選んだ理由として
妻のご両親が在住しており、
サポートを得られるという理由があります。

東京に住んでいるときから
妻のご両親がとても親切にしてくれて
食料などをよく送ってくれていました。

いい年した大人が恥かしいと
思うかもしれません、、

しかしメンタルヘルスの観点から考えて
家族のサポートは非常に大切です。

私の地元、広島に帰省したときも
親が色々と振る舞ってれます。
何か困ったことがあれば
助けを求めることができます。

私の場合は家族ですが、
人によっては友人かも知れませんし
上司かも知れませんし
人それぞれです。

今迷惑をかけたとしても
余裕ができたら
恩返しすれば良いと思いますし、

そもそも今できることからでも
恩返ししてあげればと思います。

③伝えたいこと(まとめ)

まずは未来の自分をイメージすること

重複になりますが
ここでの未来の自分は
「このまま現在の会社に残った際の
 未来を想像して欲しい」

という意味になります。

・今の会社でスムーズに
 出世したと過程した際、
 モデルになる先輩社員を見て判断する。

・今の会社で将来的に
 身体的、精神的、社会的な
 ゆとりは得られそうか?

など想像できる範囲で
このまま人生が進んだ時の
未来の自分をイメージすること。

もし未来の自分が理想と
かけ離れたものであったならば、

自分の状況を一つずつ可視化して
退職に向けての計画を
立てて欲しいと思います。





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