2021年の受験(区域経済学)_③研究計画書について※サンプル付き
どうも!
セイタです!!
この記事では、中国政府奨学金(JASSO経由)に必要な研究計画書の書き方について説明していきたいと思います。
自分が書いた研究計画書は2021年も2022年も中国政府奨学金の書類審査及び面接審査は合格しております。また、2022年は北京大学の個別での試験にも合格しております。さらに、アジアで2人しかいない2023年のJASSOの大学院学位取得型の受給者です。ですので、比較的競争優位性のある研究計画書だと思います。特に、社会人経験がある方で社会科学系の大学院を目指している方だと、かなり参考になるかと思います。
この一連のマガジンの概略は下記記事をご参照ください。
自分が受験しようと思った理由については下記記事をご参照ください
2021年の受験概略については下記記事をご参照ください。
研究計画書について
この章では、「そもそも研究計画書って何なのか?」について簡単に説明していきます。大前提として、自分が大学院に行ったら、何を研究したいかについて書くものだと思ってください。
中国政府奨学金の「和文出願書申請の手引き」には下記のような記載があります。
最低でも上記の内容は盛り込んだ内容にしないといけません。自分の場合は、志望理由や研究計画は割と明確だったのですが、帰国後の計画については結構苦労しました。あまり将来のことは考えないタイプなので、、、
研究計画書の内容をもとに面接試験が実施されます。そのあとは、各種大学への推薦もこの学習計画書をもとに行われます。ですので、しっかりと自分のことがわかってもらえるようなものを書きましょう。
どのように書き進めたか
これは完全に個人の進め方によるのですが、あくまで一つの例として自分がどのように進めていったのかについて共有させていただきます。
まず、自分は「なぜ修士課程に進学したいか」について書き始めました。そもそも自分が大学院に行きたいという強い意志があったので、書き始めるのが楽だったのと、Whyから始めるのが癖になっているからです笑 この箇所がそのまま「志望理由」になります。
次に、「どのような分野で貢献出来るか」について書いていきました。ここは自分の「やりたいこと(will)」「できること(can)」「するべきこと(must)」のバランスが取れているものを選択しました。ここが「研究テーマ」になります。
まず何がやりたいかを明確にします(Will)。次に、そのWillに対して自分がどのような経験やスキルを持っているかを棚卸します(Can)。その後、WillとCanが合わさっている枠の中で、今日の社会で必要とされているものを探しました(Must)。
自分は上記のようにWillから入りましたが、ここは何から入ってもいいと思います。Mustから入っても全然いいと思います。昔何かの記事で読んだのですが、「新入社員はMustをやれ。なぜなら、Canがない。あと職務の経験がないのにWillなんて生まれるわけがない」みたいなことが書いてました。あくまで仕事の話なので、研究とはずれるかもしれませんが、参考にはなるかと思います。
テーマが決まれば次は「研究計画」です。ここは上記で決めた研究テーマを解明するためには、何をしないといけないかを書いていきました。研究テーマが決まれば、ここは自然と書けるような気がします。自分は職務経験が生きたような気がします。課題解決のために、事象を捉えて、細かいタスクに分解していくという作業がここでは必要となりますが、社会人ならば必須のスキルなので。
最後に、「卒業後の進路」です。ここは苦戦しました笑 中国政府奨学金に提出するものなので、中国にプラスになる人材であるというのを前面に押し出しました。
このようにして学習計画書を完成させた後は、いろいろな人に見てもらいました。大学時代の友人で社会人をしている人や大学院に行っている人、大学の教授などにも添削お願いしました。なるべくいろいろな人に見てもらったほうがいいと思います。
研究計画書サンプル
いよいよここからが学習計画書のサンプルになります。ここから先は公開による悪影響を抑えたいため有料とさせていただきます。
もし購入してくれた方がいれば、研究計画書の作成や今後の流れに関してできる限り、相談に乗らせていただきますので、以下の画像を参考にメッセージをいただきたいです。
面接試験については以下の記事をご覧ください。
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