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津波のシミュレーションプログラムを作ってみる:その2

前回はこちら。

すこしまた,というか結構すすんだ。

まず,海底地形データは正常にインポートできていたようだ。GMTで標高図を描いてみても問題なさそうであった。

次に,実際のシミュレーション部分,つまり津波の伝播を計算する部分の式であるが,下記のものを参考に作成し直した。

基本的には,わたしが以前プログラムを開発したサイト同じ式のようだが,こちらは陸への遡上などを考慮した少し本格的なもののようである。プログラムの大部分は以前作成したものを流用した。

震源断層のパラメータから海底の鉛直変動量を計算するには,下記のプログラムを利用させて頂いた。フリーであるし,地震学の世界では有名で実績のあるプログラムである。

ここまでできれば,あとはプログラムを作るだけである。ごりごり。
とりあえず,計算結果をGMTで連番出力し,動画にしてみる。試作版の動画は下記である。計算に時間がかかるのでまだ途中だが,うまくいっていそうである。

まだ実装したいことはたくさんあるのだが,とりあえずプログラムの大部分はうまくいってそうなので,今日の所はよしとしよう。酒がうまい。

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