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【元看護師】えっ!職2年目から管理職へ!?精神科病院の隠された課題とは?


40過ぎての新人だった私。
看護短大卒・東京の大学病院勤務歴・精神科以外の勤務歴
この3つがかなりここでも優遇されるポイントとなりました。
加えて正看という資格もかなりこの時代の精神科では優遇されました。
(当時精神科病院勤務の半数以上は准看護師が占めていたからです。)
そんな私が入職してわずか2年で主任を経験した後師長に任命されました。
この病院の事を一番知り尽くしている職員がいる中での私の師長任命はかなり周りはざわついていたと思います。

前回お話ししましたが、看護部長が職員教育に力を入れたいと言われたことに私も賛同し当時准看護師の職員へ看護師学校養成所2年過程の受講の話を持ち掛け希望者のみ受験させました。学生となりお給料も減る中、安心して勉強に専念できるよう院長ともお話をして学費を半額でも負担していただくようお願いしたりしました。希望する職員も毎年増え続けていきました。
合格の知らせが入るとみんなで喜んだ事を思い出します。
職員の意識も変わっていきました。


精神科といえども高齢化も進み内科的疾患を抱えている患者様や転倒し骨折される患者様もいらっしゃいましたのであらゆる方面での知識を持った職員が揃っていることは先生方はもちろん、夜勤の時も心強く安心して任せることができました。
一般科では当たり前の事でしょうが当時閉鎖的だった精神科では10年20年遅れていたのです。残念ですがアウトな世界に周りがしていたのです。


令和になり閉鎖的な精神科病院は今でもあるのかもしれませんが私が勤務していた精神科病院は少しずつではありますが確実に変わっています。現在も進行形です。(後輩が頑張ってくれています。)

精神科と聞くと昔のイメージが強くて受診するのに何となく壁があると感じて迷っておられる方も多いのではないかと・・・。
安心してください。現在の精神科又は心療内科では明るくて静かな空間になっている病院がほとんどです。精神科医による対話を中心とする通院精神療法や薬物治療、作業療法士と精神保健福祉士によるショートケア、そして臨床心理士による心理療法など様々です。内科的検査を受けても異常が見つからなければ精神的な事と思われますので先ずはお近くの心療内科を尋ねてみてはいかがですか🙋




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