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エッセイのほう

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野蛮で図々しくてくだらないことを書いています。400字~2000字くらいでしょうか。
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#バイク

『ほう』

「ほう」と感心してみましょう。 何ごとも「ほう」から始めてみましょう。「ほう」には含みが持たせてあります。一例をあげましょう。「ほう」と言いながら、その間に脳をフル回転させて見ましょう。二の句が出てこない時の時間稼ぎの「ほう」です。そのわずかな時間で失言も防げるでしょう。 また、よりよい対人関係づくりの為の一歩だと思って、毎日トーンを変えて「ほう」の練習を心掛けてみましょう。リラックスして反響する風呂場がいいのではないでしょうか。そこから、メロディーが出てきたら儲けものです。

『一気読み用、ま夏入院日記。八月十五日~まとめ。随時、追記。おそらく私の気分が秋になるまでつづく』

肝臓がんの手術が延期になった事は昨日書いた。 ひょっとすると、セカンドオピニオンで幾つかの病院を受診すれば、この状態でも「手術はできる」という外科医はいるかも知れない。私も当初「それでも、手術をしてほしい」と言った。けれど、想像してみた、このまま一生退院できずに入院暮らし、そのまま終末病棟ゆきの未来が見えてしまった。 『リスクの選択』だ。どちらを選んでもリスクはある。私の希望は最後の最後まで家で過ごす事だ。そして、最後の最後までバイクで走る事だ。自分の下の世話ができなくなるま

『ま夏。八月二十日。あれから11年』

時々、頼んでもいないのに、八月二十日の十一年前の写真です。とか、グーグル先生が教えてくれる。設定を変えれば、そんなおせっかいもなくなるのだろうけれど、放置している。 私は、十一年前の、ま夏に北海道の網走湖畔にある、呼人浦でキャンプツーリングを楽しんでいたそうだ。今でも同じバイクに乗っている。タンクとサイドカバーの色が変わり、ウィンカーは大きくなった。そのほかにも消耗品を交換している。勿論、事故でも何度か交換している。 今では、テントも居住空間をもうすこし大きくとれるサイズ

『ま夏。八月十五日。終戦記念日。手術延期』

肝臓がんの手術が延期になった事は昨日書いた。 ひょっとすると、セカンドオピニオンで幾つかの病院を受診すれば、この状態でも「手術はできる」という外科医はいるかも知れない。私も当初「それでも、手術をしてほしい」と言った。けれど、想像してみた、このまま一生退院できずに入院暮らし、そのまま終末病棟ゆきの未来が見えてしまった。 『リスクの選択』だ。どちらを選んでもリスクはある。私の希望は最後の最後まで家で過ごす事だ。そして、最後の最後までバイクで走る事だ。自分の下の世話ができなくなるま

『真夏。休薬期間中。151日目』

昨日は、「痛いのやだ、痛いのやだ」と弱音を吐いてしまった。 けれど、元来、私は痛みには強いほうだ。 まず、ま冬の田んぼに原付バイクで滑り落ちたことがある。右手の親指が曲がってはいけない方に曲がっていた。勇気をだして、一応、その場で押してみた。「かくんっ」と、元どおりに入った。医者にはいかなかった。そのせいで、いまでも右手の親指の可動域は制限されている。 続いては、妙義山をホンダGB250クラブマンで、行ったり来たり。上ったり下ったりを繰り返していたら、下りのカーブを曲がり

『4クール。105日目』

まずまずの体調に戻った。ただし、文字どおり尻に火が付いているので、数時間は座っていられない。オリジナルブレンドのワセリンで消火活動をしなければならない。25日はリクライニングチェアとはいえ、朝から16時頃までの点滴が待っている。座りっぱなしになる。耐えられるのか。 梅雨がはじまった。よい事をひとつみつけた。軟毛の私にとってこの時期の湿気は大敵で、髪型には苦労していた。くるりんとしたくせっ毛がゴーヤのつるのように自由奔放に暴れていた。髪はいつもくしゃくしゃだった。その悩みが坊

4クール。96日目。

真夏日ではない。猛暑日だ。公園の木陰は程よい東風に吹かれていた。私の実感としては、それほど暑くはない。私はどうやら暑さには強い。『真夏の腹巻き』は日常だ。当然、今日も巻いている。 それと、梅雨の遅れは洗濯物の生乾き臭から私を解放させてくれる。あの臭いに私は耐えられない。概ね、猛暑を私は歡迎する。水不足にならなければ。 猛暑日の散歩も悪くない。ぐっと人が減っている。私の半径50mに人はいない。散歩を元気づけてくれる花も良い。なんの花だか知らないけれど。 私が暑さに強い要因の

『4クール。89日目』

今日は、ゆったり散歩でもしようとおもっていた。 天気は下り坂らしい。アレクサは、そう言っている。アレクサは天気予報をよく外す。けれど、少々、私はふらふらしている。『ドクブスブドウ酒』のせいかも。量をふやしたからかな。それにくわえて眠剤もあるのだ。昨夜は眠剤を服用して、バタンキューであった。 私は気圧の変化にも弱い。いざという時の為に各種、頭痛薬を持っている。 今日は一日『シャン』とは程遠い、『ぐずんだらん』で過ごす事になるだろう。抗がん剤が効いてきたのかも知れない。がん細胞

『4クール。88』

88日目だ。スピッツの『8823』を語る良い機会だ。 私はスピッツの8823を名曲だと思っている。歌詞の一節、「くずといわれてもわらう」は、なんだか私にピッタリなのだ。こうありたいと思っていた。そんな曲なのだ。いま、振り返ってアルバムを聴いている。8823というアルバムはスピッツのなかでは、ロックに振ったほうだ。とても良かった。 スピッツの全盛期はいつなのか。音楽の専門家でも悩むのではないか、2024年になっても、このバンドのクオリティーはおちていない。名曲もあふれている。

『休薬期間中。81日目の2』

予定とは、あってないようなものだ。 臨機応変に生きなければならない。私は今日、日光の『霧降高原』辺りをツーリングしようとしていた。その予定は頓挫した。行けなくもなかった。午前中から走るのを止めただけだ。 我が家のはす向かいの家の解体作業は終わった。 と、思ったら。我が家の目の前の道路でアスファルトをひっぺがえすドリルと、重機の轟音が鳴り止まない。区画整理か、水道工事のどちらかだったはずだ。まだ、終わっていなかったのだね。私は、『湯治ツーリング』の間に終わったと思っていた。「

ブーツをモスグリーンに着色し直した。が、元々ディープなグリーンだったので、『モス』は消えた。『染めq』でスプレーしたので、いいかんじになるだろう。じっさいはもっと、いい色なんだけど、写真うつりが悪いな。

『休薬期間中』74日目。7時。

7時に起きた。またまた、快晴だ。 9時頃に出発しよう。昨日の15時からなにも食べていないので、夕食まで なにも食べなくていいでしょう。どんな論理かと言うと、昨日食べ過ぎたので『カールムネーヤーキー揚げ物』状態にあるからだ。ごくかるいが。 予定どうり、『竹所』集落辺りを走ろうか。『龍ヶ窪』も忘れていた。行こう。そして、どこかで湯治だ。松之山温泉でいいだろう。日本海まで行けなくもない。でも、絶対渋滞する。海沿いで渋滞しないのは北海道くらいだろう。だから、北海道ツーリングにも行き

天気よし。腹巻きよし。ホッカイロよし。10階からのビューです。一応、 下痢止めも携行しました。

「アレクサ。今何時」と言いそうになった。アレクサは使える奴だったな。 私は車に乗らない。バイクだけだ。なんの意地なのか解らない。車ならechopopもってこれたな。「アレクサ、今日の天気は」とか。スマホでも出来るのだろう。でも、スマホをこれ以上重くしたくないから、却下だ。