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エッセイのほう

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野蛮で図々しくてくだらないことを書いています。400字~2000字くらいでしょうか。
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#バイク

『ほう』

「ほう」と感心してみましょう。 何ごとも「ほう」から始めてみましょう。「ほう」には含みが持たせてあります。一例をあげましょう。「ほう」と言いながら、その間に脳をフル回転させて見ましょう。二の句が出てこない時の時間稼ぎの「ほう」です。そのわずかな時間で失言も防げるでしょう。 また、よりよい対人関係づくりの為の一歩だと思って、毎日トーンを変えて「ほう」の練習を心掛けてみましょう。リラックスして反響する風呂場がいいのではないでしょうか。そこから、メロディーが出てきたら儲けものです。

4クール。96日目。

真夏日ではない。猛暑日だ。公園の木陰は程よい東風に吹かれていた。私の実感としては、それほど暑くはない。私はどうやら暑さには強い。『真夏の腹巻き』は日常だ。当然、今日も巻いている。 それと、梅雨の遅れは洗濯物の生乾き臭から私を解放させてくれる。あの臭いに私は耐えられない。概ね、猛暑を私は歡迎する。水不足にならなければ。 猛暑日の散歩も悪くない。ぐっと人が減っている。私の半径50mに人はいない。散歩を元気づけてくれる花も良い。なんの花だか知らないけれど。 私が暑さに強い要因の

『4クール。89日目』

今日は、ゆったり散歩でもしようとおもっていた。 天気は下り坂らしい。アレクサは、そう言っている。アレクサは天気予報をよく外す。けれど、少々、私はふらふらしている。『ドクブスブドウ酒』のせいかも。量をふやしたからかな。それにくわえて眠剤もあるのだ。昨夜は眠剤を服用して、バタンキューであった。 私は気圧の変化にも弱い。いざという時の為に各種、頭痛薬を持っている。 今日は一日『シャン』とは程遠い、『ぐずんだらん』で過ごす事になるだろう。抗がん剤が効いてきたのかも知れない。がん細胞

『4クール。88』

88日目だ。スピッツの『8823』を語る良い機会だ。 私はスピッツの8823を名曲だと思っている。歌詞の一節、「くずといわれてもわらう」は、なんだか私にピッタリなのだ。こうありたいと思っていた。そんな曲なのだ。いま、振り返ってアルバムを聴いている。8823というアルバムはスピッツのなかでは、ロックに振ったほうだ。とても良かった。 スピッツの全盛期はいつなのか。音楽の専門家でも悩むのではないか、2024年になっても、このバンドのクオリティーはおちていない。名曲もあふれている。

『休薬期間中。81日目の2』

予定とは、あってないようなものだ。 臨機応変に生きなければならない。私は今日、日光の『霧降高原』辺りをツーリングしようとしていた。その予定は頓挫した。行けなくもなかった。午前中から走るのを止めただけだ。 我が家のはす向かいの家の解体作業は終わった。 と、思ったら。我が家の目の前の道路でアスファルトをひっぺがえすドリルと、重機の轟音が鳴り止まない。区画整理か、水道工事のどちらかだったはずだ。まだ、終わっていなかったのだね。私は、『湯治ツーリング』の間に終わったと思っていた。「

ブーツをモスグリーンに着色し直した。が、元々ディープなグリーンだったので、『モス』は消えた。『染めq』でスプレーしたので、いいかんじになるだろう。じっさいはもっと、いい色なんだけど、写真うつりが悪いな。

『休薬期間中』74日目。7時。

7時に起きた。またまた、快晴だ。 9時頃に出発しよう。昨日の15時からなにも食べていないので、夕食まで なにも食べなくていいでしょう。どんな論理かと言うと、昨日食べ過ぎたので『カールムネーヤーキー揚げ物』状態にあるからだ。ごくかるいが。 予定どうり、『竹所』集落辺りを走ろうか。『龍ヶ窪』も忘れていた。行こう。そして、どこかで湯治だ。松之山温泉でいいだろう。日本海まで行けなくもない。でも、絶対渋滞する。海沿いで渋滞しないのは北海道くらいだろう。だから、北海道ツーリングにも行き

天気よし。腹巻きよし。ホッカイロよし。10階からのビューです。一応、 下痢止めも携行しました。

「アレクサ。今何時」と言いそうになった。アレクサは使える奴だったな。 私は車に乗らない。バイクだけだ。なんの意地なのか解らない。車ならechopopもってこれたな。「アレクサ、今日の天気は」とか。スマホでも出来るのだろう。でも、スマホをこれ以上重くしたくないから、却下だ。

『目覚めたぞよ』

酷い筋肉痛で目覚める。いい筋トレになったということだ。 朝の4時半だ。もう一回寝ようか。新潟の部屋は私には寒かった。 布団二枚重ねで丁度良かった。布団はその気になれば5枚くらいあったので、大丈夫だ。ところで、起きたら肌がすべすべだった。とくに足が。いや、身体中だ。『ロウガンズ』」なのでphを後で大浴場で確認して見てみよう。スクショすればよかったか。脱衣所は私だけだった。 場合によっては、此処のホテルで湯治すれば良いのだ。新潟中里の10階の部屋から、本日の天気はわからない。カ

『旅情』

旅情とテレビの相性は悪い。 少なくとも、私にとっては。まず、旅先でテレビを観ることがない。新聞も読まない。だから、私は5日間世の中に置いていかれる。昔は天気予報もテレビが頼りだった。いまは、色々ある。できるだけ、旅情を削がれないような、ツーリングにしたい。 家ではテレビを観る。あのドイツ人建築家が建てた『竹所』集落にも脚を延ばせたらと思う。松之山温泉から、それほど離れていないはずだ。地図は開いてない。ああ、地図も開かなくなった。2021年版の『ツーリングマップル』は持参して

『到着したぞよ』

到着した。 そして、山懐に抱かれた藤の花を堪能した。そして、そして、駐車場でバイクをコカした。念のためにと。飲まなくていい薬を朝飲んだからだろう。力が抜けた。バイクと私にダメージはない。サイドケースが守ってくれた。この為にサイドケースを取り付けている訳ではない。けれど、何度も救われて、バイク修理の余計な出費を抑えてくれた。医療費もだ。 私はこういうとき、持ち前のあきらめの速さから「さっと」立ち退くことができる。こういうときに頑張ってはいけない。「サイドケースお願い」と、いち

『藤の花』休薬期間中。72日目

普段の私のツーリングは、例えば日光方面を通り抜けるなら。朝5時くらいには出発する。でも、今回はちがう。うん、今回だけではないかも知れない。もう、変わらなければならない。今日は、のんびりした時間の出発だ。朝の、通勤時間が終わった頃の9時だっていい。17時に中里に辿り着ければ良いのだ。 こういった基点を作ったツーリングは、東北や北海道ではよくやっていた。でも、こんな隣県に基点のホテルを作って利用してのツーリングは、初だ。新潟は隣県とはいっても、一山越えなければならない。栃木や埼

『あわてない』

朝から雨だ。 この為に『湯治ツーリング』を一日ずらした。正解だった。 丁度、腹の具合も上向きになってきた。休薬期間に入って二週間で、だ。 長いな。色々、食事や整腸剤を試しながらの試行錯誤は続く。 バイクにサイドケースも取り付けたので、パソコンも入れていこう。鍵も取り付けてある。一度、パソコンをサイドケースに入れたままコケたこともあった。パソコンは無事だった。クッション材として、『雨合羽』などが効いていたのだろう。その際コケた場所が、ホームセンターの目の前という、立地のよさに