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#Nサロンゼミ「モヤモヤに光を当てる観察と質問の練習 第1回」をオンライン受講して思い出したこと。

相変わらず忙しく、胃が痛くなるように追い詰められている。12月はVISA関係で本当に辛い。

そこで。

#Nサロン  のゼミをオンライン受講だ!そう、この逃避ができるのがオンライン受講の最高にいいところなのだ!

久しぶりに動画をみる。ああ数ヶ月前にここ行ったなあとか思い出す。あの時はVISA関係の書類集めで死にそうになっていた。そう、外国に住む時にVISAは必須。なぜ、人は人が生きてるだけのはずなのに、許可が必要なんだろう。ああモヤモヤする!!!

臼井さんがかつて行っていた活動は私がかつて自分のブログ「子連れアート鑑賞日記」を書きながら「子供連れでみんながイベントに参加できたら苦労しねーよ」と思いながら遠目で見ていた活動だ。子供を連れて美術館に行こう、参加しよう、そういう場所に行った時に感じたなんだか割り切れない疎外感。あれが辛くて辛くてしょうがなかった。そう、まさにモヤモヤだった。

当時(10年以上前)の美術館に関わる動きにはいわゆる「ファシリテーター」は存在していなかったような気がする。美術に関わる人はこういうことだから、モヤモヤとか何言ってんの的な側面があった気がする。

でも、私は、確かに美術に救ってもらって今がある。美術館に行ってなかったら、きっと私はまともに子育てできていなかったと思う。

ファシリテーターについてちゃんと学び直せたのは収穫だった。アートのワークショップにおいて、ファシリテーターとは学習者の集団が個々に活動を始められるように活動を促す存在というのはすごく納得。そして最後にフェードアウトが理想っていうのはまさに美術館に関する親子鑑賞の理想。昔からずっと「理想の親子鑑賞は最終的にナビゲーターの存在が消えること」って言ってた。わかるう。

そして予想してなかったんだけどアルバート・エリスの理論とかこんなにわかりやすく話せる人がいることに正直驚いた。すごいなあ。

そして対話型鑑賞へ。作品はロシアの作家「イリア・エービン」の「思いがけなく」。社会活動で囚われた家の主人が長い投獄から家に帰還っていう設定じゃなかったでしたっけ。(こういう事前知識がある人が入っちゃいけない、対話型鑑賞を崩してしまうのよね。。。)

対話型鑑賞って最初の印象の会話でアイスブレイクする人とアイス化する人が分かれちゃうんですよね。私は特に、子供と一緒に参加するイベントでは確実いアイス化するタイプでした。すごく固まっちゃうんです。最近日本語で参加してない対話型鑑賞。英語で参加すると何か言えって強制的に追い込まれるので変な脇汗とか描いちゃうんですけどね。

そして質問。私、質問するのは全然オッケーなんだけど質問されることに対しては、ものすごく身構えちゃうんです。自分のことを話すことは別に出来るんだけど、人に自分のことを自分が予想してないリズムで聞かれると、とてもアイス化しちゃう。皆さん大丈夫なんだろうか。

皆さんのトークを聞いて、「こういう場でトークできる人は私が感じていたモヤモヤとか体験したことないんだろうなあ」ってちょっと僻んでみたり。ぐふっ

なので、この具体的な質問をこんな風に紐解いてくれるのはありがたい。超ありがたい。ちょっと自分でも質問にちゃんと向き合ってみたいと思った。

対話型鑑賞は、対話型鑑賞が絶対成り立たないような場所に行くのも楽しいんだけどね。ワタリウム美術館の「フィリップ・パレーノ」でやったらみんな大混乱して楽しそうだねえ。

銀座エルメスフォーラムのイズマイル・バニー「みえないかかわり」もみんなで見たら面白そう。

大人がやる対話型鑑賞は、絵画じゃない方がぶっ飛び感が感じられるような気がします。(私だけかな)。

さて。

「#Nサロンでモヤモヤしてること」はめっちゃ明確(モヤモヤしてない!)。

「#Nサロンの初海外会員、現在海外在住、オンライン会員の先駆けなのに、何をどう活動していいのか見えてこない」

まさに、これです。モヤモヤしてます。はい。

久々に動画で勉強した!って実感出来ました。楽しかった。次回のゼミも楽しみです。