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わが子のやる気を育てる5つのメソッド!BRAVO

「私ってあなたをほめてる?」

息子にある本をきっかけに問いかけてみました。

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息子を認めているし、ほめていると思っていたけど、実際のところ息子がどう感じているのかは、知らない。

息子:3%くらいはほめてると思うよ

えっ、どういうこと?本気で?
きっと百分率がわからないんだね。あとで教えてあげるよ、うん。

私:それじゃ、質問を変えて、認められてると思う?
息子:それは、認められていると思う

というちょっと歯切れの悪さも残しつつ、そんな風に答えられました。

確かに心当たりはあります。

普段から、息子のことをほめている気になり、自身の考えが伝わってると感じていましたが、実際のところ息子が感じていたのは
ほめる<<注意 だったこと。

もっと、スモールステップでほめることを多めにしていかなきゃ!と反省。

ところで、急にそんなことを聞き始めたのは、なぜかといえば、今日紹介する本を読んだから。

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BRAVO!今の倍ほめてけば
きっと子どもはのびのび育つ
という本書の要約のような仮説と、ブラボーなキーワード


著者は?

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東京で学習塾の運営をしながら、教壇に立つ現役の塾講師こと

ブラボー先生

noteでは、フォロワー1300人を超す人気者です。

ブラボー先生は、決して、はちまき系の塾ではなく
勉強を教えながら、人を育てる人間力高めの人(本やnoteからの完全な主観だけど)

そんな先生の本だから、肩の力を抜いてあっという間に読み、そそくさと、考えながら、行動を起こしているところです。

本の内容は?

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まずは、BRAVO!について

これは、ダブルミーニング(掛詞)で
■クラッシックコンサートの後などに聴衆などが賞賛の意を込めて発する感嘆詞「すごいよ!感動したわ!と伝えようということ」

■5つの単語の頭文字としてのブラボー

BRAIVE(勇気)勇気を持とう!
RESPECT(尊重)わが子の意見を尊重しよう!
ACHIEVEMENT(達成)スモールステップの小さな目標を達成しよう!
VARIETY(バラエティ)単調ではない、バラエティに富んだ方法でほめる
OPITIMISM(楽観主義)それでいいと肯定しよう

はい、この5つのキーワードだけでは何のことだかわからない!
勇気を持て!って何に?
頼りないですが、以下解説します。

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B:BRAIVE(勇気)
親がガミガミ言うのではなく、子どもの良いところを見つける覚悟をもって子どもをほめる、自分が変わる勇気を持とう!ということ。


R:RESPECT(尊重)
はじめから子どもを必要以上に叱ってないですか?
叱られて改心するなんて、大人でも結構無理なこと、ほぼ不可能です。
まずしっかり子どものことを認めて、子どもの意見を尊重しようということ。

A:ACHIEVEMENT(達成)
いきなり、大きな目標を達成しよう!ということではなく、
小さなことができたね!ヤッター!!!
スモールステップで達成感を高め、自分はできるんだ!
やるのは自分なんだ!って思わせられるようにしよう
ということ。

V:VARIETY(バラエティ)

単純、ワンパターンなほめ方では飽きたり、やる気を失いやすいから
大変だけど、バラエティに飛んだほめ方をしよう!

O:OPITIMISM(楽観主義)

それでいいと肯定しようと書いたのだが、
やるのも子ども、子どもの人生の主役は子ど自身。

子どもが自分自身でやる気になるのを辛抱強く待つのです。
辛抱と書いてしまったけれど、それは実は違って

まっいいか!くらいなお気楽な気持ちで待つ
または待たなくてもいい。

ただ、子どもの事を信じて、子どもの事を尊重する、そして行動をほめる

そうしている間に、親がかわり、子どもが変わりますよ。ということが書かれていました。

実際は、もっと実例も事細かに解説してくださっています。

この本を読んでどうなった?

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まず、「勉強」というよりうちの場合は、お稽古ごとの自宅練習の場面で叱ることが多くて、↓のような地獄絵図だったのです(恥ずかしい)

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文字で書き起こすと、しんらつな母でびっくり。
息子よ、本当に申し訳ない、ごめん!

だけど、プロの音楽家になるには、驚くような努力とスキルアップが必要です。それには、朝1時間、帰宅後、4〜5時間練習を毎日するというのは当然の世界(たぶん)。

だから、そんな長時間を質の低い練習では、勿体ないと厳しくなりがちでした。

しかし、ブラボー先生の本を読んでからというもの

余程のことが無い限りノンタッチ、ただ、ただいいところを見つけほめるだけ。

ほめられないなら、努力しているところだけは認める。

余程のことがあれば、気づきを促すように語りかける。

できる限り穏やかな時間と息子の努力やポジティブな変化に目を向けるよう配慮しながら過ごしました。

するとどうでしょう?
上達度合いのアップと練習時間中やそのほかでの笑顔が増えました。やる気もアップ。

あの苦労した時間はなんだったのだろうか・・・
トホホ

子どもが冒頭で、3%と答えたのは、練習場面での厳しさゆえにだったのだなと反省です。

天国絵図

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そんな経験を踏まえて、どういう人にオススメかを考えてみました。

どんな人にすすめたい本ですか?

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基本、どんな大人にもおすすめです。
しかし、絞るとしたら

■子どもと関わる方■子どもにもっと勉強を頑張ってほしい!という方
■このままではこの子はどうなってしまうのか?と悩める方
■受験生をもつ方 ■ガミガミ言ってしまいがちな方

最後に

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忙しい中、実際の現場の様子を含めて、実践による子育ての提案本を出してくださったブラボー先生、ありがとう! 
子どもも親も充実した日々が過ごせそうです!

そして、みなさま、最後の最後に控えめに言っても、何度も読む価値のある本です。ぜひ、みなさんも読んでみませんか?

アッ、ちょっと興奮してかいたら2400字を越してしまいました。長々とお付き合いありがとうございました。

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