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後回しにしない、着物の折り目。【今日学んだこと】10/10/2020

本題の前に、ドラえもんからの質問。

礼儀作法がしっかりしていることを、着物をたたむことになぞらえて、何というかな?

耳に残る言葉は、今の自分への警告

最近良く聞き(PODCASTで)心に残る言葉があります。おそらく数年前だったら絶対に覚えられない単語。

(やるべきことをやらない場合の先延ばし)procrastination 先延ばし
procrastinate 先延ばしをする
procrastinator やるべき事を遅らせる人

もっと「先延ばし、後回し」についての表現方法はたくさんあると思いますが、この難しい単語が何度も耳についたのです。調べて愕然としました。お告げだね。何でも後回しにしてしまっていた。

「前に進もう、進もう」と思っている今はこのことばが身に染みる。

You shouldn't procrastinate doing things you don't like.
嫌な事は後回しにしない方がいい。

嫌なこと、というよりもやるべき事。やろうと思っていること。分かっているのに出来ないとき、「なぜそれを後回しにしてしまうのか?」「どうすればすんなり出来るようになるか?」考えているうちに時間は過ぎていく。

I don't want to be a procrastinator.
先延ばしする人間にはなりたくない。
I want to get things done without procrastination.
先延ばしせずに物ごとを成し遂げたい。

まずは行動を起こすことです。

それが出来たらカンタンよねえ、、

今朝の朝日新聞 ドラえもんが教えてくれたこと。(着物編)

最近少し痩せたこともあり、「また着物が着れるかも?!」と思ったのがきっかけで、25年前にハマった着物にまた興味が出てきました。

興味があると、アンテナがたち、知らず知らずにそのものを引き寄せます。そんな事象はまるで魔法の世界みたいだけど、本当に私の周りで起こっていることです。

(あまり書くと「不思議ちゃん」が目立ってしまうのでこの辺でやめておきますが、またそれについてはいつか深く語りたい)

毎朝息子と一緒に新聞の中でドラえもんを探すのが日課です。それが、数週間前(ちょうど着物がポッと頭に浮かんだ数日後くらい)に「きもののことば編」が始まったのです!

なんと、公式サイトがありました。

運動とか、オリンピックとか、歴史とか、みず、とか世界の国々とか……社会のありとあらゆることがトピックとしてあげられるのですが、このタイミングで「きもの編」が始まるとは!毎日着物にまつわる豆知識を得られます。

「しつもん!ドラえもん」は、朝日新聞朝刊に掲載されているクイズです。1面に「しつもん」が載り、「こたえ」は別ページに載っています。どこのページにあるかは新聞を開いてのお楽しみ。学校で習うテーマや身近な話題から幅広く出題しています。

今朝のドラえもんからのしつもんは

礼儀作法がしっかりしていることを、着物をたたむことになぞらえて、何というかな?

しずかちゃんが答えを教えてくれました。

「折り目正しい」着物をたたむとき、折り目を間違うときちんとたためなくなってしまう。そんなことから、折り目が「礼儀作法」を意味するようになったよ。

実際に着物のたたみ方をご存知の方なら、その「折り目」が重要であることが自然と身についていて、なおさら「なるほど」と思うかもしれない。

きっと着物が普通だった昔の人は、毎日の暮らしの中で行う仕草を、このように言葉の中でも自然に使いこなしていたのだろうね。

折り目正しい人間になりたい。

息子はこれらのしつもんと答えを切り抜き、ノートにぺたぺた。内容よりも、その行為を楽しんでいます。しかも、せっかく貼ったノートは、その上から迷路を描いたりダイナソーを描いたり……。質問も答えもめちゃくちゃ。

切り抜き作業を楽しみながら、私はこの「着物編」について「後でnoteに書こう」と思っていました。ある程度まとまったら、あるいは着物編が終了したら、と思っていましたが、このように切り取った情報は元気なクレヨンの線の下に隠されたり、切り抜いたものをさらに切り刻まれたり。

後回しにしないで、得た情報はすぐにシェアしよう。

と思った朝なのでした。

ちなみに、無事に息子の攻撃を免れた切れっ端たちの質問と答えはこちら。(朝日新聞 朝刊より)

しつもん3805
筋道が通って矛盾がないことを、着物の言葉を使って「〇〇〇〇が合う」という。何かな?
答え3805
「つじつま」
つじは縫い目が十字になったところ、つまは裾の左右の部分のこと。両方ともぴったり合わせることができれば、美しい着物ができあがるんだって。
しつもん3806金や赤、白……色とりどりの糸で織り上げた絹などの豪華な布を何というかな?
答え3806「錦(にしき)」きらびやかで美しいものの形容にも使われるよ。錦鯉、錦絵、錦繍(きんしゅう:紅葉の美しい秋)という表現や、「故郷に錦を飾る」という言い回しもあるね。
しつもん3802
人との関係を絶つことを、着物の部分の言葉を使って「〇〇〇を分かつ」という。何かな。
答え3802
「たもと」
たもとは着物の袖の下の袋のように垂れた部分で、ポケットみたいな機能もあるんだ。人と行動を共にすることは「たもとを連ねる」というよ。
しつもん3807
明治時代に和装コートの「角袖(かくそで)」を着ていた私服刑事。そこから生まれた刑事の呼び名は?
こたえ3807
「デカ」
袖が四角い角袖コートを着ていたから角袖巡査と呼ばれた。略して「かくそで」。音を入れ替えたり縮めたりして、デカという言葉が出来たよ。

最後の「デカ」については、かなり無理があるなあと思ってしまった。でも「モテコーデ」とか「リピ決定」とか「育メン」とか「あけおめ」とか、最近の「GO TO」とか、究極は「りょ」とか……

そんな面白い(?)言葉を生み出し、普通に使いこなす日本人。「かくそで」が「デカ」になるなんて、初級編か。

これほど着物に関わる言葉が残っているということは、着物での暮らしが長く長く日本人の中に浸透していたんだなと感じました。今さらながら。

サイケデリック、ハマトラ、カラス族、ボディコン、渋カジ、紺ブレ、キレカジ、コギャルからセレブ、ゆるカジ、ファストファッションまで、そんな時代はついつい最近。

ほんの数十年前まで、何百年もの間、どっぷりと着物文化が根付いていた。私の前世はそんな時代、どんな風に着物のコーディネートを楽しんでいたかな?
または、そんなこと楽しめない暮らしだったかな。そうだとしたら、今楽しもう。

さて、もうすぐ息子の七五三。

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