『sful』vol.17予告編-成城っ子のイキイキした姿が見られます-
『sful-成城だより』は大体9月から10月にかけて取材を行っています。
発行は年1回、12月10日です。最新号は17号になります。
17号の発行に先駆けて、記事の内容をちょっとだけご紹介します。
特集テーマはデジタル教育
iPadを使いこなす様子にびっくり
成城学園は2017年に創立100周年を迎え、新たな100年を見据えた学園のビジョンを実現するため「国際教育」「理数系教育」「情操・教養教育」を教育改革の三本柱として推し進めています。
今回は「理数系教育」の取り組みを取り上げました。
では「理数系教育」の目標とは何でしょうか。
具体的には①論理的思考力②デジタルスキル③科学教育・環境教育の3つとなります。プログラミング的思考(論理的思考)やICT機器を使いこなす力、これからの情報化社会で必要とされる能力を身に付けるために、年齢や段階に応じた様々な取り組みが進められています。
例えば、実際に自分たちでプログラミングを組んでみるプログラムも多く、ロボットやドローンを使ったワークショップは、生徒や学生たちに人気があるようです。一方で、ネット依存やフェイクニュースなど、デジタル社会の落とし穴に陥らないためにどうすればいいか。デジタルとうまく付き合っていくための新しい学び「デジタル・シティズンシップ教育」の構築にも取り組んでいます。
『PLAN75』の監督、早川千絵さんと
メディアアート部の3人との熱い語り合い
今号の対談企画にご登場いただいたのは、成城学園中学校高等学校の卒業生で映画監督の早川千絵さんです。
初の長編作品『PLAN75』は、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でカメラ・ドール特別表彰を受けました。大きな話題となったので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
そんな早川さんの対談相手は、メディアアート部の高校2年生の皆さんです。
これまで同級生同士や先生&教え子といったつながりで対談をしてきた企画ですが、今回は、早川さんからの「せっかくの機会なので、若い人たちと対話したい」というご提案で実現しました。ちなみに、この企画に高校生が登場するのは初めてです。
実は取材チームはうまく座談会が進むかどうか、(ちょっとだけ)心配していたのですが、座談会が始まれば、早川さんの柔らかな語りかけもあって、皆さん熱心に思うことを語り合っていました。取材チームもお話を聞いていて、思わず「分かる分かる」と口をはさみたくなったくらいです。
熱き語らいの全貌は、ぜひ記事をお読みください。
選手の輝きを支える
運動部マネージャーの活躍に迫る!
課外活動の現在を伝える企画「GO! GO! 課外活動」。今回は「運動部マネージャー」にスポットを当て、その活躍をご紹介します。
取材に協力してくれたのは、成城大学の男子ラクロス部とアメリカンフットボール部のマネージャーの皆さん。日々の練習が効率的に行えるように、選手が気持ちよくプレーできるように、そして何よりチームが成長して強くなっていくために、どんな意識をもって活動しているのか、といったお話をお聞きしました。
両部ともマネージャーの人数と選手の人数が同じくらい。取材前は「さすがに多すぎるのでは?」と思ったものの、話を聞けばマネージャーには本当にさまざまな仕事があり、練習も見学させてもらったことで納得しました。
誌面には、40名以上のマネージャーへのアンケートで明らかになった「あるある集」も掲載。やりがい、苦労、喜び、頑張りなど、運動部マネージャーの実態を、この機会に知っていただければと思います。
文=sful取材チーム 写真=佐藤克秋、三浦伸一
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