風呂は命の洗濯よ。

 深夜に書いています。今、風呂上がりです。
 緩まった身体に頭もぼんやり溶けて、心地良い静寂に包まれます。ただ換気扇の音とキーボードを叩く音が部屋に響きます。
 私は風呂が好きです。

 学生の頃、部屋に風呂はついていましたが、追い焚き機能などありませんでした。安い賃貸物件で、冬は底冷えします。雨漏りも隙間風もない住環境は幼少期の私からしたら豪邸でしたが、すぐ冷める浴槽には淋しい気持ちになりました。

 追い焚き機能は素晴らしいですね。好きなときに温かい風呂に入れます。

 「風呂は命の洗濯よ。」

と言った三石琴乃、もとい葛城ミサト一尉(第2話当時は三佐ではありませんでしたね)を思い出しながら湯船に浸かります。命の洗濯。そうかもしれない。

 浴槽に長く入る習慣は日本において顕著で、温泉や銭湯の発展も素敵です。歴史的には古代ローマ人も風呂を好んでいた、という主張の「テルマエ・ロマエ」は大好きな漫画・映画のひとつですが、もうみているだけで幸せな気持ちになってきますね。

 浴槽につかると、全身が湯に包まれます。皮膚の感覚器がすべて一様に刺激され、温かさに「自分という存在の境界」を認識します。ふれて/ふれられる関係がそこにあります。「ふれる」ことに関して、素敵な記事を拝読しました。

 私の記事のようなサブカル臭の芳しいところで紹介するのは憚られる邪気のない繊細な作品です。なお、リンク先に風呂の話は出てきません。
 ふれる/ふれられることは自己と他者の理解への第一歩かもしれない、そんなことを感じながら、締めたいと思います。


 拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の風呂ライフが素敵なものでありますように。


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