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夏の太陽 《詩》

「夏の太陽」

気まぐれな風

実体の無い言葉を撒き散らした


誠実で間違えなど無い 
時計の針の音が全てを支配してゆく


僕の知らない太陽が
僕の知らない空に輝いていた


それも見慣れてしまえば 
何も感じない


適当なものなど何ひとつ無く

それと同様に
明確なものなど何ひとつ無い


僕はいったい何処に居るんだろう


君と居た場所からは 
そう遠くないはず


確か昨日まで此処にあった気がした
何かを探してる


それは夏の太陽だったのかもしれない

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