夜の星座 《詩》
「夜の星座」
僕は君に手紙を書いています
午前0時のひとりの部屋で
窓の外には
小さな星がいくつか見えます
いつもはもっと
沢山の星が綺麗に見えるのに
君に想いを伝えたくてペンをとり
君の事を考えています
色々な星座の話をしてくれました
私の性格は星座のせいだとか
そう言って笑ったね
人は寂しいと夜空の星を見るの
いつまでも
嫌でも詳しくなってしまうんだ
そんな言葉を思い出しました
僕はペンを置き
夜空を見ています
そして手紙を
机の引き出しにしまいます
紙に書いた想いは君にではなく
僕自身に
宛てた言葉だと気付いたからです
僕は星座を見ています
いつまでも
いつまでも
君を想い
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