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雨の日の送迎はワーママの大敵?振り返ったら雨の日の散歩も悪くないと気づいた

昨日の次男の保育園のお迎えは、雨模様。

雨の中の送迎は、ちょっぴり憂鬱な気持ちになります。

いや、あの頃の憂鬱な気持ちを思い出す……といったほうが正確かも。

我が家は上の子が1歳のときから保育園生活です。入園は毎回激戦で、なんとか決まった園は家から遠いところばかりでした。最初に決まった園は、駅から反対の方向にいくこと自転車で10分の場所。今の園も急行の電車が止まる最寄り駅の近くにはなく、わざわざ各駅停車しか止まらない駅の近くまで自転車で通っています。

自転車の送迎って、晴れていれば楽勝なのです。でも、雨の中だと途端にたいへんになります。

働く母親として、ベスト3にランクインするくらいツライなと思っていたのが、この雨の中の送迎でした。

けれど、この雨の日って、心持ちによっては、意外と楽しいものに変えられるかもしれないな?なんて思ったりもしました。そんなことを、つらかった雨の日の送迎を振り返りつつ、書いてみたいなと思います。

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息子達が成長したら、驚くほど楽になったけど…

今、上の子は9歳になり、1人で傘をさして出かけてくれます。昨日は、朝、空を見上げて「今日は傘が必要そう!」と自ら判断して出かけてくれて感動。驚くほど楽になりました。

今日は、5歳の次男と雨の中帰宅。

長靴が大好きな彼は、始終、ご機嫌でした。水たまりを見つけては、「あったぞー」と言いながら、嬉しそうにピチャピチャ。今日は自転車で迎えに行ったのですが、歩きたいというので一緒にゆっくり歩いて帰りました。

水たまりって、心の余裕がある時にみると鏡みたいで本当にきれいなんです。私もためしに、水たまりの中に自転車をすうっと走らせてみたら、波紋が円錐上にできて思わず見とれてしまいました。


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心に余裕がない時って、水たまりが、子どもたちを足止めするトラップにしか見えません。しかも車が通ると容赦なく水を飛ばしてくる強敵。その水たまりが昨日は輝いて見えました。

園から家まで歩くと20分以上かかりますが、「よーし、あと少しで、おうちに到着ですぅ!」って、自分のことを励ましながら歩いていたのも可愛かった。

少し前まで、「もう歩けないよ」とか「まだ、おうちつかないの?」なんて文句を言うことも多かった次男。立ち止まってしまい、しぶしぶ抱っこしながら歩いたことも何度もある。それを思うと、ほんとに成長したなと思います。

気がつくと、雨の中の帰り道を楽しめている自分がいて少しびっくり。

昔はあんなに大変で、いっぱいいっぱいだったのに。。その心境の変化が不思議で。なぜ、あんなに大変だったのかな?と考えてみることにしました。

雨の日の送迎が憂鬱すぎたワケ

子どもたちが2人とも未就学児のときは、毎日、会社に通勤していたので、朝はとにかく時間がなかったです。

子どもたちの心もまだ安定していないし、その日のご機嫌やイヤイヤで、朝は時間がかかりがち。そこへ雨という不測の事態が起こることで、ますます時間がかかり、ご機嫌コントロールの難易度も増します。

子どもたちは、レインコートを着るのを嫌がってみたり。長靴が嫌だ!と言ってみたり。自転車じゃなくて、傘をさして歩きたいんだと言ってみたり。そんな子どもたちをなだめつつ、濡れて体を冷やすことがないように気を使いつつ出発。自分も濡れないようにレインコートで完全装備。そして、パソコンが入ったカバンも濡れないように気を使います。

自転車は基本的に、傘をさしながらだと片手運転になってしまって危ないので、レインコートでいきます。でも、フードをかぶっても、目に雨があたって大変。私はいつもメガネをしてるんですが、そこに雨粒があたって、視界がすこぶる悪い。メガネにワイパーつけたいなぁと本気で思ってました。笑

そこから雨の中の装備にも改善を重ねました。今では登山用の本気のレインコートの上下を来て、さらに登山用の雨よけのできる帽子をかぶって行くことに。(それが冒頭のイラストのコレ↓です。頑張って書いたので、2回載せちゃうよ^^)

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こんな感じです! これで最近は強雨でも大丈夫になりましたw 雨の中の送迎は登山グッズがオススメです。しかし、この格好、基本的にズボンしか駄目だし、そのまま会社に行くとなると脱ぎ着が大変です。

会社に行っていた時は、ポンチョ式でした。巷でもお母さんたちをみてると、雨の中の送迎スタイルはこのスタイルが多い気がします。でもこれだと、足元とか、顔周りはけっこう濡れちゃうのでストレスなんですが、仕方ないですよね。

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みんな、工夫してるんです。それをエールを送りながら、見ている私です。


雨の日は、「子育て中の社員は遅刻もアリ!」にしたい

雨の日であっても、基本的には始業時間は変わりません。

通勤していた会社は、その頃はまだリモートではなかったし、始業時間には席にいないといけません。遅れる場合は勤怠連絡が必要。雨でバタバタして……と遅刻するのも恥ずかしいし、あの人は子育て中だから甘えてる……って思われるのも嫌だった。

だから、始業時間には涼しい顔をして席にいるために、朝から間に合うように必死で頑張っていました。

今思えば、「雨が大変で!」という理由で遅刻したって全然いいと思うんです。「お腹いたくなって」とか、「体調不良で」と同じくらい、「子どものイヤイヤ」「子どものレインコート来たくない!」はコントロール不可能だから。

少し前に、3人小さなお子さんが、ほぼ年子でいらっしゃるライターさんが、雨の日の送迎がたいへんすぎるという話を書いてくださいました。めちゃくちゃ共感しました。

傘さしながらだと、ベビーカーも片手で動かすのって難しい(というか無理です)。まだ2,3歳の子と一緒に歩くのは、雨の日だといつも以上に進めないし、視野も狭くなってて危険も増えます。車送迎も、保育園はNGなところが多いし、意外と道も混んでいたりして出勤に遅れそうになったりする。雨による子どもの送迎トラップは、ものすごく多いのです。

小さい子どもがいたら、雨が降ったら会社の始業時間に遅れそうになるリスクは急増です。いろんな心労が重なり、会社についたときいは、すでにヘトヘトでした。

振りかえって思うのは、ちゃんと仕事してれば、少しぐらい遅れたってかまわないじゃない?ということ。「子育て中の社員は、堂々と雨の日遅刻できるといいのになぁ」と思います。

最近はリモートワークが多いので、この送迎のプレッシャーから解放された親御さんたちが多いのかも?と思うと、本当によかったなとおもいます。


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楽になったのは、子どもたちが成長したから?それだけじゃない

楽になったことの理由の一つは、やっぱり子どもたちが心身ともに成長したからでしょう。雨の中でも1人で歩くことができるし、雨を楽しめるようになった。

私自身も、雨合羽を登山用のものにしたり、顔が濡れないように帽子をかぶったり経験を積んで対策をしっかり取れるようになった。

でも、それだけじゃない気がする。

最近はリモートワークなので、時間にそこまで追われていないのもすごく大きい。心に余裕があるのは大事だなと感じました。

今日あらためて気がついたのですが、雨の中、散歩するのって実は楽しい。

子どもの頃、雨に誘われてでてきたカタツムリにときめいたり。(ミミズが這い出てくるのは、ちょっと嫌だったけど)いつもと違った景色を、楽しんでいた気持ちを少し思い出しました。

雨の中の散歩は、ほんとは楽しいものです

そういえば、最近、小雨の中の散歩にはまっています(わたしの場合、1人でいくか、誰か大人と行きます)。小雨の中だと晴れているときとは違う植物たちの魅力が引き出されます。

いつもはにぎやかな公園は、人の声がほとんどなくて静か。鳥のさえずりが響きわたります。しっとりと濃い緑の葉に、まあるいガラス玉のような小さな雨粒。花にもキレイな雨粒がついているのって、見ていると楽しいです。

◇◇◇

気がつけば、雨の中の送迎がツライつらいと思っていた日々から、ずいぶんと、心の余裕がでてきたものだと思います。

今年の梅雨も、こんなふうに楽しく乗り切れるといいのかも。

そうはいっても、どしゃぶりの中の送迎は、やっぱり苦手なんですけどね。


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