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「書くこと」で、外国人と日本人の架け橋になれたら

この前、久しぶりに前に働いていた会社へ行ったら、職場の外国人……前にこの記事にも登場したオシさん(仮名)が松葉杖をついてまして。

「テコンドーで怪我した」っていうんですよ。アクティブ魔人か。

そう、オシさんはめちゃくちゃ活発で、ろくに日本語も喋れないのに富士登山とかしちゃう系の人。スリランカ出身で、国では学生時代に器械体操を長いことやっていて、しかも国家公務員のエリートだった人です。ものすごく頭がいいのです。でもテコンドー始めたのは知らなかった……。

スリランカカレーを作ってもらったり、スリランカ料理屋へ行って「手で食べる」というのにも初挑戦したりして、彼女のおかげで「スリランカ」という国は、私の中でぐっと身近なものになりました。

こんな感じで、すぐ隣に外国人がいると、その人のパーソナルな部分に触れられる。本当に贅沢な2年間だったなぁ。


法務省の調べによると、令和2年6月末時点で日本で暮らす外国人は、
288万 5,904人
もいるんですって。めちゃくちゃ多いな。

最近は店員さんの胸の名札を見ると、外国の方だったりすることがより増えた気がする。そしてみなさん日本語がお上手すぎる。

で、こーーーんなに日本に外国の人がいるのにですよ、なんか近所の家から見知らぬ言語で会話してる声が聞こえてくるなぁとか、スーパーで肌の色が違うご家族といつもすれ違うなぁとか思ったりしているのにですよ、

私はその人たちのことをなーーんにも知らないんですよ。
だって会話の機会がないから。きっかけがないから。

◆◇◆◇◆◇

私が受講しているライター講座の後半の内容のほとんどは、「インタビュー記事の執筆」なんですよね。

そんなん私にできるかいなと入会当時は目ん玉が飛び出る思いでしたが、優しい受講生のみなさんのおかげでなんとかなりました。

ちなみに、講座の中で、こんな話を聞きました。
インタビューライターは、インタビューという手段を通して会いたい人に会える。芸能人や、憧れのクリエイター、大企業の社長さん……

で、正直私は、有名人に会うとかいうのには興味ないなぁと思ってしまったんです。じゃあ誰に会いたいかと考えた時、思い出したのは街ですれ違った外国の人たちだったんですよね。

日本に住んでいる彼らにインタビューする。
生い立ちや、日本に来た理由。
気になる日本食、好きな日本語。
困っていることはないか、周囲の日本人に伝えたいことは。

そんなことを聞いて、日本語で記事にする。それを近所に住む人や職場の日本人に読んでもらう。そうしたら、その外国人のことをよく知ることができて、会話のきっかけになるんじゃないだろうか。


というわけで。
ライターコースの卒業制作は、オシさんにインタビューをしました。
彼女は日本語がまだほとんど話せないので、

英語でインタビューして → 日本語記事にして → 英語に翻訳して → オシさんに読んでもらって → 修正して提出

というステップを踏みました。彼女とはそこそこ長い付き合いのつもりだったのに、じっくりインタビューしてみると知らないことばかりで、ますます記事にすることの意義を感じたりして。

卒業制作に合格したら、オシさんのインタビュー記事、noteにも投稿したいと思ってます。まぁ既に一回戻ってきたんですけどね、70点でね(哀)。(80点合格)
即修正して、今、再度結果を待っているところです。


資金繰りとか、持続性とか、考え出すとキリはないですが。

今は、この外国人のインタビュー記事制作をいずれ仕事にできないかなぁなんて、ひそかに思ってます。近所や社内の外国人とのお付き合いにお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントや、下記DMなどでご連絡くださいませ。

ライターとしては、エッセイや小説執筆などなど、やりたいことはほかにも尽きません。書くことって、めちゃくちゃしんどいけど、めちゃくちゃ楽しいな〜!

というわけで、明日、税務署で開業届を出してきます。
夢への挑戦は、始まったばかり。前向いていこう〜!

いしかわゆきさん著『書く習慣』巻末に載っている、1ヶ月チャレンジに挑戦しています。
Day1のお題は、「今抱いている目標や夢」でした。


こんなところまで見てくださってありがとうございます! もしサポートをいただけましたら、わが家のうさぎにおいしい牧草を買います!