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新規事業によくある問題とセガ エックスディー的アプローチ

みなさん、こんにちは。
セガ エックスディーの熊埜御堂(くまのみどう)です。

当社では営業提案やコンサルティングから企画立案、「emotcha」のゲームデザインまで、様々な業務に携わってきました。

当記事では、実際にセガ エックスディーがこれまでコンサルティングで携わってきた事例をもとに、企業が抱える問題点を類型的にまとめつつ、「セガ エックスディーがお手伝いできることやそのタイミング」についてのお話をさせていただきます!


タイプ①課題整理型:「でぃーえっくす?や新規事業を任されたけど…」


ご相談から始まった事例だと、最も多いのがこのタイプです。

・社命で「デジタルトランスフォーメーション」を推進することになったがどこから手をつけていいのか分からない。(そもそもデジタルトランスフォーメーションって何?)
・新規事業を担当する部署を新しく創設することになったが具体的な方策が決まっていない…。
・既存の事業にとらわれない新しいアイデアを求められているがピンとくるものがでてこない


こういったお悩みは、会社の規模に関わらず、事業開発を行う部署をはじめとして多くの部署、ビジネスマンが直面しています。

当社では、ご相談を受けた際には、丁寧にヒアリングを行い、問題の原因となっている部分(与件)の整理から着手しています。

特にこういった「何をすべきか」というところからのざっくりとしたご相談に対しては、

・クライアントの強みを洗い出す企業分析
 →例:他社事例の収集を元にクライアントが狙うべきポジションのご提案
・当社の強みを活かした情緒的価値を付与する手法
 →例:ジョブ理論による情緒的価値の検討 等

上記2つをかけあわせて、「クライアントと当社が手を取り合って現在取り組むべき課題」を提示します。

問題点を明らかにした上で、セガ エックスディー独自のフレームワークである

・情緒的価値を中心としたエモーションフロー
・行動変容を中心としたグロースサイクル

【エモーションフロー】※独自フォーマット

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【グロースサイクル】※独自フォーマット

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などを活用し、実際のプロダクトやサービスなどに落とし込みます。

「何が問題なのかが分からない、考えている、議論をしている最中だ。」というご相談は意外と多いです。


タイプ②社会課題解決型:「社会的意義の高い企画を行いたい!」


このタイプのご相談は、自社のコアバリューが明確で、比較的事業規模の大きい企業からゲーミフィケーションを活用した施策を期待してご相談されることが多いです。

・社会課題の解決を中心に据え、新規顧客や市場を狙いたい
・SDG’sなど、これからの時代に取り組むことが不可避な分野でプレゼンスを発揮したい

ここで、「ゲーム(ゲーミフィケーション)と社会課題の解決って相性が悪いんじゃない?」という疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。

実際は過去の記事でも触れている通り、「苦手なものをゲーム的要素に置き換えることで前向きに取り組める仕組み」を作り上げることはゲーミフィケーションの強みの一つです。

・聞いたことあるけど自分でやるのは億劫に思えるし、ユーザーもそう思うのでは…
・行動変容と聞くと仰々しいな…
・SDG’s的なアクションをユーザーに理解させたいけどどうすれば…


こういった問題に対して、ゲーム的なアプローチを行うことで、自発的に、かつ心理的ハードルを下げながら取り組むことができ、取り組みにインパクトを与えることができます。


タイプ③技術活用模索型:「コア技術は持っているけどどうしよう?」


・アプリやサービスのコアとなるような仕組み、技術はすでに開発済み、開発着手中だけど、どういった活用をするのがいいのだろう…
・経済的、社会的インパクトのある利用方法を模索したい…


こういった悩みも当社にご相談いただくことがあります。

このパターンでは、セガ エックスディーがゲーム会社「株式会社セガ」のグループであり、エンタテインメントに強い知見を持っていること。を期待してご相談いただくことが多いです。

セガ エックスディーからは主に、エンタメ的な知見の活用、ゲーム企画ノウハウの横展開はもちろんのこと、

・ユーザーのさわり心地を突き詰めるデザイン、UI制作
・モックアップ、プロトタイプ制作による総合的なUX検証
・生活サイクルとコア技術がもっとも相性を発揮できるパラメータ設計

などプロダクトとしての完成度とエンタメとしての楽しさを両立させるものをご提案します。

技術に矜持のある「セガ」だからこそできるような提案を心がけています。


タイプ④事業伴走型:「本開発も運営もワンストップでお任せできない?」


このパターンは、はじめから大型企画でご依頼を受けることもあれば、①~③のような取り組みを行った後、本開発でも当社をご指名頂き継続してお付き合いさせて頂くケースもあります。

・制作コスト、コミュニケーションコストを抑えて本開発を行いたい
・プロジェクト運営ノウハウがないけど改めて外注先を探す時間がない
・一緒に作り上げた企画コンセプトを最後まで形にしていってほしい

といった要望にお応えし、プロダクトやサービスの開発、運営を行っています。

セガ エックスディーは、通常のコンサルティング会社と違い、事業会社としての側面も持っているので、開発部隊や運営チームを組成し、適宜PDCAを回しながらプロジェクトの伴走をすることが可能です。

セガ本体のゲーム運営ノウハウを活用した運営はもちろんのこと、東京ガス様とのお取り組みである「ふろ恋」など、セガ エックスディーが運用を続け、エンドユーザー様からアプリストアで平均★4.5を記録する高い評価を頂いている事例もあります。

もちろん、本開発だけ、運営だけなど企業のコンディションに合わせて柔軟に対応いたします。

・一旦ノウハウが貯まるまでまるっとお任せでお願いしたい
・自身もサービスに携わりながらプロジェクトを大きくしていった実感がほしい

上記のようなお声にも対応できますので、こちらも是非ご相談お待ちしています。


まとめ「結局セガ エックスディーには何が頼めるの?」


ここまで読んで頂きありがとうございました。

当社のスタンスとしては、
「どのようなニーズ・フェーズにも対応できるので、まずはご相談を!」
という「まぁ知ってた」という声が聞こえてくるようで大変恐縮なのですが、特に①のように何をしていいか分からない、というところで悩んでいるクライアントは多くいらっしゃいます。

こんな段階で相談していいのかな…などと気兼ねすることはございません。お声掛けいただければ、必ずご期待に応えます。

「まずはアイデアの壁打ちだけしたいんだけど…」というご相談にぴったりな、「クイックパッケージ」というサービスもご用意しています。


下記お問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。
https://segaxd.co.jp/contact/

それでは、読んでくださった皆様と一緒にお仕事できるのを楽しみにしています!

ありがとうございました!

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