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機動戦士ガンダム水星の魔女感想 魔女の出現は祝福か、呪いか——。

イラストは麻生セツさんに描いていただきました!
水星の魔女2期が始まりましたね。
いやー面白くて毎週楽しみにしています。
僕は小学生の頃から親戚の叔父さんの影響でガンダムが好きです。ファーストから見たのですが、MSはカッコいいし重厚な大人の人間ドラマに魅入られたのは鮮明に覚えています。子供の頃はガンダムを分かってる自分は大人なのではなんて思ったりしてましたね。

去年から新作アナザーガンダム、水星の魔女が放送していましたが、とてもガンダムらしい作品であると同時になんだか新しい要素がすごく入っているなと感じました。

今回は僕が面白いと感じるポイントを書いてみようと思います。

1  ガンダム初? 女性2人が主人公。

主人公はスレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブランという2人の女の子です。
女の子が主人公ってアニメでは初めてな気がします。今まではポケットの中の戦争のクリスチーナ・マッケンジーがいましたが、ポケ戦の主人公はアル・フレッドらしいのでやっぱり違う。
これだけでもすごく新しい感じがしますねー

個人的にガンダムシリーズは女性がメインテーマに思えるほど、とても重要な要素だと思っています。

アムロとシャアの心に住み続けたララァ。
気高さと女性を捨てきれなかったハマーン。
理想と現実の違いに狂っていったカテジナ。

水星の魔女では沢山の女性キャラが出ますのである意味非常に【ガンダム】らしいなと思っています。




2  学園と百合、魔女と花嫁。


これもガンダムでは珍しいですが、学園が舞台です。今までの主人公達も最初は学生ではあるんですが、すぐに戦争に巻き込まれ、組織に入っていた印象です。
あとここまで百合の雰囲気を持っているのもガンダムでは非常に珍しい。百合ってどこか綺麗で儚いイメージがあって、魔女と花嫁の単語もあり、SFでありながらどこかクラシカルな印象も持っている作品ですねー。


3  ガンダム伝統の親子の要素もあり。

ガンダム、というより富野由悠季作品では、親との確執がよくテーマになっていると思います。

水星の魔女も沢山の親が出てきますね。親の子供への想いが愛になったりエゴになったりする。

なので水星の魔女は実は伝統的なガンダムで、以前のシリーズからのファンも楽しめる内容となっていると思います。


4  個人的にチュチュが斬新で好き。

チュチュは個性的で好きですね〜。

髪型、可愛い見た目と反対のヤンキーな性格(笑)

搭乗機のデミ・トレーナーは資金力の劣る身分なので近づかれる前に狙撃するという面白い設定。
もっと出番欲しいなーと個人的に思ってます。

5  謎の多いストーリーで考察が楽しい。

非常にストーリーに謎が多いですね。
今までガンダムで情報を小出しにしていくミステリー的なストーリーはあまりなかった気がします。

視聴者を惹きつける見せ方は小説家志望としては勉強になります。

僕も何度かアニメを見返したりして考察しています。これが楽しい作業なんですよねー。

6 まとめ 新規の人も今までのファンも楽しめるガンダムです!

ガンダム初作品にもピッタリな作品だと思います。
百合、学園、企業、渋いデザインのMS。かなりいろんな人をターゲットにしている印象なのでまだガンダムを見た事が無い人は是非おすすめしたい作品です!

最後に2期のEDは歌、アニメーション共にゾクリとする感じでめちゃめちゃ好みです!


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