見出し画像

お金について考える2

まずは、面白い実験結果と言うか、
予想通りというか。
かなり参考になると思ったので…。
面白い研究結果があるので紹介します。
さっそく見ていきましょう。


イェール大学で行われた実験で、オマキザルにお菓子と交換できる1ドル硬貨のようなトークンを与え、翌日もそのトークンを与え、その翌日も与え続けました。

オマキザルがルールを理解した後、トレイにのった12個のトークンとグミ、ブドウを提示し、12個をどのような割合でグミ・ブドウに分けるのかを観察し、各オマキザルの趣向データを取りました。

その後研究者は、グミ・ブドウの価格を変動させました。例えば、グミの価格を下げる(トークン1個 = グミ2つ)など。するとオマキザルは人間と同じように、ブドウへ使っていたトークンよりもグミに使うトークン量を増やす合理的反応を見せました。

さらにギャンブルの依存度を測る実験では、事前にブドウを渡してから行うゲームを2つ用意しました。1つ目は、コイントスの結果に応じて何の報酬も無いか、1つのブドウを得るか。2つ目は、コイントスの結果を応じて2つのブドウを得るか、1つ失うか。

どのゲームを選択するのか観察したところ、多くのオマキザルは1つ目を選びました。これも人間と同じ「損失回避行動」と呼ばれるものです。
両ゲームは、失敗したとしても結果は同じですので、より利益を得る②を選ぶのがセオリーだと考えるのですが、実は損をすることへの恐怖心は、成功した時と失敗したときの比較判断を鈍らせるのです。そしてそれは、人間・おサル関係なく同じ反応を見せることが分かりました。

ここで、研究者はオマキザルが意図的にトークンを節約していないことを確認しつつ、なぜかトークンが増えているオマキザルがいることも確認しました。この情報から導きだされた結果は以下の通り。

 
①盗んでいるオマキザルがいる

 ②トークンをお菓子以外にも交換品として使用している


②のお菓子以外のものの正体はすぐに判明しました。それは「性」です。
セックスをさせる代わりにトークンを要求し、行為終了後すぐにブドウと交換する様子が確認されました。

研究者は慌ててオマキザルがトークンを使用しない、自然なセックスが出来るよう策を講じました。

記事はここで終わっているのですが、もし実験を続行し、オマキザルがトークンを使用し続けていくと、恐らく

①富裕層・貧困層に2極化が発生。
②集団内で争いが起きる。
③そのコミュニティが崩壊。

ちょうど、私達が置かれている状況は①、②のあたりをウロウロしていることになります。

また、ハーバードビジネススクールの教授であるテレサ・アマビールの研究は、人はお金を求めると
「創造性」
を欠くことが分かっています。
つまり、副業や起業をする動機が
「お金儲け」
であれば、いいアイデアが出ずに失敗する可能性が高いということです。


まとめます。


今回のオマキザルの行動は、私達人類とよーく似ています(笑)
前回の「お金について」の内容で書いてますが、それと照らし合わせると…。

1、研究者が米国

2、オマキザルが日本人

の構図が自ずと見えてきますね。
人はお金を求め出すと

「創造性」

を欠くこともわかってます。
そして米国は、インフレが加速してます。
ドルが崩壊すると円も連動すると考えるのがベターですね。

生活費の事や支払いに追われている人に
良いアイデアは当然出てきません。

まだまだ駆け出しの研究所ですが、
当初の、地域資源で資金を確保した後、
「弱者救済」
「再起起業支援」

は、あながち見当違いではなかったと
思います。

限界集落や、過疎化が進んでる地域など
そこで商売しても無理ゲーだし、
やはり若い人材や、意欲ある人材、
地域貢献する人、はお金儲けよりも大事な事を考えるべきだと思います。

今、言ってる事は社会常識的な概念を無視して考えてます。
もし、過去に起きたような悲劇が
また起こされようとしているのなら、
その逆を走れば良いんじゃ無いかと思ってます。
それが、

「お金に縛られない生き方」です。

それにはお金がある人が、無い人に
ギブできるかどうか。
お金ではなくても、その人の抱えてる問題や、お手伝いをする事だってできます。

例えば、地域としてやっていきたい事業、
残していきたい産業、それらをまずは地域の人間で事業を構築します。
その後、移住者がその事業を継承できるまでを地域人がバックアップする。
コレを実現できたら、胸を張って移住者を誘致できるでしょう。

地域として、何もしてない、何もしない。
何もする気がない。
僕にはそう見えます。
してるつもりかもしれないけど、それは自分の為。建前の為。

田舎の悪い所です👎
人口も少ないし、地域人が集結して
皆が同じ所を見れたら、僕の住んでいる地域は、良い人材が集まると思います。

時間も残されていない様な気もします。

今日も頑張ろ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?