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桜小路

生きる意味

探して

探し求める

歩き続け

歩き疲れ

桜咲き乱れる

堀沿いの道に出た

寒気のしていた

凍てついた身体は

芯からほかほかと

火が灯る様に

温められ

気が付けば

君は後ろにいた

幾重にも

曲がりくねった

泥濘の道を

走り抜けるように

無理をして

いつも涙に暮れていた

でも君が現れて

真っ暗な僕の世界は

眩いばかりの

光で満たされる

悲しみの終焉

呪いからの解放

君は何処から来たの

僕達は何処へ行くの

そこに神おわし

宿る君の身体

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