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根拠は?

カフェでの出来事。

隣席ではお茶会的な事が開かれていました。
そのうちのお一人が話題の中で

わたしは体を冷やしたくないので、1日2食をプロテインに置き換えているんです

と語っていた。

わたしはその話しを聞いて、耳を疑いました。
プロテインが体を温めるその根拠は一体何?と思ったのです。

少し驚きながら、話しを聞いていると(隣席だから勝手に聞こえてしまう)、プロテインを摂取することで消化の負担を減らして体の熱量を上げる方にエネルギーが使えるようになるそうです。

そして、そのプロテインをとあるハーブと一緒に混ぜて飲んでいるので腸を綺麗にしてくれる働きもあるとか。

たこやきちゃん、鑑定してる時以外は普通の人間。むしろすごい人格も低い奴なので、ひとり鼻で笑ってしまいました。


おそらく彼女は、色んなとこの表面的な部分を寄せ集めてるだけの勉強不足か、あるいはそういう商材(ダイエットプロテインハーブ♫みたいな?)にうまいこと丸め込まれてそのまま信じているかではないかと思います。

プロテインが体を冷やさない、というのはその間の式が抜けているんだと思うんですよね。わたしが思うに

筋トレをしてプロテインなどのタンパク質を多めに摂る

筋肉量が増える

筋肉量と比例して人の体温は上がる傾向がある

体が冷えにくい状態

っていう流れになるんじゃないかと。

つまり、体を冷やさないためにプロテインを飲む、というのは直接繋がらないってことです。

体を冷やしたくないんだったら、
・土鍋で炊いたご飯
・出汁を取った本物の味噌でつくった味噌汁
・自家製ぬか漬け
を食べた方が、よっぽど温まります。

根拠もあります。

人の話しをきいて、「へぇそうなんだ!」と思って自分もそれを取り入れるのはすごく良いことですが、自分で調べたり考えたりする力を持っていなければ、いいように騙されるっていうことにもつながります。

人はみんな「人それぞれ」じゃないですか〜。その人にとっては効果的でも、別の人には効果が出ないことだってある話しで。


プロテインの彼女も、まぁ一方的に否定するのも気の毒ではありますが、、、

じぶんも本当、気をつけよ・・・と思ったのでありました。

トンデモ健康説は多いよなぁ(^〜^)

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