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マインドフルネス体験日記②

8週間のMBCT(マインドフルネス認知療法)プログラムの3回目の報告です。回を進めるごとに新たな気づきがあり、考えられたプログラムです。MBCTについては以下の記事をご覧ください。

3回目のプログラム

静座瞑想(呼吸から全身、音、感覚、思いや感情に注意を集中)とストレッチ瞑想(ストレッチ動作のなかで身体に注意を集中)と呼吸空間法を教わりました。

静座瞑想

静座瞑想を約30分間行いました。意識を呼吸だけでなく、全身に向けるのですが、15分くらい経過したところで、心臓の鼓動を明確に感じることができるようになり、今までにない感覚を得ました。ただ、深い腹式呼吸をすると、心臓の鼓動がかき消されるので、心臓の鼓動を確認し続けるために、静かに呼吸をしてみると、呼吸に邪魔をされず、心臓の鼓動を感じ続けることができました。
心臓の鼓動を感じることがゴールではないのですが、常に自分の中に存在していながら、その存在に気づけていない物に注意を向けられたのは貴重な体験でした。
振り返りでそのことを共有したところ、そもそもマインドフルネス時の呼吸は腹式呼吸ではなく、普段の呼吸でよいと先生からアドバイスを受けました。

呼吸空間法

次の3ステップを5分間程度実施する非常に短時間の瞑想です。
ステップの順番が違っているかもしれませんが。。。

 ステップ1 意識を呼吸へと集め、呼吸の感覚をそのまま観察
 ステップ2 意識を広げ、今の身体の感覚、気分、考えなどを観察
 ステップ3 もう一度意識を身体全体へと広げる

あっという間に終わってしまい、この瞑想の意図がよくわかりませんでしたが、短時間で先ほどの心臓の鼓動を感じることができたので、こんなものかなと一人で納得。

ストレッチ瞑想

先生はマインドフルネスヨガまたはマインドフルムーブメントと仰っていました。ググるとストレッチ瞑想がこれらにあたるようです。身体のパーツをゆっくりと動かし、その時の身体のパーツを観察するというヨガ?です。
例えば、腰幅に立って、ゆっくりと膝を曲げた際の、足裏の様子などを観察するエクササイズです。やってみると、足裏の重心の位置が前後に動いているのがわかり、これまであまり感じたことがない感覚を得ました。

まとめ

今回は新たなエクササイズを実施し、今まで感じたことのない、身体の様子や動きを体感することができました。普段いかに、「今、ここ」に起きていることから注意が外れ、思考の海の中にもぐっており、自分の心身の状況に気づけていないことに気づきました。
言語の世界から、リアルな世界を感じる頻度が上がってきたように感じています。




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