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プロパガンダ論、簡単な見分け方とこれからのプロパガンダ手法

おはようございます。(二回目)
ちょっと時間がないので、あまり文章構成を考えておりません。
ただ、今書いておかないと忘れそうなので、書いておきます。

#意識低い系社長  です。

つい先程、Twitterで

わたしは、こう呟きました。

ですが、この140字制限ってのはどうもよろしくない。言いたいことはまだあるのです。

1.プロパガンダ=悪ではない

まず、プロパガンダと聞くと拒絶反応を示す人が多いんですが、個人や企業が広告を出したり、宣伝をしたりするのもプロパガンダの一種です。

プロパガンダ自体は悪くはないのです。ですが、巧妙かつ自然に受け取り側の思考を変化させる手段としてプロパガンダを用いるのが「悪」です。

2.ホワイトorコーポレートプロパガンダ

企業や個人が自社商品や情報発信のアピールのためにCMを流したり、マーケティングを行うのは、ホワイトプロパガンダといいます。現実に存在するものを広報するため、事実を周囲に知らしめることです。

この意味でのプロパガンダは近年では、ステルスマーケティングという手法を取ることで「悪」と見られつつありますが、わたしの考えではステルスマーケティングこそ、次世代のプロモーションだと考えています。(後述)

3.ブラックorグレープロパガンダ

2.のホワイトプロパガンダと違い、事実や明確な証拠のないものをさも、事実かのように捻じ曲げたり、誇張したりして喧伝することです。このブラックorグレープロパガンダはTwitter上で数多く見ることができます。

個人の主張のように見せかけて工作員が多数潜り込んでいます。マスコミの腐敗化(※スポンサーの意向に逆らえない)も要因のひとつです。従来、ブラックプロパガンダは戦時中、自国民の士気高揚や敵国への士気低下を目的として積極的に用いられました。

現代においては、個人の考えに見せかけたブラックプロパガンダはネット上、TV上、YouTube上、あらゆるメディア媒体に進出しています。わたしたちは受け取る情報が、常にブラックプロパガンダかどうか見極める必要があります。

4.ブラックプロパガンダかどうかを見極めるには

基本的にブラックプロパガンダは「ネガティブなこと」を言いません。なぜなら大多数の人の賛同を得られるために必要だからです。

世論操作や人々の思考を操作するために、ポリティカル・コレクトネスや倫理感、正義、といったワードを意識して用います。これで常に一定の支持層を獲得できるようになります。

アドルフ・ヒトラーが大衆の多くは愚かだと、言ったのも客観的に分析すると的を得ています。実際、彼は宣伝広報にヨーゼフ・ゲッペルスを登用し、プロパガンダの成功を収めています。

5.これからのプロパガンダ

まず、政治的なプロパガンダについてですが、現実的にネットメディアと実際のマスコミの世論調査に明らかな乖離がありますよね。

ネトウヨという表現は嫌いなのですが、基本的にマスコミはネットの世論をネトウヨと断じて、まともに扱うつもりはありません。当たり前ですが、マスコミにとってネットの存在は敵そのものです。

ノイズだらけのネットで正確な情報だけをキャッチするのは困難を極めますが、マスコミは事実をありのまま報道する媒体ではない、というのがはっきりしてきています。スポンサーや権力者、特権階級にとって不都合な情報はあえて報じない、のが現在のマスコミの姿です。

つまり、自分で正確な証拠と事実を調べて、自分で考える必要があります。信用のできるメディアはもうないのですから。

次に、企業や個人のプロモーションとしてのプロパガンダについてですが、わたしの見解ですが、ステルスマーケティング化はより進むと思います。

事実、数年前ぐらいまではインターネット掲示板「2ちゃんねる」の面白いスレッドをまとめたサイト「まとめブログ」系が流行りました。

そこにアフィリエイトを仕込むことで、アクセス数=まとめサイトの運営収入化という図式が出来上がっていたのです。そして「2ちゃんねる」ユーザーたちは自分たちのレスを勝手に使って金儲けするとはけしからん!と怒り、嫌儲民というジャンルを生み出しました。そして、最終的に「2ちゃんねる」は分解・解体され「5ch.net」と「2ch.sc」に分裂しました。

ですが、現在ではアフィリエイトはごく一般的な副業収入として幅広く受け入れられています。さらにSNSでインフルエンサーに広告宣伝を代行してもらうマーケティング手法が人気を集め、SNSで発言力や発信力を持つ(フォロワー数)=収入となってきている時代です。

今後、企業や個人向けの商売はありとあらゆるSNSを媒体にステルスマーケティングをもっと推し進めてくると、わたしは推察しています。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

よろしければコメントやフォローお待ちしております。

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