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医療系ベンチャーの闇~コロナバブルの終焉か?


こんばんは。

#KENMAYA です。

先日とあるニュースがありました。
医療系ベンチャー「テラ株式会社」及び同取引先に金融庁の強制捜査が入ったとのニュースです。

元々怪しさ炸裂していた同社ですが、
メキシコで治療薬の臨床試験をしているとの発表に対し、
全くの事実無根である可能性が浮上してきました。
また、粉飾や株価操作などの金融証券取引法違反の疑いで今回の強制捜査が行われました。

これが事実であればライブドア事件以降となる巨大粉飾事件になる可能性もあり、同社株価は2020年4月24日の151円が同年6月9日には一時2175円まで高騰したものの、2021年2月に発表した2020年12月期(連結)は、売上高7600万円(前期比62.2%減)と急減し、当期純利益は10億6700万円の赤字を計上。3月5日の株価は255円まで下落しています。

まさに「コロナバブル」といったところでしょうか。

ライブドア事件、村上ファンド事件共に、後に「ITバブル」と言われた時代の出来事でした。
しかし、現在の日本は誰がどう見ても「IT後進国」です。


「日本では出る杭は打たれる」

当時、堀江氏や村上氏は自己弁護でこのような発言をしていたと記憶しています。もちろん悪事は司法によって裁かれるべきですし、
有罪判決を受けた以上、彼らをかばうつもりは毛頭ありません。

しかし、結果としてITに対する漠然とした不信感は、
その後長期に渡り日本の企業や投資家のIT分野への投資を遅らせ、
日本をIT後進国にしてしまったのは言うまでもありません。


今回もコロナ禍を契機に大きな転換期を迎えることになった企業、
コロナ禍で大打撃を受けてしまい、倒産廃業せざるを得なくなった企業。
また逆にコロナ禍を皮切りに、様々な企業が大きく成長することにも繋がりました。

今までのライフスタイルや人生観を大きく変えることにもなった、
今回のウイルス騒動は、凝り固まった既成概念のビジネスモデルから、
新時代に適応できる頭の柔らかいビジネスマンをふるいにかける試金石であるのかもしれません。
もちろんこの話はビジネスに限った話ではなく、
他者とのコミュニケーション、自己投資、今後のライフプランに至るまで、
あらゆる分野において能力を開花することのできる人材と、
そうでない人材とを決定的に分断していくでしょう。


あなたはどちら側の人間でしょう。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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