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コロナ禍で売れた商品、売れなかった商品から見る今後の戦略


おはようございます。

#KENMAYA です。

先日とある記事が目に止まりました。

『コロナで売れた、売れなくなった商品TOP30』です。

売れたTOP30

まず、売れた商品から見ていきましょう。

売れた商品の中でも「食品」で見ると、特に目につくのが、
「冷凍水産」「冷凍農産」「シチューベース」「パウチ入り食材」「プレミックス」「パスタソース」など、そして「食品包装用品」(おそらくジップロックのようなもの)から見ると、家庭での長期冷凍保存及び時短調理にシフトしている生活が伺えます。


外食が制約される中、豪勢な食事よりも質素でレンチン系の食品が多く売れたのでしょう。カップ麺ほど意識は低くないけれど、混ぜて焼くだけみたいな食品の需要があったのだと思います。


また、意外なところでカー用品が入っています。


自家用車の出番が少なくなっている今、あまりカー用品は売れないと思っていましたが、逆に洗車に行くお金を節約し自分で洗車などを行う人が多かった、ということでしょうか。
KENMAYAとしても研磨剤をカー用品としてのプロモーションをしていましたので、もしかしたら車に使おうと思って購入して頂いたお客様もいらっしゃるのかもしれません。


売れなかったTOP30

次に売れなかった商品から見ていきましょう。

特に目につくのが、「化粧品」「医薬品」ですね。
その中でも「口紅」や「ほほべに」といったメイキャップ用品は、
恐らく1月に限らず、昨年からずっとこの調子
なのではないでしょうか。
「ファンデーション」及び「化粧下地」も含めると、
化粧品全般が相当苦境に立たされているのが伺い知れます。

また意外なことに、
いわゆる「風邪薬」も売れていません。
外出しないことで風邪をひきにくい状態も一因ではあると思いますが、
感染症予防措置の手洗い、うがいの習慣の浸透で、
普通の風邪もひかなくなっているのかもしれません。


表には載っていませんが、
家具、家電なども売れ行き好調だそうです。

さて、これらから見るに、
今後、どのようなブームが来て、どのような業界が縮小していくのか、
わたしの見解をお話したいと思います。

まず、「食品」のブームとして、ダイエット、健康食品ブームが来ると想定しています。その中でも既に始まっていますが、大豆ミートのブランド化(米のブランド化のように)、「こだわり系」食品、進化系「おうちご飯」(家で楽しめる海外料理シリーズなど)がブームになると予想します。

次に、「雑貨・家電」のブームとして、
少し前からもう始まっていますが、「自家製系」家電や雑貨の需要が今まで以上に高まると予想しています。
自家製麺、自家製パンといった主食系。
お手製の雑貨やインテリア、癒やし系グッズ、便利系グッズなど、
家でできるハンドメイド、ハンドクラフトなどに注目が集まると予想しています。


最後に残念ながら今後衰退、もしくは長期低迷が予想されるものですが、
まず、「アパレル」は二極化が激しくなると予想されます。
ファストファッションの「ユニクロ」や「ワークマン」は好調な一方、
ブランド系やトレンド系のアパレルは長期低迷が予想されます。
また紳士服、高級志向のファッションも厳しいでしょう。

次に、「化粧品」「医薬品」全般です。
肌や爪のお手入れといった日用品としての基礎化粧品は、今後男性向けに市場拡大も可能性がありますが、メイキャップ用品については今後も長期での低迷が予想されます。
またオンライン診療やオンライン処方が進むことで、今まで常備薬とされていた医薬品の需要も低下していく傾向に入ると思われます。


最後になりますが、
業界予想はあくまでも現時点でのわたしの見解です。
思わぬところで爆発的なヒットとなる化粧品が誕生するかもしれませんし、ブランド物のアパレルが一気に息を吹き返す可能性もあります。

ただ、確実に伸びるであろう「こだわり系」「自家製」「ハンドメイド」は今後要注目です。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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(今日は撮影日なので腱鞘炎と戦いつつ、頑張ります。)

29.ステンレス製タンブラー(サムネ2)


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