子どもが言っていい台詞じゃない
クズの祖の血を色濃く受け継ぐ男が長男である。
喋り方、自分は動かないが人を動かすところ、友人のステータスは自分のステータス、何から何までそっくりでパーマンのコピーロボットを思い出す。
ここ最近は容姿まで似てきたので本当に嫌悪感しかない。
この男、以前にも書いたが沸点が低い。
少しでも隙を見せるとそこに付け込み相手の人生を簡単に壊す。
サイコパスってこういう人かな?と思う、見本なような男である。
6歳の頃、兄がやってるMOTHER2を触るなと言われたのに触ってしまった私は、夜中に寝ているところを叩き起こされ誓約書にサインをさせられた。
ゲームを触った、それに対して僅か10歳の子どもが誓約書を作り、妹を殴りサインをさせたのだ。
もう異常じゃん…?
私は今でも覚えている。
寝ているところを起こされ、寝ぼけ眼で誓約書に名前を書かされたことを。
記憶では、お風呂場からシャワーの音がしたので母がお風呂に入っている間にバレないように機会を伺っていたのだと思う。
誓約書の内容は「わたしは勝手にゲームを触ったので兄が18歳になるまで奴隷になります」という内容はだった。
当時の私に拒否権はなかった。
今ならどうにか抵抗できただろうが、当時の私はとにかく名前を書くまで殴られ、寝かせてもらえなかったのだ。
6歳児には拷問である。
泣きながら名前を書いた私に兄はこう言った
「お前は今日から俺の奴隷だから」
10歳の子どもが言っていい言葉じゃない。
一体誰に教わったのか、それとも周りにそういう大人がいたのか真相はわからないが、とにかく当時からヤバい人間として完成されていたのだ。
今なら兄が何を言ってるのか、こいつ頭おかしいな…で逃げれるが、6歳の私は殴られることの方が怖かった。
その夜、悪魔と契約を交わした私は「18歳まで」どころか家を出るまで「奴隷」として自由を奪われることになった。
普通の家でそんなことは起きないと思うだろう。
親は見ているようで見ていないし、知っているようで知らない。
子どもは大人が知らない子どもの世界を築き上げている。
その昔「誰もしらない」という映画があったが、まさに大人は誰も「知らない」のだ。
これはただの兄弟喧嘩だろうか。
触るなと言ったゲームに触った子どもへの罰だから仕方ないのだろうか。
だから振われる暴力は仕方ないものなのだろうか。
夫婦や恋人以外にもDVという言葉が使われるのはこの日からずっと後…30年以上経ってからの事になる。
触るなと言われたゲームに触った私も悪い。
けれど、それは10年以上も私の自由を奪う理由になるのだろうか。
人間には理性があり
対話する力がある
人間だから
暴力ではなく
会話をする事ができる
力でねじ伏せ、自分の意のままに人の人生を踏み躙る。
ヤバい一族の祖の長男、こいつは今もどこかで誰かを罵倒し、母の金で生きているのだ。
ちょっと周りを見回して欲しい、部下でも男でも女でも店員さんでも、自分よりも弱い立場の人間に大声で怒鳴り詰め寄る奴がいたらそれはうちの長男かもしれない。
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