マガジンのカバー画像

水族館をつくろう【展示編】

30
地元に小さな水族館を作りたい! そんな目標を掲げた男の、日々の奮闘日記です。 どんな生き物を展示するのか、こちらでは展示予定の生物などを掲載
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

水族館をつくろう【展示編】#20 エビクラゲ

水族館をつくろう【展示編】#20 エビクラゲ

エビクラゲ/蝦海月

生き物の名前の多くは、形や色をモチーフにしてつけられているものが多く、クラゲなんかも例外ではないです👏

しかし、このエビクラゲはちょっと違っていて、体に小さなエビがたくさん共生してたことからこの名前が付いたと言われています🦐

名前の由来を掘り下げてみると、面白いです👏

なかなか入手の難しいクラゲですが、頑張って展示に漕ぎ着けたいです!

水族館をつくろう【展示編】#19 ギンブナ

水族館をつくろう【展示編】#19 ギンブナ

ギンブナ/銀鮒

ギンブナは、メダカと並んで身近な淡水魚ですが、割と劣悪な環境でも生息できるのでもしかしたら一番目にする機会のある川魚かもしれませんね🐟
この見た目通り、非常に地味な魚で水族館でもスルーされる代表みたいな位置づけになってしまってます💦
このような地味な見た目の魚でも、展示方法を工夫し、魅力を引き出す事は可能で、そこが飼育員の腕の見せ所になります😊
ただ魚を水槽に入れるだけでな

もっとみる
水族館をつくろう【展示編】#18 バフンウニ

水族館をつくろう【展示編】#18 バフンウニ

バフンウニ/馬糞海胆

福井では、日本三大珍味の一つ、汐ウニの原材料にしています🐟(美味しすぎる!)

このバフンウニはどちらかというと岩陰に隠れてしまう習性があり、展示してもお客さんに見つけてもらえないパターンもあります💦

そこで、お客さんの見える場所に岩陰を作り込む必要があります。

福井を代表する食材ですので、ぜひ展示したいですね🐟

水族館をつくろう【展示編】#17 チョウクラゲ

水族館をつくろう【展示編】#17 チョウクラゲ

チョウクラゲ/蝶海月

蝶🦋のように羽ばたくことからこの名前がつけられており、実際に羽ばたくように泳ぎます。
また、採集時期が限定されているので、希少性もあります。

ただ、四六時中羽ばたいてるわけでは無く、普段は写真のような状態で海中を漂っている事が多く、過去の展示でも羽ばたきを見ることは稀でした🐟

春から初夏かけて展示したいと思います🙏

水族館をつくろう【展示編】 #16 ギンカクラゲ

水族館をつくろう【展示編】 #16 ギンカクラゲ

ギンカクラゲ/銀貨海月

秋の沿岸や潮溜りを見ると、水面に円盤のようなものが浮いています。これがギンカクラゲです🐟

このギンカクラゲ、一匹のクラゲに見えますが、実はたくさんのクラゲの集合体です👏
で、実はこの円盤の姿の次のフォームがあるのですが、それを説明すると長くなりますので、是非検索してみてください🙇‍♂️

生き物全般に言えますが、このギンカクラゲも見せ方一つでとても幻想的になります

もっとみる
水族館をつくろう【展示編】#15 イオリクラゲ

水族館をつくろう【展示編】#15 イオリクラゲ

イオリクラゲ/庵海月

春の海でよく見ることができる、赤色が美しいクラゲです👏

この「イオリ」という名前ですが、茶室や別邸などの「庵」ではなく、石川県にある「庵」という町でこのクラゲをよく見ることができたことかついた名前です🐟

このように、地名が名前についた生き物も多く、それがどの辺りかを調べてみるのも楽しいですね🗾

水族館をつくろう【展示編】#14 マツカサウオ

水族館をつくろう【展示編】#14 マツカサウオ

マツカサウオ/松毬魚

読んで字の如く、見た目の模様がまつぼっくりに似ていることからつけられた名前です🐟

鱗が硬く、調理するには難しく手間がかかりますが、食べると美味しいのだとか…

そんなマツカサウオですが、外国では見た目からパイナップルフィッシュ🍍と呼ばれたり、硬い鱗からナイトフィッシュ⚔と呼ばれたりしています🐠

日本語の名前(和名)だけでなく、英名を調べてみるのも面白いですよ🤣

水族館をつくろう【展示編】#13 マダコ

水族館をつくろう【展示編】#13 マダコ

マダコ/真蛸

食べて美味しく見て楽しい。
そんな言葉がピッタリの生き物がタコの仲間ではないでしょうか?

岩場に潜むマダコ🐙は、巣穴の中でじっとしている性質があり、それを利用した蛸壷漁なども行われています。
そして、マダコを水槽で飼育する時も狭い場所を用意すると落ち着くようです。

水槽で飼育する場合の注意点として、マダコはよく水槽から脱走します。そのため水槽のフタはボルト🔩などで閉める必要

もっとみる