xP&Aが熱くなってくる!
xP&Aを聞いたことがありますか?
拡張された財務および運用計画と分析(Extended Planning)です。
Gartner社によって、2020年に作り出された概念です。
財務のみに焦点を当てた従来のFP&Aソリューションを、従業員、セールス、運用、マーケティングなどの他の企業計画領域に『拡張』するのがxP&Aです。
近年、FP&A(Financial Planning & Analysis)やCRM(Customer Relationship Management)、ERP(Enterprise Resource Planning)、HCM(Human Capital Management)が浸透し、各分野での自動化・データ一元化が進んでいます。
アルファベットだらけで混乱しますが、大体PときたらPlannningでMときたらManagementです。
では、その次はどうしていくのか?で注目を浴びているのが、xP&Aというわけです。
各要素を組み合わせて、全社全体の計画を立てていく。
リアルタイムでシナリオプランニングをし、変化に迅速に対応し意思決定をしていくのが求められているのです。
事例としてどういうものがあるのかというと。
これがない!Twitterで「xP&A」と検索かけても出てこない!
なかなかマイナーなところを引っ張って来ちゃったかなと思いました。
まだまだニッチな分野かもしれませんが、SAP社のAnalitics Cloudなどグローバル的には動きがあります。
ERPやCRMでデータ一元化、自動化はできた。
そのデータをダッシュボードに表示するBIツールも導入した。
今度は、単なるBIツールではなく、需要予測や全体最適化の計画を立てていく。
2024年までに70%のFP&AがxP&Aに代わっていくと予測されています。
財務分析だけではなく、人・計画・データを結び付けて、連鎖的に全体像を把握していくのです。
まだ始まったばかりのxP&Aですが、今後どうなっていくのか大きな動きになっていくのかが楽しみです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!