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「知らないバンドのTシャツ」を着る人に思うこと。

    皆さんこんにちは、こんばんは。

    先日、クレイジージャーニーという番組で、ヴィンテージバンドTシャツの買付旅に密着するという企画が放送され、話題になっています。皆さんご存知でしょうか?

    昨今ではバンドTシャツ市場がものすごく盛り上がっていて、ウン百万で取引されるものもあったりするようです。

番組でも取り上げられていたNIRVANAのヴィンテージバンドT。300万円で取引されているという。

    そんな中、ヴィンテージとしての価値やデザイン面が先行し、バンド自体のバックボーンを知らずに着用している人も多く、SNS上では、しばしば「知らないバンドのTシャツを着るのはアリかナシか」という議論が勃発しています。

    皆さんは「知らないバンTを着る」のはどう思いますか?🤔

    個人的には、「別にアリ」です。
ただ、「信じられない」というのが本心です。

    そのTシャツを買った、或いは買おうとしている状況であれば、自らがそのTシャツのデザインなり何なりに魅力を感じ、自らが購入を選択しているわけですよね。ましてやヴィンテージであれば、値段も張るでしょう。

    僕はその状況下にいるのにも関わらず、どんなバンドなのか調べたり、曲を聴いたり、しないというのが、とてもじゃないけど信じられないです。

    僕にとっては、音楽が大好きなので、バンドTシャツを着ることは、入れ墨を入れているような、もしくは支持政党ポスターを掲げているのと同じような感覚です。

    嫌いな人の頭文字のタトゥーを入れる人はいません。

    選挙において公約の内容が自分の考えと反対の政党に票を入れる人はいません。    

    でもバンドのバックボーンを知らずにTシャツを着ていると、それと同じようなことをやってしまう可能性がありますよ?
ということを僕は言いたいのです。

    簡単でわかり易い例を出します。

    キリシタンが、MAYHEM(北欧のブラックメタルバンドで悪魔的なイメージを標榜し、メンバーが教会に放火したりしている)のバンドTを着ているのは、変ですよね?

    これは極端な例かもしれませんが、的外れではないと思います。

    音楽は芸術の側面があるので、それを創作するバンドやアーティストには、何かしらの主義主張がある場合も多いです。

    芸術(アート)と正しく対峙するには、観賞者側も然るべき態度を取らなければなりません。

    ただのTシャツでも、それにプリントされたバンドが創るものは、「アート」。単なる「デザイン」として扱うのは、危険でもあるのです。

    たかがTシャツ、されどバンドTシャツ。

    僕はこれからも、ある種の「覚悟」を持って、バンドTシャツ、着ていきたいです(⁠^⁠^⁠)


それではまた、何卒よろしくお願いします🙇

    

    


    

    


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