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決意

先日20歳になり、いよいよ大人と呼ばれる歳となった。
生まれてから20年の間に、果たして自分は何かを成し遂げられたのだろうか。

3歳から人生をかけていたサッカーでは何も残せずに辞め、学問はできなくはないが中途半端、大学にも行かず定職にも就いていない。つまり、何も成し遂げてない。

そんな何も残せていない、中途半端な人生を歩んできた私が偉そうに何かを言うことはできないけど、私は夢と決意、そして人生で大切にしていることがある。

世間から見たら今の私はただのフリーターで20にもなって何やってるんだと思われるだろうし、そう思われて当然だ。だからこれを美談にするつもりはない。
これは一つの自分へ向けた鼓舞であり、たまたまそれが誰かの心に響いたら一石何丁にでもなるだろう。

高校に上がってから私のサッカー人生は降下し続けた。

中学の頃の恩師に泣きながら電話をしたこともあるし、言い表せないような悔しさと辛さを誰にも言えず、ひたすら耐えるしかない日々。

怪我もして、もう這い上がる気力はほとんど残っていなかった。

何度自分を奮い立たせても耐えられなかった。

サッカーで上手くいかない時を楽しめなくなるどころか、サッカーを楽しめなくなった時、サッカーを辞める決断をした。

幼い頃、「決して逃げない、絶対に負けない」と決意してから初めて逃げる選択をした。初めて負けた。自分自身に。

自分の決意を曲げたことも悔しかったし、とにかくサッカーを辞めるのが辛かった。

もう絶対に負けない。

指導者になることを決めた。

夢は変わっていない。

20歳である私の夢は世界一になることだ。

馬鹿げた夢であることはわかっているけど、変えるつもりはないし自分ならできると信じてる。

サッカー選手としては実現できなかったこの夢を、指導者として、監督として実現する。

今日まで歩んできたこの日々が、無駄だったのかは死ぬ時にしかわからないけど、自分を奮い立たせる術を知ったし、折れない心を培った。

多分これは自分の大きな武器になるだろう。

結局大切なのは、最後まで自分を信じて、覚悟を持って自分を鼓舞することだ。

そして、一番大事にしているのは、不幸の言い訳にならないこと、そしてその道で幸せではない時を過ごす覚悟だ。

夢とは違う仕事をすることも、夢を追いかけることも、幸せではない瞬間が必ずある。

もし、生きている今の道で幸せじゃないとか、悪い部分ばかり見えてくるなら道を変えるべきだ。

夢を追いかけてるからかっこいいとか、大手に就職したから偉いとか全く関係ない。

何か決断をする時、不幸の言い訳にしない自信があるか。

もし自信がないならその決断は変えるべきだ。

もし夢を諦めて就職を決めた時、この仕事は夢と違うからとか悲観的になるのならば、その決断は自分を欺くことになる。

もし、夢を実現しようと決めた時、夢を追いかけているから貧しいですとか、みんなより苦労してますとか思うならば、その決断への覚悟の不足をあらわすだろう。

決断する前に、不幸の言い訳にしない自信を自分に問うてみる。

そして決断したならば、覚悟を持つことだ。

高校で幸せではない時を過ごした時、サッカーを辞める時、不幸の言い訳にしない自信があった。

そして覚悟を持った。

その時期が、私になかった力を与えてくれたと信じてる。

また私が苦しい時に光を与えてくれたのは、夢だった。

家に問題があっても、お金がなくても、夢のために、夢のためにと
心が折れることはなかった。

夢を持つのは難しいことかもしれない。

生活をしなければならないし、実現しない可能性だってある。

悪い方向に考えればいくらでも出てくるものだ。

それでもできると思えるくらいの自信を持たなければならないし、自信が持てるくらいやらなければならない。

幸せとは幸せではない瞬間のその先にあると信じている。

目の前の苦しみから逃げ回って、近くの”楽な道”を幸せだと勘違いして飛びついていたら、いつまでも幸せと呼べる日はこないだろう。

私は多分これまでに多くの困難も経験したのだろう。

多分多くの人がそう感じる瞬間はきっとあるはずだ。

でも、これが夢を実現するための道の一つだとしたら、その瞬間から得られるものを探すだろう。

そうしているうちにいつの間にかその瞬間は過ぎ去っている。

辛い瞬間は誰もが長く感じるだろう。

その瞬間をどう過ごすのか、これは人生を大きく左右する。

なぜなら、辛い時に人間の本質がよく現れるからだ。

辛い時に助けてくれるのが私は夢だと信じてる。

それを証明するためにも、私は必ず実現しなければならない。

もう決して負けない。

自分の生きてきた道を否定してきた人に、すべての人に、そして自分自身に。

選手として見せることができなかった景色を必ず。

自分を信じてくれ、自分を育ててくれたすべての人のため、そして自分自身のために。

私は人生かけて必ず実現する。

必ずできると信じている。

夢とは幻ではなく、可能性のことだ。人間には、何歳になってもいろいろな可能性が残されているのだと思う。その可能性を信じるべきだ。
                              三浦雄一郎
何もしないのに変わろうなんて甘いよ、変わりたいなら行動を起こせ、他人任せにするな失敗をおそれるな、失敗したっていいじゃん、過去の偉人はみんな言うだろ、失敗は成功のもと、変えられるのは自分だけ、変えるのは自分。
Don't ever let somebody tell you you can't do something.
「お前にはできない」なんて絶対、誰にも言わせるな。
Not even me.
(父である)俺でさえだ。
All right? You got a dream, you gotta protect it.
いいな? お前に夢があるなら、それを守りぬけ。
People can't do something themselves, they wanna tell you you can't do it.
人は自分が何かをできないと、他人にも「お前にはそれはできない」と言いたがる。
You want something, go get it. Period!
何かが欲しければ、それをつかみ取れ。それだけだ!
                        幸せのちから(2007)より 

何か人生かけられるものを見つけてみませんか。

自分を鼓舞し続ける間に自信がつくはずです。

最初は虚勢でもいい、自分ならできると心に叫んでみてください。

いつの間にか本当にできる気がしてくるはずです。



20歳になってちょうどいい機会だったので改めてこういった形で書き留めることにした。

そんな私は現在、より多くの人が夢実現を目指せる環境を創る事業の準備をしています。本文でも話したように私は、夢、人生をかけられる何かが大きな力になってくれると信じています。ただ、それを求められない環境に置かれている人が多くいるのも事実です。そこで、E-ris GROUPという組織を立ち上げ、多くの人が夢を持つことができ、持ち続けられる環境を創る活動を、一緒に夢を実現しようという思いも込めて進めていきます。
現在、スポーツチームを立ち上げたい人、スポーツチームに関わりたい人、エンタメ業界に興味がある人、イベント業に興味がある人、イベントに参加したい人、とにかく夢を持つ人、あるいは夢を探している人を探しています。

興味がある方は下記のtwitterよりご連絡ください。
また、サイトの方に組織について詳しく書いてありますのでそちらをご覧ください。

E-ris GROUP公式サイト
(※現在閲覧はできますが、制作途中です。
申し訳ございません。)
https://www.eris-gr.com


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