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中学受験をする子の親としてやってきてよかったこと

中学受験に向けて息子に伴走中、大志です!
(大志を抱く中年│👉自己紹介

関東の中学受験までのこり1ヶ月ちょっと。
このまえ親の心構えをマンガ"2月の勝者"から学んだ話を書いた。

最近忘年会で、長男と同級生の子を持つ親(自分の先輩や友達)から、「偏差値が足りなくて志望校下げないと」「もう時間無いのに子どもが勉強しない」「勉強つきっきりで見てる妻がぶち切れてて家がやばい」といった話を聞いた。

片やうちの長男坊は、油断大敵ではあるものの最後のテストで志望校に偏差値は届いている、勉強は自分でするときはする、勉強をつきっきりで見ることはなく家も時々ぴりぴりするけどやばくない状態ができている。

今回は、忘年会で話しながら、今のこの状態がつくれたことに寄与したのかなと感じた、これまで何年もやってきたことをまとめる。

いつか子どもの受験を考える親御さんの参考になったらいいなと思うのと、次男坊にも同じようにしていったほうよいことの棚卸しのため。


やってきてよかったこと

中学受験に向けた学習は思うに、よいプロセスで、よいインプットをし、よいアウトプットをどれだけしてきたか?に尽きるのかなと思う。
やってきてよかったのかなと思うのは、

よいプロセスで、
◀①毎日やる
◀②サイクルつくる
◀③効率よく勉強できるようにする

よいインプットをし(普段の勉強に加えて、)
◀④マンガで学ぶ
◀⑤ちがう大人から話す
◀⑥一緒にニュースを見る

よいアウトプットをする(普段の勉強に加えて、)
◀⑦交換日記する

①~⑦を順に書いていく。

①毎日やる

長男坊は年長さんくらいから公文を始めて、毎日国語・算数のプリントをしてきた。3年生くらいになると公文の高学年教材までを終えて、4年生くらいからSAPIXに切り替えて勉強してきた。

教室に行く日は教室で、教室が無い日は自宅で、7年間ほぼ毎日必ず机に向かって勉強する時間を少しでも作ってきた。

この習慣を年長さんや小学校低学年から始めるのか、小学校中学年~高学年からやるのでは、大きな違いがあるのかなと思う。

②サイクルつくる

テレビやゲームやマンガなど、楽しいことの前にその日の勉強を終わらせるということを決まりにしてやってきた。やるべきことが先、楽しいことはそのあとのご褒美の位置づけ。

1週間のサイクルとしても、火・木・土曜日がSAPIXなら、水曜日は火曜日の復習、金曜日は木曜日の復習、日曜日は土曜日の復習、月曜日は1週間分の復習で間違った問題の復習、穴あけして紐に閉じて完了。1週間の曜日によってやることを決めてやっていた。

勉強をしないサイクルを作ると、ずっとそのサイクルにハマっていくし、1週間の中で復習がこぼれるとそこがわからないところとして残り続けるから、サイクルを自分と息子で話して決めて、そのサイクルを回し続けることをしてきた。

③効率よく勉強できるようにする

勉強をするにも、紙が大量にあったり、間違った問題が散り散りになって復習するべき問題を探すことに時間がかかるようになったりしてくる。それだと、集中するべき問題に時間を集中できないから、勉強している様子を見ながら、効率よく勉強できる方法を一緒に考えて、手を打ってきた。

環境を整えることは大人の方が得意。
子どもにやらせることで学ぶこともあるのかもしれないけど、そんなことは大人になってから学べばいい。そう思うので、紙を整理する、過去問をコピーするなどなど、環境を整えることは自分の役目としてサポートしてきた。

(補足)環境面でサポートしている内容のお話

④マンガで学ぶ

インプットは、学校や塾の教材だけではない。
図書館を駆使しながらいろんなマンガを自分も一緒になって読んできた。子ども達は、活字だとなかなか進んで読まないけど、マンガだと進んで読む。

例えば、
社会で言えば、マンガ日本の歴史、世界の歴史、世界の偉人シリーズ。
理科で言えば、ドクターストーン。
道徳で言えば、ドラえもん、Onepiece、サバイバルシリーズなど。
受験の心構えで言えば、2月の勝者。

2月の勝者は、息子に見せるかどうか少し悩んだが、本人に聞くと読みたい!と言うので読ませた。2月に向けて、どういう状況になるのか、2月の合格発表で何が起きるのかを知った息子は、自分は絶対受かりたい!と言い、読む前よりも勉強に集中するようになったように感じる。

(補足)マンガで学んだ結果、自分が震えるくらい頭よくなった話

⑤ちがう大人から話す

親や祖父母とはちがう大人から話すことで、息子にとっていい刺激になると思って、そういう機会を何回か設けた。

時々、家で友達が集まって飲み会をすることがある。そのときに息子が行きたいと言っている中学校出身の友達に、中学受験で勉強したことや、中学時代にどんなことをしていたか、学校の授業や部活はどうだったか、話してもらったりしている。ミニOB相談会。

親である自分たちは、地方出身で中学受験を経験していないし、関東の中高一貫校の様子を息子に伝えることはできないので、とってもありがたい。息子も一次体験をしてきた大人の話によって、合格に向けた道や入学後の自分を解像度高くイメージが持てるようになった。こういう機会はほんとに大事だと思った。

⑥一緒にニュースを見る

毎朝、自分と息子たちは1日分の洗濯物をたたむのだが、その時間はいつもニュースを見ている。なにがおきてるか。どこで起きてるのか。なぜおきたか。なにが問題なのか。どう思う?などなど、手を動かしながらいつも話して、朝食前の時間を過ごしている。

テレビで海外のニュースが流れたりしたら、都度、世界地図を使って話をしている。

ウクライナはここで、ロシアはここ。ここから戦争が始まったんだよ。
バスケ日本代表と沖縄で戦ってるカーブベルデの選手たちは、アフリカのここらへんにある島から来てくれてるんだね。めちゃとおいね。飛行機でどうやってきたんだろう?などなど。

世の中で起きてることを知り、考える素地になっている気がする。

(補足)リビングに世界地図があるととってもいいです!

⑦交換日記

長男坊が小学4年生になる前に、塾のテストを受けたときのこと。

そのときの国語の問題で、「あなたの考えを書きなさい」という問題があった。息子は答案用紙に「とくになし」と書いて、その問題0点。

帰ってきて息子は、「考えを書けって問題があったけど、なんもないから「とくになし」って書いたぜ~」とかって言ってきた。

当時、公文の教材は小学校高学年まで進んでいたが、自分の考えを書く、ということを1mmもやってきていなかったことに気付いて、難しい漢字を知ってたってこりゃまずいなと思った。

自分の考えを文字にしてアウトプットする力が圧倒的に足りてないなと思った自分と息子は、その日から交換日記を書くようにした。1日1ページ。
6年生のSAPIXの授業が増えるまでは続けたのでだいたい2年半くらい。

これによって、1日1ページの文量ならさらさらっと書けるようになった。「今日読んだ本について書いてみて」ってリクエストすると読書感想文の練習になったりもする。
結果、考えを書きなさい系の問題も今は得意になった。

1冊60ページなので900日分くらいの日記

まとめ

ということで、中学受験をする子の親としてやってきてよかったなと思うことでした!

よいプロセスで、
◀①毎日やる
◀②サイクルつくる
◀③効率よく勉強できるようにする
よいインプットをし(普段の勉強に加えて、)
◀④マンガで学ぶ
◀⑤ちがう大人から話す
◀⑥一緒にニュースを見る
よいアウトプットをする(普段の勉強に加えて、)
◀⑦交換日記する

思い返すと、自分が小学校のときは毎日虫を捕まえたり花の蜜を吸って生きてたので、それに比べると息子は、圧倒的によいプロセスで、よいインプットをし、よいアウトプットをしていると思う。。ほんとうによくがんばってきた。

あと1ヶ月半で受験本番。3週間後には1個目の受験がある。
これまでの頑張りが実り、志望する中学校に行けるとよいなと心から思う。伴走・応援を続ける。

ということで、がんばりましょう受験生&親御さん!

(おまけ)交換日記に使ってる日記帳はこちら。
日記は、低学年から始められるし、国語力がつくし、毎日やれば習慣力がつくし、親子の毎日のコミュニケーションにもなり、一生の思い出にもなるしで一石五鳥でおすすめ!

続く


(関連リンク)”大志を抱く中年”について
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