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創作大賞2024をふりかえる


小説部門では3作品応募しました!

力入ってる順に……


①  針を置いたらあの海へ

あらすじ


明日も俺のまま、
この身体と心のまま、目を覚ましたい。


ニットの名手・レオ(16)は、全身タトゥーの彫り師・たっちゃんさん(28)の「目を借りて」、カラフルなフェアアイルニットを編むことに。
また、たっちゃんさんもレオ独自のセンスと画力に魅了され、顧客のタトゥー図案を共に描いてゆく。
ニットとタトゥーに彩られる日常の中に見え隠れする、2人の抱える苦しみの影。
バディ体制での創作活動を積み重ね、無二の絆を得た2人は、関門海峡へ旅に出る。

傷を負った大人と、傷の場所を知らない少年が、自分を肯定するまでの物語。

アピールポイント

・ライトに始まるし途中途中もほっこりとかポップな展開あるけど、真面目にテーマに向き合ってます(当社比)
・キャラクターが過去作で1番気に入って貰えました
・ニット×タトゥーというのはなかなかない取り合わせだと思います
・情景描写に力入ってます!

こんな人におすすめ

・可愛い男が好き
・会話劇が好き
・連続ドラマ的な構成が好き
・ハンドメイド好き
・読み応えあるものが好き
・映像的な描写を感じたい
・ラストでうぉぉ!となりたい(なってくれ)


②  あいこさんの相続人

あらすじ


これは、
おれが好きな人の相続人になるまでの物語。


アイドルオタクの「おれ」は、同じくドルヲタのあいこさんが、脳疾患持ちであり、突然死の危険性があると知る。
二人はノリで「あいこさんを看取る」「死後あいこさんの家を相続し処分する」ことを条件に同居する。
同居開始から一年半、あいこさんは死去。
「おれ」は、未練や後悔を抱えたまま、家の相続に着手できずにいる。

家を訪れる様々な人とのかかわりを通して、生前のあいこさんの想いを紐解いていく。

アピールポイント

・1話4~5000字程度、文体もかなりライトなのでサクッと読めます。
基本的に、文字数の割にサクサク読めますよ私の小説は!
・処女作でめちゃくちゃ肩の力抜けてるので、読む方もたる〜っと読めるかと
・でもちゃんと泣き所あるよ🫶🏽

こんな人におすすめ

・ヒモが好き
・女性アイドルが好き
・結末にちょっとした仕掛けがあると嬉しい!
・気軽にパッと読みたい


③  町中華屋のマイコー

あらすじ


俺達は駅前の町中華屋で、
マイケル・ジャクソン探しの旅に出た。

 大学1年生のレオと、彫り師の達海は、友人関係から恋人関係にアップデートしたばかり。達海宅の近所に「マイケル・ジャクソン御用達」と噂の中華料理屋“楽々”があるが、マイコー(マイケル)御用達の料理は分からない。二人はマイコーと同じ料理を食べるため、店の全メニューを制覇する「メニュー表の旅」に出ることに。
 色覚特性を抱えながら美大に進んだレオは、10代ラストイヤーに「俺って何?」「俺は何がしたい?」と悩み、テツガクする。
 人はどうして美味しい料理と美しいもの、生活の彩りを求めるのかを探す、60平米の旅の物語。

アピールポイント

・「針を置いたらあの海へ」の続編……と言いつつ、これ単独でも分かるようになってます!!
・「マイコー」を読んで、キャラとか雰囲気がいいなと思ったら「針を置いたら」を読むのもアリ
・食モノなのでお腹減ってる時にでも🍤🥟🍜

こんな人におすすめ

・只只Happyな話がいい
・美味しい食べ物の話が好き
・「針を置いたら」でレオたっちゃんのその後がとっても気になるよ!な人
・気軽にパッと読みたい
・すっごいほのぼのBLがお好き


エッセイ部門・オールカテゴリ部門

もう力尽きたのでリンクだけ貼ります!!

個人的にichiban可能性高いと思っているのは、オードリーANN in 東京ドーム です。

でもスキ数ichiban多いのはWWTこと私と若林正恭と髙橋海人と です。
熱量がichiban高いのもこちら。






ふりかえり

恋愛小説部門3作品。
初めて書いた「あいこさん」、
波乱万丈「針を置いたら」、
布団の中で書いた「マイコー」。
書く時のエネルギーの差がすごい……!
でも、どれも書いててすごく楽しかった。
「あいこさん」は、なんか恥ずかしくて読み返せず、推敲ゼロ。いいのか。

エッセイ部門3作品。
noteのはじまり「WWT」、
夫ᯒᯎ″❤︎「東京ドーム」、
King & Princeᯒᯎ″❤︎「ここにいるふたり」。
好きな人の話しかしてない!
おめでたい人生!!ありがとうございます!

オールカテゴリ部門1作品。
髙橋海人愛製本「文庫本」。
別に小説とかじゃなく、ひたすら愛を綴ったコラムで、厳選して11万字。
友人の義姉に「愛の鈍器」と評された。
ワードセンスに嫉妬。



お気持ち(達成感編)

7/23が、note開始1周年だったんですよ。
なので、今回の創作大賞は、note活動の総括って感じですね……。
前半は海人海人海人海人海人、
後半は小説、小説、小説。
いずれにしろ、2023.7.22には想像もしなかった2024.7.23でした。
私、ここまで(量)書けるんだー、と他人事のように眺めてた1年でした。
一生楽しめる趣味が出来たな、と思いますし、書くことですごく沢山の人と繋がれました。
WWTを書こう、と思い立った2023.7.23の夜、noteというプラットフォームを何気なく選んだことも幸運だったと思います。


お気持ち(不安編)

来年の創作大賞応募する?問題。

小説は多分、これからも書くと思います。
問題は、エッセイ……!
というか、オタコラム!!
正直、もう今年応募した位のスキを貰える記事って書けないと思う。
そして、エッセイ部門はそもそも下読みして貰えるかどうかが、小説部門よりもシビアだと思います。
だからなぁ……自信ないです。
それにエッセイは、創作大賞に限った話でなく、何が評価されるか読めないので。
なんの気なく書いたものがすごく評判良かったり、逆も然り。

小説書く脳とエッセイ書く脳って使う部分が違うと思うんです。
だから、小説小説小説、ってなってる今、エッセイ(特にオタク側の)を書くのがすごく難しくて……
オタ垢Xフォローして下さってる方に申し訳ない、でも別にみんな毎日私の記事待ってる訳じゃないし自意識過剰だろ、の行ったり来たりです。

そして、いっこも中間選考通過しなかった時。
私、自分の作品への愛が盲目なので、中間選考通過しなかったら自分がどうなるか読めないです。笑。
特に小説。
小説部門は、出版社の新人賞に比べるとかなり倍率低いです。
カテゴリエラーもほぼないでしょう。
ここで通らなきゃ……!っていう。

そこで火が着く自分でいたいです。
とりあえず、中間選考までにもう一本は長編書いて、「あ〜今の作品の方が出来良いもんなぁ、そりゃアレじゃ通らないよね〜」って(涙目で)言えるように準備しておきます。

次の照準はオレンジ文庫ノベル大賞です。
めっちゃポップなもの書くぞ。


もっといい小説を書きます!