くらもとみき

我が家の世間とは少し違う価値観を、日常の風景と共に楽しくお届けします。大切なものはなに…

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我が家の世間とは少し違う価値観を、日常の風景と共に楽しくお届けします。大切なものはなに?優先順位はなに?を常に考えるようにしています。

最近の記事

あそびを通して、身につけたものとは

日曜の朝。むすめと私が食卓でご飯を食べていた。 私が、テレビでヨーロッパのおもちゃを取り上げた番組を見ているときに、ふと気になったので、娘に質問した。 「小さい時に、家にあったビー玉を転がすおもちゃで遊ぶのって、すきやった?」 「ううん。」 娘は、即答で否定する。 テレビでは、おもちゃを通して試行錯誤することで、子どもの想像力や表現力を育むというような説明をしている。 再度、娘に質問する。 「こういうの、あんまり興味なかったよね。」 そしたら、娘が説明してくれ

    • こころが動き出す方へ

      このnoteを始めたころの私は、暗中模索、自分の中にあるもやっとを感じているものの、どこに向かうのか、何をやっていくのか、全くわからない状況だった。 でも、このもやもやを丁寧に扱うことで、必ずそこに道が作られていく。必ず私だけじゃなくて、いろんな人との繫がり、関わりの中で、より良い世の中を作っていくものが生まれていく。 その感覚だけは、確かにあった。 感覚に従い、自分のあるべき姿にあるがままを導けるように、それまで手にしてきたものを、一度手放した。何もなく、自由な状態で

      • 娘に相談してみたお話

        現在、自宅で人生を模索中の17歳(学年的には高2)の息子は、やりたいことが見つからずに、日々困っています。 たまに、私に自分が日常の中で感じたことや、考えたことを話してくれます。将来について、どう考えているのかという話に繋がるときもあるし、ただただ話すだけで終わるときもあります。 先日、息子と私で話しているときに、ふとしたことから、 「将来に繋げる一歩を見つけるためには?」 という話題になりました。息子としては、今の自分がすぐに動いてみようと感じるものにはたどり着いておらず

        • 学校に行かない選択とどう向き合うのか

          ここ数年、この時期は、夏休み明けの子どもたちに向けて、「学校に行かない選択もあるよ。」というメッセージが多く届くようになったように思います。 わが家でも、学校に行かない選択を、本人が、親が、みんなで受け入れたタイミングがありました。それを経験したものとして、今感じていることを言葉にしてみます。 わが家には、17歳の息子(学年的には高2、学校に所属せず。)と高1の娘がいます。二人とも学校に行かない選択の経験者です。 息子は、幼稚園から集団に属することが苦手でした。それでも

        あそびを通して、身につけたものとは

          感情の豊かさを味わう

          このnoteは、私が等身大の私として言葉を紡いでいく練習を重ねるために、用意した場です。 書き始めたときは、自分の中から浮かんできた言葉や、私が身を置きたい環境を言葉にしていました。 その後、子どもたちの居場所づくりプロジェクトビリーバーズの立ち上げに関わることができて、あの時言葉にしたことが現実になってきたな~と感じています。 私が、自分の願いや想いを大切にしながら日々を選択している中で、子どもたちも自分の気持ちや考えを大切にしながら、日々を選択し続けてきました。子どもた

          感情の豊かさを味わう

          一歩一歩を積み重ねる

          今日は娘の高校入試です。 娘が小5までは、一つ上の兄がことあるごとに学校を休んだり、ペースを乱したりしているのを、 「学校行くの当たり前やで。」 「教室で授業受けるの当たり前やで。」 と、若干揶揄してた(とはいえ、仲良くしていた)んだけど。 小6の時、クラスの男の子ともめてたことがきっかけで、そこから教室で過ごすことが難しくなってしまいました。 学校に行こうとするけど、足がすくんで動けない。 泣きながら家に戻ってきたこともあった。中学に上がったら大丈夫かな、たくさん心配もし

          一歩一歩を積み重ねる

          インタビュー動画が公開された~!

          インタビュー記事掲載サイト「Re・rise News」に私のインタビュー動画を掲載していただきました。 居場所づくりに携わっていて、しみじみと難しいな~と感じるのは、「価値を伝える」ということ。 私が事務局を担当しているFBグループも、フリースクールも、 「この場所があってよかった。」 という声はいただけるものの、利用したことがない人にその良さをどう伝えたらいいのだろうと、いつも感じています。 おそらく、それはわが家の子育てにも通じるところがあり、子どもたちがどの選択をし

          インタビュー動画が公開された~!

          順調じゃないことだらけ

          子育てで一番学んだことは、 「予定通りには、全く進まない!」 ということです。笑 私は自分自身のことを、とっても不安が大きいタイプだと感じていて、予想がつかないと安心できず、嫌な想像ばかりを繰り広げてしまうので、とりあえずできそうな範囲で予定を立てて、何とかその中で「できる」を積み上げてきた学生時代だったように思います。 というか、就職、結婚、子どもが生まれると理由での退職くらいまではそうだったかもな。 子育てでは、自分の想像を超えたことがたくさん起こりました。 子どもっ

          順調じゃないことだらけ

          この道を進んだ先には

          このnoteは、私自身の気持ちの整理、そして次のステップへのヒントを見つけるために書いているものだな~というのを改めて感じているくらもとみきです。 前回の投稿は、今の自分のそのまんまを書ききったのですが、それがよかったのかたくさんの方に読んでもらえました。ありがとうございます。 今回の投稿は、前回書いた息子のことのその後を書こうと思います。 中学時代の不登校から自分で高校受験を選択し、希望する高校に合格、入学したものの、学校に行かないことから始めた息子は、6月中頃に高校を

          この道を進んだ先には

          全部ひっくるめて、振り返ってみた

          久しぶりのnoteです。 自分の気持ちを整理すること、そして、置き忘れてきてた自分の感情を味わうこと、その2点をnoteを書くことでできたらいいなと思っています。 今回書くのは、高校1年生になった息子のことです。 前にも書いていましたが、息子は中1の冬から学校に行っていませんでした。後から息子に聞いてわかったことですが、何度か学校に行こうと思ったり、勉強を再開しようとしたりしたことがあったそうです。 でも、やっぱりできなかった、行けるならみんなと同じように学校に行って、友だ

          全部ひっくるめて、振り返ってみた

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          2022GW徳島

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          今素直に伝えたいこと

          自分の中にある、一番クリアな想いを、素直に言葉にしていけば、自然と未来が切り拓かれる。 というのを、この2ヶ月ほどでめちゃくちゃ体感しています。 きっかけは、 「頑張りすぎている自分」 を周りの人が教えてくれたこと。 その時の私は、もちろんがんばってるつもりもなく、なんならこんなにのんびりマイペースに過ごしてもいいものかしら?と、少し申し訳ない気持ちすらあった。 「何もしなくていいよ。」 「そのまんま、楽しんで。」 「今まで十分に頑張ってきたことを認めてあげて。」

          今素直に伝えたいこと

          オンラインイベントを開催しました

          先日、子育てに関するオンラインイベントを開催して、北海道、関東、関西と様々な場所から計10名の参加者の方にお集まりいただきました。今日は、その様子のレポートです。 開催きっかけは?私が所属しているビジネスモデルイノベーション協会(BMIA)での集まりで、私がオンラインイベントを開催する!と宣言したことから始まりました。 子どもの自主性を育む社会を作るために、何から始めたらよいかを考えていたのですが、まずは私が家で取り組んでることを話す場を作ってみたら?というアドバイスをいた

          オンラインイベントを開催しました

          効率的がいいか、非効率がいいか

          のんびりとしたいとき、少し知的好奇心を満たしたいとき、私はNHKオンデマンドを見ることが多いです。 かつては、テレビをのんびり見ることすら苦手でした。笑 いつも、何かに追われてたんでしょうね。 非効率なものに対しての否定的な気持ちも強く、いかに無駄をなくすかが最善策だと信じていました。古いものに対しても、畏敬の念よりも時代に合っていない、使いづらいものというように感じていました。(実家が古い日本家屋で、プライベート空間を作りづらく、ただただ広いだけで住みにくいと思いながら

          効率的がいいか、非効率がいいか

          少しずつ、自分らしくなってきた

          等身大の自分をそのまんま文章にしよう! を第一の目的として始めたこのnote。 自分の中に浮かんできた、「あ、これ書きたい!」っていう気持ちに素直に正直に、書けるようになってきました。 今までは、 「どうやって伝えよう?」 「どうやったらたくさんの人に見てもらえるだろう?」 という気持ちがどうしても抜けきれなくて。 文章にそのまま自分を載せきることができなかった。 今は、その時の自分をそのまんまここに書き綴れるようになってきたから、 「かけてよかった~!」 「頭の中を言語

          少しずつ、自分らしくなってきた

          自分の物差しで測り続ける

          2学期は、学校に投稿するよりも家にいる日の方がずっと多かった中1ムスメさん。でも、テスト勉強には気合が入ります。 先日の3連休はずっと勉強。そして、昨日も。 あーしんどー! わからへん! と煮詰まる様子も見せたので、息抜きに一緒に出掛けたりもしました。 2学期の中間テストの時は、各教科から出される課題がほとんど間に合わず、先生に「いつでもいいよ。できたところまででもいいから、提出して。」と声をかけてもらっていたにもかかわらず、手を付けずじまいで終わったものがたくさんあ

          自分の物差しで測り続ける