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「安定志向」を勘違いしている人が多い

みなさんは安定志向でしょうか?

ちなみに僕はかなり安定志向だと思います。


ビジネスの世界で安定志向は、「挑戦しない人・現状維持の人」みたいに思われがちですが、僕はこの考えが違うと思っています。

みなさんの頭の中に、

・安定の対義語は挑戦である

・安定とは、リスクを最小限にして現状維持をすることである

というイメージがありませんか?今日はここをぶち壊します。笑


まず、以下の式が今日の全てです。

安定 = 挑戦をし続けること
安定 ⇔ 一定   挑戦 ⇔ 維持
一定 = 維持をし続けること

挑戦と維持が対義語なのはわかりますよね?

さらに維持と一定が同じなのもわかりますよね?

安定と挑戦がイコール?これが肝です!

その理由は…

それは、僕らが働く市場がちょっとずつ進化しているからです。

僕らが立っている市場はウォーキングマシーンのようにちょっとずつ右肩上がりに動いているのです。市場が右肩上がりに動くということは、それにあわせてあなたも成長しなければなりません!

何もしないで立っていると市場の成長に振り落とされてしまい、あなたの社会人としての価値が終わります。

だから、維持しているとあなたは使い物にならなくなるため、安定ではなく一定なのです!

それが現実にあまり起こっていなかったから、維持=安定だと勘違いしていたのです。


例えば、アパレル販売の市場を見てみましょう。

Forever21 2019年経営破綻
ZARA 2021年までに全世界で1200店舗閉店
アメリカンイーグル 2019年日本完全撤退

世界的大手企業ですらこの状況です。日本国内でもセシルの撤退等が発表されており、この流れは国内企業にも着実に来ております。

どこの企業も店を閉めて、ECサイトでの販売へシフトします。

アパレル販売に従事する方には申し訳ありませんが、もはや服を売れるだけの人は今の市場で価値が無くなったのです。

服を売ることだけを一定志向でやってきた人は今後もっと職を失います。


でも、今逆にアパレル販売で成果を残している人たちがいます。インスタなどで目立っているインフルエンサー達です。

今まで服はお店で買うorネットで買うが一般的だったが、人のおすすめを買うという文化がSNSの発達により生まれました。

そこのニーズをしっかりと発見し、自らがインフルエンサーになろうと挑戦した人達だけが今でも服を売れているのです。

一定志向で服を売り続けず、市場にあわせて挑戦し自己プロデュース力をつけた販売員だけが、向こうしばらくは服を売り続けられているのです。

だから、インフルエンサーは挑戦をしたから向こうしばらくの安定を手に入れられたんです。

でもこれで維持し続けていると、例えばAIの発達によりあなたに合う服を選んで配送します!みたいなサービスが生まれたらインフルエンサーすらいらなくなりますよね?

だから、挑戦はし続けないと安定にはならないんです。


今は例としてアパレル販売をあげてみましたが、今市場は大きな転機を迎えています。

コロナにより、対面・訪問・来店 これらの文化はリモート化の見直しが起きる。
専門知識を必要とする仕事(法・財務・労務等)は、いつまで人の方がAIより詳しいでしょうか?
役所で手続きしている公務員は今の技術でも9割いらないでしょうね。


安定した老後を過ごしたいなら、挑戦しよう!

失敗をしたらゲームオーバーだと思っている人が多いですが、実際失敗して失うものなんて、起業でもしない限りは時間くらいです。将来使えそうなことを勉強すればそれはもう挑戦です。

時間しか失うものがないのに挑戦しないのは、一定志向というよりただの怠け者です。

努力もできない人間に、安定なんて掴めない!行動あるのみ!※自分への戒めの言葉

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