見出し画像

彼も人なり 我も人なり(子育て)2 「マニキュアと多様性」

息子6歳、今年の8月にドイツの現地校に通い出し、いろんな刺激を受けているみたいだ。ドイツ語の授業で、今回はNの単語を考えましょうという内容があったみたいで、家でも妻と一緒に考えていた。

画像1

その際に、Nagel(爪)という単語が思い浮かび、そこからのインスピレーションで急に「マニキュア塗りたーい」と言い出し、それでママが塗ってあげた。息子は満足げ。

翌日、そのまま登校し、授業を受け、帰宅後、学校での話をしてくれたのだが、ある友達にマニキュアしていることを笑われて、からかわれたそうだ。

でも、他の友達には褒められ、黒色のほうがもっとカッコいいとアドバイスをもらったらしい。 息子は褒められて嬉しかったみたいだ。

実際、今のドイツの学生を見渡してみると、マニキュアはしてるし、ピアスもしてるし、ブレスレットもしてる。言い方わからないが髪にビーズ編みこんでたり、ドレッドにしてる子もいる。移民も多い為か髪の毛の色も様々、ニカブを巻いている人もいる。様々な宗教、人種、国、ジェンダーの人々が入り混じっているのが当たり前の状況だ。

息子がマニキュア塗ったところで、それは個性の一つ。何の問題もない。こっちだとアジア人顔のほうが目立つ。アジア人顔も言ってしまえば個性の一つ。

息子はこういった社会で暮らしている。生まれたときから多様性が許容されやすい世の中で過ごせるのはラッキーなのだろう。

本心をいえば自分は小学生がマニキュアつけて、学校に登校、ましてや男子が、、、とか考えてる。これは自分が30歳まで日本に住んで培われた感覚なのだろう。

自分は画一的な面が強い。なので、自分としては画一性が悪いとは思ってない。それを認めるのも多様性のはず。ただ多様性を許容できるほうがストレスも減るし、生きやすい。つまり楽だ。

楽になりたいなぁ。できるかなぁ。わからんなぁ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?