「幼少期(3~5歳) 」①
みなさま、こんにちは。
尼崎で個別指導塾「スクールKG」の塾長をしている駒田です。
”勉強にフォーカスした”子育ての考え方の第一弾です。
まず最初にお伝えするのは「幼少期(3~5歳)」編です!
「いつから勉強させればいいのか?」
職業柄、私の周りの友人達からこの様な質問をよく聞かれます。
答えは「できるだけ早く始めた方が良い」です。
とは言え、2歳ぐらいの日本語をまともに話すことができない状態では勉強の効果も薄いので、ある一定以上の成果を求めるのであれば現実的には早くて3歳頃が始め時かと思います。
子どもは親の背中を見て育つ
誰もが一度はこの言葉を聞いたことがあると思います。
この言葉はまさに言い得て妙で、特に幼少期はどういった「親の背中」を見せるかを考えながら子育てしていくのが良いと思います。
幼少期の子どもは広いコミュニティの中で生活するわけではないので、必然的に親からの影響を強く受けることになります。
従って子育ての中でも一番強い”意図”を持って子どもと接するようにして下さい。
なぜなぜ期の対応
子どもが言葉を喋ったり、文字を読んだりできるようになってくるこの時期にやってくるのが「なぜなぜ期」です。
なぜなぜ期は、好奇心旺盛であらゆることに対して質問を繰り返すため、親にとってはうんざりしてしまうこともあるでしょう。
しかし、子どもにとっては知的好奇心や学習意欲を大きく伸ばすことができる、非常に重要な時期です。
ここでの対応によって子どもの成長度合いが大きく変化してくるので、具体的な対応方法をお伝えさせていただきます。
子どもに考えさせる
「なぜ?」と聞かれた際に答えがわかる質問に対しては、ついつい答えを教えてしまいたくなります。
その方が時間もかかりませんし、子どもの疑問をスムーズに解決すれば親の威厳も保たれるような気がします。
しかし、それではせっかくの子どもの成長の機会を奪ってしまうことになります。
もちろん子どもが答えをしっかり覚えられればそれだけでもしっかり成長しているのですが、その場の小さい成長だけではなく長い目で見た時の最適な回答は「どうしてだと思う?」です。
答え合わせをする
子どもが一生懸命答えを考えたら、まずは子どもの考えた答えを最後まで聞いてあげて下さい。
途中で話が脱線しそうになった時だけは話を少し遮っても良いですが、答えが間違っていると話の途中で気付いても、必ず最後まで喋らせるようにします。
その上で、できれば図鑑や百科事典を使って子どもと一緒に答え合わせをして下さい。
最悪、図鑑や百科事典が無ければインターネットで調べてもらっても良いですが、あくまで最終手段として下さい。
そうすれば色々なことを自分で調べられるようになり、疑問は自分で調べて解決するものだという意識を持たせることができます。
自分で”考えられる”子どもに育てる
勉強が苦手な子は、自分で”考えられない”子がとても多いです。
極論ですが、学校の教科書を読んで自分で考えられれば、教えてもらわなくてもテストの点数を取ることはできます。
その上で効率良く勉強する方法やテストで点を取るためのテクニックを教われば、簡単に点数を上げることげできます。
自分で”考えられる”子どもに育てていくために、この記事が幼少期に何をどう伝えていくのかの悩みを少しでも解消できれば幸いです!
予告
次回も引き続き「幼少期(3~5歳)」のポイントをお伝えしていこうと思います!
ではまた次回!