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新サービス『考える部屋』。小・中学生が創作に打ちこめるオンライン創作教室できました

小・中学生時代に、オリジナルの漫画や小説をこっそり書いていた方もnote好きには多いと思います。そんな創作好きの皆さんが、中学生くらいの頃にあったら良かったなと思えるような創作教室を作りました。

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6/22(火)開講 『考える部屋』
小学5・6年生・中学生対象 オンライン創作講座


大前提 子どもたちの創作意欲の邪魔はしない

部屋で、黙々とノートに物語を書いている子
教室の隅で、何人かの友だちと自分の作品を見せ合っている子
演劇部で、オリジナル作品を作ろうと意気込んでいる子

キッズシナリオという出前授業で小学校や中学校に行くと、そんな子たちに出逢います。『考える部屋』はそんな子たちの居場所です。

子どもたちには、「なにを書くか」という表現欲があふれるほどあります。
足りないのは「どう書くか」という表現力だけ。表現力に、センスや才能は関係ありません。
表現技術がさえわかれば、あとは身につけるだけで、自ずと伸びます。『考える部屋』は表現技術だけ、担当します!

表現技術が身につくことは、実証済!
シナリオ・センターは、1970年に優秀なシナリオライター・脚本家、プロデューサー、ディレクターの養成を目的に、新井一が設立。
ジェームス三木さん、内館牧子さん、岡田惠和さんなど700名以上の脚本家、小説家を輩出する学校。毎クールの連ドラ7割ほどの脚本を出身ライターが執筆。

もっとおもしろくできるぜ、っていう表現技術をそれとな〜く伝える

たとえば、登場人物がどんなキャラクターなのか、そこを深掘りするだけで格段に面白い物語が作れるようになります。

・性格
・他の人にはないすごい面
・ちょっと情けない面
・得意なこと
・苦手なこと
・口くせ
・髪型や服装

誰もが知っている桃太郎だって、上の内容を考えるだけで魅力的になってきます。


たとえば、登場人物同士の出会い方。ひと工夫するだけで、ドラマが格段に面白くなります。

・どこで出会うのか
・どちらが声をかけるのか
・どんなふうに声をかけるのか

そこに、さっきのキャラクターを掛け合わせると……
それこそ桃太郎とサルの出会いだって、めちゃめちゃ面白くなります。


たとえば、魅力的なセリフが書けるようになる方法。
中心になるのは、やっぱり登場人物のキャラクター。主人公が伝えたいことがあって、それをなんらかの形で伝えられなくなる邪魔が入ったら……

教室にて……好きな子に告白しようと決心して、2人きり
・なのに、自分の電話がなってしまう
・電話を切って、仕切り直し
・告白しようと思ったら、友達が入ってくる
・友達を退室させて、仕切り直し
・なのに、「そういえばさ」と相手が違う話を始めちゃう

目的が邪魔されたオタオタしている姿と、そこから生まれるセリフ。面白くなりそうです。


これらは、すべて表現技術です。
一つ目は、キャラクター造形する技術
二つ目は、『柱』の技術
三つ目は、セリフと貫通行動の技術

技術の名前なんて、実はどうでもいいんです。
こういうポイントをおさえるだけで、物語のレベルは格段にアップします。
自分の作品への満足度も爆あがりってわけです!

オリジナリティあふれる作品が作れる

子どもの頃の作品って、とっても発想がユニーク!と一見すると思えますが、実はそうではなかったります。

好きな作品の真似だったり、パロディだったりが多かったります。

特に、小学5・6年生や中学生くらいになると、好きな作品に出逢います。好きな作品を持つことはいいことです。学びの一歩目は模倣とも言われます。
ただめちゃくちゃ影響されてしまい、いざ「自分のオリジナル作品を作りたい!」と思っても、なにを、どうすればいいのかわからなくなります。

ちなみにぼくは、『ろくでなしBLUS』という漫画が中学生の時に好きで、似たような不良マンガを描いてみようと思いましたが、ぜんぜん話が思い浮かばず、秒で挫折しました。

『考える部屋』で手伝いたいのは、オリジナルを作る表現力です。子どもたちが吸収した様々な作品を養分にして、参加した子どもたちのオリジナリティが爆発できるように道案内できたらいいなぁと思います。

成績アップには役立たない、かもしれない

最後に……『考える部屋』で身につけたことは、成績のアップや受験勉強には役に立たないかもしれません。

でも、これからの社会は、与えられた正解を導く力と同じくらい、自ら問いを立てる力も必要になってきます。その時に、

「あいつらなら、きっと大丈夫(The Kids are alright)」

と、ぼくらが思うような子どもたちにはなれるかな、と思っています。クールですね、実にクールです。
シナリオ・センターのあらいでした。


▼小学5・6年生・中学生対象『考える部屋』▼
子どもたちが、創作に没頭できる空間を作りました。6/22(火)開講。


▼03_『考える部屋』 こんな感じの授業です。 6/22(火)開講▼


▼«オンライン:無料»6/5(土)『考える部屋』体験&説明会を開催▼


▼こんな表現技術がそれとなく身につきます▼


▼シナリオってこんなことに役立つよ▼


シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html