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<立春>青豆香る鶯餅

柔らかな黄緑色の粉を纏った「鶯餅」。

旧暦の正月でもある立春までは、寒い冬を耐えて春が来る喜びを表すような意匠のお菓子が多いといわれます。鶯の丸い形を模した求肥に青大豆のきなこをまぶしたこの和菓子がこの季節が「旬」ということを改めて知りました。
まだ鶯の鳴き声を聴くことができるのは少し先になりそうだけど、こんなにも春の到来が待ち遠しいと感じるなんて。そんな事を思いながら、おいしく頂きました。ささやかな口福に感謝。

最後に、漢字での「鶯」より、ひらがなの「うぐいす」のほうが、この和菓子には合っているのでは?と思って調べましたが、どちらもあるようです。
*この和菓子を命名したのは豊臣秀吉だそうです。


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