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生成AIに「TOEIC難読単語を入れたSFホラーなシチュエーションを英作文して!」とお願いしたらこんなオバカなB級世界観にされた件#004


「皆さんこんにちは。SFホラー好きなヤシロと申します。以下企画の、第四弾をやります!

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「おう、、、またこのシリーズか。回を重ねれば重ねるほど、生成AIが順調にあなたのアタマのレベルに合わせてくれるようになってきたのか、ますますB級オバカホラー映画的なシチュエーションの珍英作文が生まれるようになってきていて、、、AIの活用法として何かが出発点から間違っているような気がしてならない、、、

「、、、という心配をヨソに、再び以下を参考文献に・・・」

「今回もTOEICハイスコア取得に必要な英単語を四つピックアップし、生成AIにSFホラーな雰囲気の英語例文にしてもらい、かつ、それに私のほうでイラストをつけてみました!今回も楽しく英単語を覚えましょう!」


【1】occupant(占有者・現住者)

「これは確かに、難しい英単語だ。『住民』という意味なら普通はresidentsとかを使うから、occupantsというのはあまり見ないよね。occupy(占領する)って動詞の派生語なのかな?」

「そのようですが、『占領している』というニュアンスは薄れて、今では、residentと同じく『住民』を意味する言葉だそうです。ただしresidentとは違って、法律とか文学とか、堅苦しい文章の時に使う傾向らしい。というわけで、こんな普段使いはしない覚えにくい英単語を使って、生成AI君に、ホラーテイストな例文を作ってもらいましたよ

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The spaceship's crew discovered an abandoned alien vessel drifting in space, but soon realized that its former occupants had not left voluntarily—they had been devoured by something still lurking on board.
(宇宙船の乗組員は宇宙を漂う放棄された異星の船を発見したが、その元の乗員が自発的に去ったのではなく、まだ船内に潜んでいる何かに食われたことに気づいた)

「おいどうした?第四回にして、さっそくイラストのほうが疲れてきたの?宇宙船の絵の他はほとんど背景を生成AIに作らせてるじゃん?!」

「いや、、、こうすると人物を描かなくていいので、すごく手間が少なくてラクだなーって、、、ダメですか?」

「ちゃんとひとつひとつにイラストをつけていくって、自分で宣言して始めた企画なんだから、気合い入れてやりなさいよー!」

「うー、わかったよ。次からちゃんと手抜きせず人物入りのイラスト描きますよ」

「まったくもう、、、油断してると手を抜こうとするんだから。たまに誰かがお灸パーンとすえてやらないとダメね」(’オキュパント’(=occupant))

【2】dweller(居住者)

「これまた、意味は『居住者』なんだ!?」

「やはり古風で堅苦しい言い方のようですね。ただこのdwellerの場合は、『森林の居住者』とか『沼地の居住者』とか、『○○の居住者』という言い方にすることで、文学とか詩の表現にすることがよく見られるそうです」

「ほほう、、、『〇〇の居住者』、、、!ホラーなシチュエーションには使いやすそうな、、、」

「生成AIもそこを理解しているのか、以下のように、『深海の居住者』として使ってきましたよ!」

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The deep-sea research team was unprepared for the ancient underwater dwellers that emerged from the ocean floor.
(深海研究チームは海底から現れた古代の水中住人に対して準備ができていなかった)

「おお!いきなりイラストに気合いが入ったw」

「この『生成AIにSFホラーな英文を作らせてみた』シリーズではひさびさの深海モノだったので、なんか、イラストのほうも燃えちゃいました。ともあれB級ホラー好きな人には、このイラスト、昔懐かしい深海ホラー『ザ・デプス』のポスターを思い出して描いたことは、すぐバレちゃうでしょうね?」

「↑↑↑いや、、、こんなB級感あふれる映画、知ってる人はそうはいないのでは、、、??」

「ちなみに、この映画のことをネットで調べたいと思った場合、私も一度ひっかかった、ちょっとした罠があります。この映画のタイトル『ザ・デプス』は、いかにも英語題のように見せかけて、実は日本語版が勝手につけた邦題です。原題は”DeepStar Six”。よって、”the depth”と検索しても”depths”と検索しても、英語情報は出てきませんのでご注意を!」

「だから!普通の人はこんな映画のことに興味は持たないし!」

「80年代末に深海ホラーが流行った時、その傾向の中の代表的な作品のひとつとして、少し、話題にはなったんだけどな、この作品、、、」

「まあ、ポスターのインパクトから、深海にナニかどえらいモンスターが出てくる映画だということは伝わるわね」(’ドウェラー’(=dweller))

【3】usher(案内人)

 「また古風な感じの英単語が出てきた!」

「これで『案内人』という意味だそうです。もともとは、中世ヨーロッパの屋敷の門の前にドンと立っていて、取次をお願いすると『わかりました、ではご主人のところへ案内しましょう、どうぞこちらへ、、、』と連れて行ってくれる、いかしめしい門番のイメージらしい」

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The research team followed the robotic usher through the labyrinthine corridors of the abandoned space station.
(研究チームは放棄された宇宙ステーションの迷路のような廊下を、ロボットの案内人に従って進んだ)

「このイラストは『禁断の惑星』のロボットへのオマージュとして描いたな!?w」

「ロボットの案内人といった古典SFファンなら頭に浮かぶのはまずこのロボットでしょう!!それにしても、この英単語usher、この綴りで『アッシャー』と読ませるんですね。発音注意な単語ですね」

「日本語をプログラミングしたら、『あっしゃあ、ロボットの案内人でござんす!』と江戸っ子口調で登場したりして、、、」(’アッシャー’(=usher))

【4】veterinarian(獣医)

「これは普通に日常会話でも出てくることがあり得る、難読単語だ!」

「職業名を表す単語には読み方が難しいものが多々ありますよね。獣医さんを表すこの単語は、この綴りで、ヴェテリネリアンと読みます」

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While performing surgery on a seemingly normal pet, the veterinarian uncovered a small, alien implant that was controlling the animal's behavior in sinister ways.
(一見普通のペットに手術を施している間、獣医はその動物の行動を不吉な方法で制御している小さな異星のインプラントを発見した)

「このイラストをみるかぎり、小さなインプラントというか、これはどー見てもあの映画のあいつの幼獣、、、w」

「ちなみにですが、獣医を表すこのveterinarian、日本語でも『ベテラン』という、熟練者を表すveteranという言葉と、語源は同じだそうです。古参の兵士を表すラテン語から派生して、『古くから働いている家畜の面倒を見る人』すなわち獣医と、『古くからいる熟練者』すなわちベテラン、の言葉に分かれたとか。『ベテラン』の関連語だとして覚えると、獣医を表すこの難読単語も多少、暗記しやすくなるかも、ですね

「獣医さんだって、早くベテランになりたいやん」(’ヴェテリネリアン’(=veterinarian))

まとめ

「さて、今回の第四弾の感想は?」

「深海ホラーとして、今回は少し、『ザ・デプス』の話をしましたが、この系統のホラー映画が好きな人には、『リバイアサン』とか『ザ・グリード』とかもぜひ、オススメしておきますね!それぞれAmazonアフィリエイトを貼っている点は何卒、ご了承ください!」

「↑↑↑言うのもなんだが、こんな映画たちに、いまやプレミア価格がついてる、、、w」

▼本シリーズの前回の記事はコチラ▼

▼※後日追記:以下にて第五弾も公開しました!▼


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子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!