takumi watanabe

|マミアナ|映画美学校フィクションコース27期|

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最近の記事

202405_物語について気に留めておきたいこと

6月なのに中々梅雨がこない. 晴れの日が続く6月中旬の5月の日記. 映画の物語をつくるときに考えたりしていること 5月は映画美学校の修了制作のシナリオを書いていた。 美学校では、劇映画をつくることを重視している。 この劇映画というものが自分に取っては中々うまく掴めずで、自分は物語の筋みたいなものをあまり注意してきていなかったのかもしれないと意識するきっかけになり、物語を作るうえでいろいろな発見があった。 劇映画とは何かということを自分の言葉も交えて、簡単に説明してみると「

    • 202202_全く関わりのなかった誰かの個人的なもの

      noteの下書きに2022年の下書きを見つけた。 今になって見返すとちょっと恥ずかしいなと思う内容がほとんどで、今ならこういう書き方はしないなと思うことばかりである。裏を返すと今はもうかけない文章でもあるわけで、そういう意味ではその時しか書けないものでしたねと。とまぁ、そんなこともありましたねということで、2年半くらい前の日記。 「つくること」が好きである。 これを自分自身でちゃんと認識して、自分で何かをつくるということをし始めたのはおそらく3年前くらいだろうか。 「つく

      • 202403-04_半透明な時間

        自分のための創作日記(雑記)として迂闊にはじめたので、とにかく自分にとっていい感じな方がいいなと思い、二ヶ月をまとめてしまう。まとまりきっていなくても、そのまとまっていなさが長く続いている場合は大抵の場合、実は割と重要だったりするので、まとまっていないものも一旦、できるだけそのまま言葉として立ち上げるようにしたい。それでこその雑記である。 関心の跡と認識 3、4月の頃に考えていたことは通り過ぎてしまったことなので、思い出すことが難しく、自分の中で重要な問題として考えていた

        • 202402_night walk watering

          2月の日記だが、もう4月である。時が過ぎるの早い。 2月の時点でしか持っていない記憶でできるだけ書いているが、ここに書いてあることやこうなるといいなみたいな願望のものはすでに結果が出ていたりするので、なんというか再放送なのに初放映みたいな感じである(?)。 億劫 月に1回はまとめて日記なるものを書こうと思って、まだ二ヶ月目だが、早くも書くのが億劫になってしまった。 億劫になってしまったというよりは、なんというか書けなかったというか、このnoteの更新画面までこれなかったと

        202405_物語について気に留めておきたいこと

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        • 散文
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          202401_run hunds run

          もくじ 今月のハイライト 勢いというか、溢れ出るもの、こぼれ出るものをそのままの形で留めておくことは自分にとって重要で、結果として潜在意識に触れながらできることが自分の納得度につながり、密度にもなりうるという感覚がある。 というようなことがわりと今月のハイライトで、短編のシナリオがなんとか書けてよかったな〜というところである。 月に1回は日記でも書こうかしらと思っていて、なにかしらのルールというかハードルを下げる工夫が自分なりにほしいなと思っていて、とりあえず何も考えず

          202401_run hunds run

          2023年と2024年、汽水でswimming

          さて、年末ということで毎年恒例の1年を振り返るやつをやろうということでPCの前に座っている。これを書いている現在、中国の東莞というところにいる。母親の両親に久しぶりに顔を見せるということで5、6年ぶりほどに中国に来た。 東莞は深センの近くにあり、いわゆる「世界の工場」と呼ばれていた地域で、vivoやoppoなどの工場がある地域である。東莞も深センも元々は自然が豊かなエリアで、ただ村々が広がるエリアであったが、山や林を切り開いて開発をして、40年やそこらで工業都市を立ち上げ、技

          2023年と2024年、汽水でswimming

          戻ってくる日々

          書きはじめたのは2023年の3月頃。まとまっていない備忘録、雑記。 - 先日、狸穴の友人たちとニュースレターをはじめた。 先日といっても3月のことである。 ニュースレターをやろうという大きな理由というようなものは特にはなく、気づくとやることになっていた。そういうことにしておきたい。 友人がニュースレターを読んでくれた。時間は一方向に流れるわけでもないし、起きた出来事の順番を我々は正しく把握していないよねという旨の話を友人とする。これは3月の中頃のことだっただろうか。

          戻ってくる日々

          書くことと書きたいものの距離、その旅程

          ノルウェイのタイムマシン研究所のすぐそばには、大きな湖がある。木こりはそのほとりに暮らしていた。 🌲 最近、これは書いておきたいぞ、文章にまとめておきたいぞ。と思うことが増えた。 なんとなく書きたいこと=〈何か〉があって、それについて書きたいのだ。 もう少し言うと、書きたいものが何かがわからないから、書くことを通してそれが何かを知りたい。 ちなみに、この〈何か〉は割と賞味期限が短いことが知られている。 ただ、書いたからといって、書きたいものが一体何だったのかがはっきりと

          書くことと書きたいものの距離、その旅程

          2020年、出会えてよかったもの

          2020年に出会えてよかったものを備忘録的にまとめています〜 興味のあるところからお気軽にどうぞ! 文章・書籍📚今年読んだ書籍や記事の中で印象に残っているものを中心にまとめていきます。 自分の個性、自分らしさを大事にと言われていますが、その個性や自分らしさが何なのか、実は誰にもわからないところに、平成らしい『見えない対立』の種が眠っていると思いました。~世界から順位をつけられる苦しみを手放す代わりに、自分で自分を見つけなければならない終わりのない旅の始まりの部分です。これ

          2020年、出会えてよかったもの