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一瞬を迎えれるのは希望

MC初仕事

今日はMCのお仕事でした。なんだかんだ今までMCはやらざるを得なくてしてきたことはあるけれど、きちんとお仕事として依頼を受けたのは初めて。イベント進行や制作を長くやってきたし主催も何度か経験してるのでMCの心得というかどこをどう意識して台本をどう噛み砕いていくかは普通より知っているほうだけど、私の事を誰も知らない中でのMCはなかなか緊張感があった。

イベント実施に至っては客数に人数制限が設けられている今、イベント開催の決断は以前よりさらに勇気がいる。そんな中開催された地域密着型のダンスサークルの野外発表会。
主催の彼女は10年以上の付き合い。ダンスサークルを立ち上げた地域に住むきっかけとなったのは私であったりする。色々感慨深かった。何がって彼女に仕事をお願いした事はたくさんあったけど、仕事を依頼してもらったのは初めて。ダンスサークルが生徒1人の時から頑張っていた彼女の生徒は今160名程。すごい、、そんな今までの彼女の想いがたっぷり詰まった発表会のMCという役割を私に任せてくれた事は本当に本当に嬉しかった。

オープニング前の注意アナウンス、オープニング挨拶、チーム毎の紹介、フィナーレのクラス紹介から締めの挨拶。今までイベント進行スタッフとして当たり前に見てきた一連の流れをMCという立場からというのがとても新鮮だった。MC経験は浅いがイベント進行経験は長いのでそれが活きて本当に良かった。

ステージ裏の子供たち

ステージ袖で出番を待つ子供達とその子供たちにエールを送る先生。これまた私も先生として何度も経験してきたのだけど、こんなにも冷静にその姿を客観的に見れたことは何年もなかった。初めて発表会に出る子も多いようで、

音がおっきい!ドキドキする!と仲間と笑ったり不安がったりしながら出番を控えている姿にしょっぱなからぐっときた。ステージに立てることが当たり前でない今、生のこの感じを久しぶりに思い出させてくれた。

あのね、今日はぁ〜ママと〜パパと〜じぃじとばぁばもみにきてるんだぁ♡

にやにやもじもじしながら私に話しかけてくれた子がいた。子供にとって親が観てくれて、親にがんばりを認めてもらい褒めてもらえる事は何より嬉しい。私はその言葉を聞いた時は本当に涙がこみあげた。しかし進行しなきゃいけない笑。冷静を取り戻しラストフィナーレを迎えた。

必ず

自分の生徒もまだステージに立ったことが無い子もたくさんいる。立った事はあるがもう何年も前の子もいる。こうやってステージにたっている子供たちを見て、私もステージに必ず立たせてあげたいと強く思った。

このステージ本番はたった一日、一瞬で終わってしまうが、この日までいろんな人の努力、葛藤、不安、、などがたくさんあったのだと思う。だけどそれより希望が勝り、絶対実現させる!そう信じてチームで同じ方向を見れたからこの最高に幸せな一瞬が宝物になったのだと思う。

希望は捨てるな!

オリンピックで毎日希望をもらう中開催されたこの発表会は、参加者全員が金メダル!

素晴らしい感動をありがとうございました。私もたくさんの希望をもって前に進んでいけそうだ。

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