【グルメ】「総本家にしんそば 松葉」の「にしんそば」(京都市東山区)
今日ご紹介するのは、京都の老舗のお蕎麦屋さんである、「総本家にしんそば 松葉」さんの、名物「にしんそば」。
こちらの「総本家にしんそば 松葉」さんは、文久元年(1861年)創業で、以来、150年余りの歴史を有している。祇園にあり、国の登録有形文化財である有名な劇場「南座」の一角に位置し、南座とともに、京都の名所として、長らく京都市民や観光客に愛されてきた。
その店名にもあるとおり、京都のご当地グルメの「にしんそば」を発案した、「にしんそば」の生みの親ともいえるお店だ。
エレベーターで3階へ。案内されたのは、窓から四条大橋の交差点を見下ろす、特等席だった。
京都の街を行き交う車や人の流れを眺められる。
店内の壁には、にしんんそばの由来についての説明書きが掲示されていた。
お店の二代目の発案で、京都の人々にとって大切なたんぱく源であったにしんにそばを合わせ、栄養のバランスが取れ、味と質にすぐれたにしんそばを作り上げたとのこと。
メニュー(一部)の写真がこちら。
オーダーしたのは、もちろん、にしんそば(単品、1,485円)。
さほど待つことなく、にしんそばがサーブされた。
にしんは、最初は、そばの下に隠れていた、というか、そばに埋まっていた。
写真映えを良くするため、にしんをそばの下から、よっこらしょと取り出し、そばの上に載せてみた。そして、さらに刻みネギを載せてみた。
にしんは、結構な大きさだ。食べ応えがある。
にしんをかじった、断面。
にしんには、しっかりとしたお味がついている。そして、ガブリとかじると、ほろほろと柔らかく、ちょうどよい具合にほぐれる。
麺は、柔らかめ。だしは、京都のお蕎麦にしては、濃い目の色だが、決して濃すぎない、優しいお味。
歴史あるお店での、京都の食文化体験を楽しんだ。
美味しかった。ごちそうさまでした!
※お店のホームページは、こちら。
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