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【グルメ】「シャンゴ問屋町本店」の「シャンゴ風」「ベスビオ」(群馬県高崎市)

昨日、箕輪城の写真をアップした。

こちらのお城は、群馬県高崎市にある。このお城の散策後、例によって、腹ごしらえのため、ご当地グルメを探した。

「群馬県高崎市」「ご当地グルメ」というキーワードで、Google先生に相談すると…。

「群馬県高崎市のご当地グルメと言えば、パスタである」

というのが、Google先生のお答えだった。

はて、なぜだろう…?

疑問に思いつつ、さらに検索を続けると、高崎市のホームページを見つけた。その名も、「パスタのまち高崎」というタイトルだ。

このホームページに、以下の記載があった。

人口当たりのパスタ店が全国的にも多いといわれる高崎市。

群馬県は全国有数の小麦の産地。小麦粉を使った「粉もの」料理は、昔から高崎市民の生活と深く結びついてきました。パスタ料理も「粉もの」料理の一つとして、老若男女を問わず高崎市民に広く愛されており、近年では、「パスタの街」として新聞やテレビで取り上げられることも増えてきました。

なるほど、高崎は、全国有数の小麦の産地。だから、小麦粉を使った料理であるパスタも、高崎市民に広く愛されている。そして、人口当たりのパスタ店が多い、という。

よし、今日は、パスタに決めた!

そこで、さらに高崎市のパスタのお店を検索すると、「シャンゴ」さんというお店がヒットした。

1968年(昭和43年)に創業した、老舗のイタリアンレストラン。高崎、前橋、伊勢崎エリアに7店舗を有する。そして、「キングオブパスタ」でも第2回(2010年)、第4回(2012年)の2回、優勝しているらしい。

むむ、「キングオブパスタ」とは?

検索すると、以下のホームページが見つかった。

毎年11月頃に、市内のイタリア料理店などがパスタの味と魅力を競い合うイベント「キングオブパスタ」が開催され、出場各店舗が地元産の食材を使った自慢のメニューを提供し、来場者の投票で「キング」を決定します。

このイベントは、2009年から始まっており、今年で第13回目になるという。(ちなみに、本記事執筆現在(2021年11月25日)も、ちょうど今年の「キングオブパスタ」が開催中だ。今月末(2021年11月30日)まで実施されているので、ご興味のある方はどうぞ!)

…ということで、「シャンゴ」さんの、「問屋町本店」に決めた。

大通りに面した、ロードサイドのお店。外観は、老舗レストランというよりは、むしろ、ファミレスという雰囲気。カジュアルで、普段使いができそうな感じだ。

ただ、とても混んでいる。広い駐車場があるが、車がいっぱい。店の入り口には老若男女、いろいろな客層の行列ができていた。人気のほどがうかがえる。

暫く待った後に、ついに席に案内された。

メニューも、カジュアルな感じで、なんだかファミレスっぽい。

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メニューのど真ん中にあって、目に飛び込んできたのが、こちらのお店の看板メニュー、「シャンゴ風」だ。

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「半世紀愛され続ける、伝統の味」という、キャッチコピー。スパゲッティーとトンカツの組み合わせ。いかにも体育会系な感じで、アラフィフ女子が食べてよいものとは到底思えないが、看板メニューとあれば、注文しないわけにはいくまい。

Sサイズを頼むことにした。なんと、Sサイズなのに、250gのボリュームがあるという。確か、パスタ1人前は100gというのが常識ではなかったか。ちょっと多すぎないか。これが、パスタ大国、高崎スタンダードなのか。

そして、この日は連れがいたため、もう1つ別のパスタを頼むことにした。やはりメニューでひときわ大きくとりあげられていたのが、こちらのトマト系パスタ、「ベスビオ」

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イタリアはナポリ近郊の、ベスビオ火山にちなんだネーミングらしい。確かに、赤いソースが火山から流れ出る溶岩に見えなくもない。

こちらも、Sサイズをオーダー。こちらは150gだということ。

わくわくしながら、料理の到着を待つ。

まずは、「シャンゴ風」がやってきた。

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く、黒い! ミートソースなのだが、ちょっと、黒すぎないか。赤味噌でも入っているのかという感じの濃い色と粘り気。

まずは、カツの部から。トンカツに、ミートソースがたっぷりと絡んでいる。

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サクサクと揚がっていて、口当たりがよい。これは、イケる!

そして、パスタの部。

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もっちりとした、食べ応えのある麺だ。そして、ソースは、甘くて、コクがあり、濃い味がついている。それが、もっちりとした麺と、とてもよく合っている。健康には決して良くなさそうだが、クセになりそうだ。

次に、「ベスビオ」が到着。

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おお、これは辛い! トマトの酸味がしっかりと効いた、本格的なトマトソースだ。ニンニクの香りと風味が、食欲をそそる。そして、たっぷりと盛られたシーフードとの相性もバッチリ。

これら2品は、いずれも結構なボリュームだったのだが、良いお味だったので、全く飽きることなく、完食した。

正直言って、お店の外観や、ファミレス風のメニューを見たときは、あまり期待していなかった。しかし、よい意味で裏切られた。これは、ちゃんとしたイタリアンレストランだ。

お客さんは、私たちの後にもひっきりなしに訪れていた。このお店は、昔から、高崎市民に愛されてきたに違いない。

いや、美味しかった。ご馳走様でした!

お店のホームページは、こちら。

食べログのページは、こちら。


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