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【グルメ】「ますや」の高遠そば(長野県伊那市)

桜が満開の高遠城を楽しんだら、お腹が空いた。腹ごしらえに、この地域の名前がついている、名物の「高遠そば」を食べたいと思った。

ネットで検索したら、「ますや」さんというのが、全量自家製粉手打ちで、人気のお店らしいということが分かった。高遠城からは少し離れていて、徒歩で15分ほどかかる。

高遠城の散策で疲れた体に鞭打って、歩いてお店に到着。すると、たくさんのお客さんが、お店の前で待っていた。この日は平日で、しかもお昼をずいぶん過ぎた時間帯だったのだが、同じことを考えていたお客さんが多かったようだ。

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お店の敷地にも、この立派な桜、である。さすが、桜の名所。

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お店は大きな車道沿いにあるが、車道の向こうにも、桜。

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待っている間に、「高遠そば」と、お店で出しているお蕎麦の説明書きを読む。

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福島は会津にも高遠そばがあるが、それは、こちらの高遠藩主が後に移転した会津に伝えた、ということだ。南会津は大内宿の、太い葱をお箸代わりにして蕎麦を食べる衝撃の食べ方は、大内宿の三澤屋さんが考案したものだという。

偶然にも、以前、その三澤屋さんで高遠そば(ねぎそば)を食べたことがあったから(そのときの記事はこちら↓)、素敵なご縁を感じた。

メインのメニュー。

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こちら(↓)は、高遠そばの食べ方の写真。味噌を出汁で溶いて、辛み大根と葱を加えて食べる、ということらしい。

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かなり待ったが、蕎麦が売り切れる前に、何とか入店できた。

こちらが、オーダーした高遠そば。

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しゃもじにくっつけられた、焼き味噌。たっぷりの量がある。そして、とても香ばしい。

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説明書きの通り、焼き味噌を溶かし、大根と葱を入れてつゆを作り、そばをからめて食べてみる。

うん、味噌と大根がアクセントになり、なかなか美味しい! 疲れた身体に染み渡るようだ。

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蕎麦は、2枚に分けて提供される。1枚目を食べ終えた頃、2枚目のざるが運ばれ、1枚目のざるの上に重ねられた。

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歩いて訪問し、長らく待った甲斐のある、素晴らしいお蕎麦だった。

ごちそうさまでした!

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