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【グルメ】「味仙(みせん)今池本店」の台湾ラーメン(名古屋市千種区)

名古屋名物のご当地グルメを、「なごやめし」というらしい。

そして、「なごやめし」としては、味噌煮込みうどん、味噌カツなどが有名だが、それと同じくらい有名なのが、何故か、「台湾ラーメン」と呼ばれる、激辛ラーメンらしい。

色々なお店があるようだが、名古屋の台湾ラーメン元祖と言われる、「味仙」さんの本店を訪問することにした。

名古屋駅から地下鉄に乗って出かける。

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メニューがこちら。これは、麺類のページ。このほかにも、もっと色々な料理があった。周りのテーブルでは、複数人で、複数の皿を頼んで、シェアしているお客さんが多かった。

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しかし、私は、このとき1人だった。それに、名物「台湾ラーメン」にしっかりと向き合いたかった。そのため、あえて「台湾ラーメン」(700円)を単品で注文した。

数分して、着丼。

これが、名古屋名物、台湾ラーメンだ!

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お椀は、かなり、小さい。普通のラーメン鉢よりも、一回り、いや、二回りほど小さいか。水の入っているグラス(よく、ビール中瓶と一緒に出てくるグラスのサイズ)と比較してみると、わかりやすいかもしれない。

アップにしてみる。この色である。辛くないはずがない。

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麺は、柔らかい。縮れていない、ストレートタイプ。赤いものがたくさん、麺にまとわりついている…。

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では、いただきます…。

うっ!

か、辛っ!

まず、むせた。

ゴホゴホ、ゴホ。

マジか。なんという、攻撃的な、獰猛な味だ。これは、チェイサーがなければ、とても食べられない。ボトルでサーブされた水が、どんどん減っていく。(よく考えたら、ラーメン一杯のオーダーに、水がボトルでサーブされるのも、普通ではない…。)

この勝負、負けてなるものか。鼻水まで出てきたが、根性で食べ続ける。とびきり辛いスープに、ミンチとニラが、とても良く合い、なかなか良いお味なのだが、いかんせん、辛すぎる!

麺を完食した後のスープ。この、赤い色! いつもは、ラーメンのスープは飲み干してしまう私も、さすがに、これはキツい。敗北感をぐっとこらえて、スープを飲むのはやめておいた。いかにも身体に悪そうだ。

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ちなみに、台湾ラーメンには、「アメリカン」「イタリアン」という種類、というか、オーダー方法があるらしい。どうやら、コーヒーと同じ要領で、薄いもの、つまり辛さ控えめなものを、「アメリカン」と呼び、濃いもの、つまり、もっと辛いものを、「イタリアン」と呼んでオーダーするらしい。

この日、別のお客さんが、「台湾ラーメン、アメリカン」とオーダーするのを、確かにこの耳で聞いた。しかし、メニューには、一言も、アメリカン、の文字はなかった。これは、名古屋人にとっての共通言語、不文律なのか。

名古屋で食べる、「台湾ラーメン・アメリカン」や、「台湾ラーメン・イタリアン」。なんじゃそりゃ。一体、どこの国の食べ物なのか。初心者には、大変わかりにくい。名古屋の人のセンスは、とてもユニークだ…。

名古屋の皆さん、衝撃のなごやめし体験を、ありがとう!

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