【読書録】『人形の家』イプセン
今日ご紹介するのは、イプセンの戯曲『人形の家』。1879年。私の持っているのは、原千代海氏の翻訳による、岩波文庫版(1996年)。
イプセンは、ノルウェーの劇作家、詩人、舞台監督。「近代演劇の父」と呼ばれる。本作品はイプセンの代表作だ。
本作品は1879年に発表された、いわゆる古典。しかし、今読んでも、全く色褪せることがない。何度読んでも、新鮮に感じる。外国の戯曲の翻訳ものには、読みにくいものが多いが、この本はとても読みやすい。分量も少なく、登場人物キャラもシンプル。登場