【シンガポール旅2024 #02】カトンとかナイトサファリとか
前回の記事はこちら。
ゲイランセライ・マーケットから、Joo Chiat Rd.をぷらぷら歩いていると,何やら中華なお寺を発見。
これまたコテコテでケッタイな寺だなぁ…って思ったら、わりとちゃんとしたお寺さんらしく、初詣の時期などはかなり賑わうんだとか。
ワタシはここがなんのお寺か知らずに通りかかっただけなので、この目立つ布袋さんだけ撮って「キッチュな仏像だwww」と思ってしまったんだけど、ご本尊は観音様。奥にいらしたそうだけど拝んだ記憶がない…。
こういうケバケバしいの、いかにも中華圏のお寺って感じで大好き。
このエリアて見たかったのはド定番のプラナカンな街並みが並ぶ地区。プラナカンというのは、東南アジアが欧米列強の支配下にあった頃にこの地にやってきた中華系移民男性と現地人女性妻の子孫のことらしい。華僑はシンガポールでも中国色をがっつり主張しているのに対し,プラナカンは中華、マレー、そしてヨーロッパの文化をミックスして独自の世界を作り上げているのが特徴だそうな。
この後もカトンの街をなんとなくお散歩。
しばらく歩いてたら喉が渇いた。コンビニみたいな個人商店で飲み物を買った。
ほんのり甘くてやさしい。暑いのであっという間に飲みきれてしまう。
夕方になり、ナイトサファリツアーの集合時刻が近づいてきたので一旦宿に戻って買った服などを置いて出かけることにした。
バスで宿に戻る途中には高層の集合住宅がたくさん見えた。
この国では,ショップハウスなどの高級住宅に住めるごく一部の人以外はみんな集合住宅で暮らしている。発展していて人口は多いけど土地が潤沢とは言えないから…。
あ、でも地震がほとんどないから高い建物を作るのにまったく抵抗がないっていう点では羨ましいな。
ホテルの近くにはカラフルなビルが建っていて、バスで戻ってくる時の目印になった。
ここは電気街なビルなんだそうで、ケーブルとか電子部品とか、電気工事に使うようなアイテムがいろいろ売られているらしい。昭和の頃の秋葉原ってとこか。家電とかではないから多分ワタシには理解不能だろうな…と思ったので中に入ってはいない。
朝に荷物だけ預けておいた、Hotel 81 Dicksonにチェックイン。
ホテルがお高めのシンガポールで比較的お手頃なところを選んだら、この前の台湾の時と同じく、窓なし部屋にあたってしまった…。
夜はナイトサファリに繰り出す。
シンガポール動物園やナイトサファリなど自然系のレジャースポットがあるのは市街地からはだいぶ離れた北側の森のエリア。地下鉄やバスを乗り継いで行けることを知ってはいたんだけど、1人で夜遅く帰ってくるのに治安とかが気になり、「タクシーがつかまらなかったらどうしよう」っていう不安もあって、JTBのツアーを利用した。
主要ホテルに送迎してくれるツアーだったけど、もちろんワタシが泊まるような安ビジホは対象外だ。比較的宿から近く、終わった後で近くのフードコートに寄ってから帰れそうな、ホテルロイヤル(ニュートン地区)を選んだ。ロビーに集合してそこからマイクロバスで30分ほどで行けたと思う。
夕食つきプランにするとバイキングレストランでの食事になるようだが、園内のフードコートで好きなように食べた方が楽しいかも、と思ったのでツアーに食事はつけず、自分で選んだ。
まぁ観光地ゴハンらしい、やさしくてお子様にも食べやすい味だったけど,エビのダシかよく効いてて、ココナッツミルクがまろやかで美味しかった。
この緑色の米粉で作った麺とも餅ともゼリーともいえないふにゃふにゃした物体がチェンドル。かき氷やアイスクリームと共に甘くして食べるのが定番だ。
食事が終わってお土産屋さんを見て回ってると日が暮れてきて、ナイトサファリがオープン。再度集合して、トラムで園内をまわる。一般的にはトラムというと路面電車を思い浮かべるが、ここのはタイヤで走る自動車が客車?を引っ張るスタイルだった。電車好きにはちょっと残念だが、まぁほとんどの人にとってはどうでもいい話だろう。
日本語のオーディオガイドを聞きながら動物を見て回った。ゾウとかバクとかサイとか、結構いろんなものを間近で見られた。動物はケージではなくかなり広い空間に放されている。真っ暗闇ではなくてうっすらと照明に照らされているので、目が慣れてくればどこに何がいるかよくわかった。ワタシはかなり目が悪く、このてのアトラクションでは動物が見つけられないのでは…と心配だったが、かなり近くまで寄ってくれたので杞憂だった。
でも写真を撮るのは苦戦した。デジカメで頑張るよりスマホ任せの方がまだマシなものが撮れたかもしれない。
ブレブレだけど「何かいるね」とわかる程度の写真を一応載せておく。
ナイトサファリには、トラムで回るコース以外に自由に歩きながら動物を見て回れるトレイルがいくつかあるのだが、ツアー参加の場合トレイルを回る時間がないのが残念だ。
トラムを降りたら動物のショーを観ることになっている。あまり期待してなかったんだけど、ヤマアラシとか真っ白できれいなキツネとか、「こんなのがショーをやれるのか?」と思うような動物が出てきて、結構面白かった。地球の仲間を守ろう!みたいな良い子ちゃん的メッセージが中途半端に込められてる点を除けば満足。
(ワタシとしてはこういうのは中途半端に教育的にしないで見世物小屋路線を突っ走ってほしい…どうあがいたって見世物なんだからさ)
ショーを見たらすぐに帰る時間になってしまったが、ツアーを使わない場合、23時ごろまでいてもバスや地下鉄で帰ってこれることがわかった。次は自力で来てトレイルを歩いてみたい。
予定通りだと集合したホテルロイヤルでツアーを終える予定だったが、この後ニュートンフードセンターに行くとガイドさんに話したところ、そんなに遠くないから、とフードセンターの前まで行ってくれた。
早めの夕飯にラクサとチェンドルを食べていたし、あとは何かおかず1品とビールでいいかな…と、とってみたのがこれ。
結構量が多めだな…ってのはまぁ一人旅あるあるだ。それなりに歩いてるからいつもより多めに食べてもいいんだけど、問題は味の本気度だった。胡椒の使い方が半端ない!辛い!
辛いけどうまい!うまいけど辛い!ビールに合う…と思いきや、ビールの炭酸で余計刺激が増すのだった。残すのも癪なので頑張って食べたけど…きつかった。
MRTで2駅乗って、宿に戻ってきて爆睡。
続きはこちら。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?