【シンガポール旅2024 #03】デジタルアートと近未来的植物園
前回の記事はこちら。
前日が機内泊でやや寝不足だったため早起きできず、8時ごろにどうにか布団から這い出して8時半ごろ活動開始。まずはMRTで少し移動して朝ごはんを食べに行った。
ホーム柵とホームドアで上から下まで完全に覆われてるから電車の写真は撮れないね…。
アジアの新興国の地下鉄を見てて思うのは、開業したのが近年だからか、駅の設備が全体的に新しいし、バリアフリーとかが整っている。日本の銀座線や丸の内線とかパリの地下鉄とか、そういう古臭い遺跡の中を歩いてるような雰囲気はなくてどこもきれいだ。羨ましい。
朝ごはんはヤクン・カヤトーストへ。いっぱい支店があるからどこで食べたか忘れてしまったが、この後ベイフロント方面に向かったから多分↓この店だったかな? 大きなビルの中のファーストフードが並ぶエリアにあった。
カヤトーストとは、焼いた食パンにカヤジャム(砂糖・卵・ココナッツミルク・バンダンリーフというハーブで作ったペースト)を塗ったもの。これと温泉卵とコーヒーのセットをとった。
これを書くためにググったら、ヤクン・カヤトーストって東京国際フォーラムにも進出してたのね。日本で同じものが食べられるのは嬉しいような、悔しいような。
本日の最初の目的地は、アートサイエンスミュージアム。
デジタル技術を駆使した現代アートの美術館だ。チームラボが手がけるFuture Worldという展示が面白そう…ということで数日前から予約をしていたのだ。ちなみに公式サイトには日本語ページもあって簡単に予約できる。
日本でチームラボの展示を見たことがあるなら雰囲気はわかると思う。
地球温暖化による海面上昇を日本画風のアニメであらわす展示が面白かった。
来館者参加型のコーナーも。お魚の塗り絵にクレヨンで着色してスキャナで読み込むと、大画面上に自分のお魚が泳ぎ出すというもの。
ちゃんと水の中らしいふわふわとした動きをしてたよ。
こういうお絵描きコーナー、日本だと子供しか参加してなかったりするけど、ここでは西洋人っぽい人たちが大人でもわりと楽しそうに参加していた。みなさんノリがいい。
展示室を出たところでお腹が急降下!慌ててトイレに駆け込んだが、その後もなんとなく違和感。これ多分、食あたりというよりは、前日に食べた牛肉の黒胡椒炒めのスパイスが強すぎたんだと思う…ううう、無理して完食しなければよかった。
とりあえずベイフロントエリアは物価が高い観光客ホイホイゾーンだし、あまりローカル色の強いものに出会える気もしないので、しばらくは何も食べずにお腹を休めることにした。
この国には2か所、巨大な植物園がある。ひとつは昔からある「シンガポール植物園」。そしてもうひとつは2012年にできた近代的なテーマパーク「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」だ。この日はガーデンズ・バイ・ザ・ベイに思いっきり浸ることにした。7年前にも来たことがあるけど、夜だったから人工的な照明の印象が強くて、花と緑をちゃんと見られてないのよね。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの屋外エリアは入場無料。
植物園で屋内の展示といえば普通は温室だけど、熱帯のシンガポールには冷房の効いたドーム型の施設がある。
まずはフラワードーム。
カラフルな熱帯の花々がいっぱい!
トロピカルムードいっぱいで素敵…だけど、中華な装飾もいっぱいで、あぁこの国は華僑の国なんだなぁって実感した。
続いてお隣にあるもう一つのドーム、クラウドフォレストへ。
ここは、熱帯の山岳地帯を模した空間で、平地より温度は低く、湿度は高い…ということらしい。人工の滝があったり、霧が発生したりする。
お土産売り場も広い。ピアスやネックレスなどアクセサリーが豊富で目移り…。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを代表するランドマークといえばこれ。スーパーツリー・グローブ。
この人工の木は全部で18本ある。このうち1本は展望台になっていて登ることができる。そしてもう1本からは、OCBCスカイウェイという空中回廊が張り巡らされていて、上から公園を見下ろしながらお散歩できる。
ナントカと煙は…というわけでこういうのはとりあえず登りたくなるワタシ。
最後にFroral Fantasyへ。多分わりと最近できた施設じゃないかな。
ここはランとかカラフルな花を飾りつけた花の楽園っぽいお部屋。
ちょっと盛りすぎ感があってあんまり好みではなかったかな(と言いつつ結構写真撮ってるけど)。
Froral Fantasyの最後には4Dライドという、トンボになったつもりでベイフロントエリアを飛び回れるアトラクションがあって、これはまぁ面白かった。
しばらく水分だけ摂りながら花園を見て回っているうちにお腹も復活。そろそろチャイナタウンに遅いお昼を食べに行こう!
幸い、少し雨宿りをしていたら小降りになった。お腹が空いたので少し急ぎ足でMRTの駅へ…。
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