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あなたのnote記事には賞味期限がある。その解決策6つ——V字回復する過去記事

【最終更新日:2024年2月17日】

noteの記事には賞味期限があります。
それもそのはず。膨大な量の記事が毎分毎秒と投稿されているので、無理もないことですが、せっかく一生懸命書いた記事も賞味期限を迎えてしまうと、ビューはちょっとしたことでは伸びてくれません。賞味期限のサイクルは1週間です。1週間経つとゾッとするほど読まれなくなります

ブログであれば、リライトすることでGoogleの検索順位も上がってくれますが、noteの場合だとリライトより、消して新たに投稿し直す方がむしろビューが増えることすらあります。せっかく投稿したかわいい記事を消して、再度投稿するのって虚しい気持ちになりますよね。

できることなら、ひとつの記事が読み続けられて、ビューもスキも伸びていって欲しいですよね。
どうしたら「賞味期限切れ」の記事を読んでもらえるでしょうか

本記事は、忌まわしきnoteの賞味期限をいかに乗り越えるかについての具体的解決策について紹介します。
あなたのビクとも動かない過去記事をV字回復させましょう。



1.新しい記事の中で、過去記事で紹介する。

もっともシンプルかつ効果的な方法はこれだと思います。
現在書いた記事と過去に書いた記事とを関連つけて、リンクを貼ります。ここで重要なのは、読んでくれてる読者が、過去記事にも興味を持ってくれるかどうかです。すなわち、今読んでいる内容とリンク先のつながりが押しつけがましくしないことです。
たとえば、今回の場合だとテーマは、note記事の賞味期限なので、読者の関心は「note記事をもっと読んでもらうためには?」とうっすらとした関心があるはずです。
マクドナルドの「ポテトもいかがですか?」をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

【紹介記事】

そうすると、上記のようなタイトルの記事をリンクとして結びつければ、クリックしてもらえる確率は上がるでしょう。
ここで、音楽の記事AIの恋愛の記事など紹介しても、読者にとってはつながりが判りづらいので、なかなかクリックしてもらえません。

しかし、この方法をするためには、記事と記事の導線を設計したり、書く記事のテーマを分析的に捉える必要があります。
これには、高度なサイト運営の知識を要求されます。

そこで、役立つ本を紹介させていただきます


この本は、SEOライティングに特化した内容なので、noteとは関係ありません。しかし、note運営する上での欠かせない情報も得られるはずです。Google検索の仕組みとオウンドメディア運営のヒントが詰まっています。かなり高額ですが、それに見合った価値があると思います。
※ぼくの知り合いの優秀なWebライターはもれなく全員これを読んで勉強しています。ですので、この本を本気の人は今すぐ買うことを推奨します!

この内部リンクを用いた回遊率をあげるための作戦が機能すれば、賞味期限切れの記事も再び読んでもらえます
これがひとつ目の解決策です。

2.CM記事を書く

CM記事という言葉は、ぼくがつくった言葉なので正式なものではありません。
ただ、直感的に理解していただけるネーミングではないかと思います。
これは、過去に書いた記事をふたたび読んでもらえるように別のコトバで包装して投稿します。

たとえば、ぼくが現在やっている企画があります。詳しくは概要をチェックして欲しいのですが、端的に言うと、ぼくがnoterのみなさんにお金を配る企画です。
2月22日がタイムリミットなので、売上実績を作りたい人とぼくからお金をもらいたい人はぜひお早めに参加してみてください。

このような企画には、CM記事が役立ちます。
読んでもらいたい記事の魅力を別のコトバで言い換えて、CM記事を投稿します。「売上実績が欲しいnoteクリエイターさんちよっと来て」と呼びかけて、CM記事の中には少ない文字数の紹介と飛んで欲しいリンクがあります。まさにコマーシャルです。

CM記事を投稿することで、賞味期限切れの記事にはふたたびビューが戻ります


3.別のSNSに投稿する

別のSNSに投稿すると、noteでの1週間の賞味期限とは別の軸が出現します。
Xの方が旬ははるかに短いですが、いくつもの発信できる媒体を持っておくことは重要です。
ですので、まだXを登録していない人は急いで登録しましょう。
noteクリエイターさんの多くは、Xリンクを公開しているので積極的にフォローして、note以外の発信できる場所をつくりましょう。
X以外にも、Threadsやブルーススカイ、マストドン、discordなどさまざまな媒体があるので、余力があればアカウントを作成して発信しましょう。
※かくいうぼくは、Xしかまだ登録していません。ダメですねぇ。

4.「固定された記事」に追加する

「固定された記事」に追加するのは、めっちゃシンプルですが、かなり効果的です。アクセスする人の目に一番目に触れやすい場所だからです。
固定記事に、サイトマップを貼り付けることで、全体的な回遊率を底上げすると、賞味期限切れの記事にもビューの潤いは浸透します。
サイトマップと言えばでおなじみの伊藤ちゃんがいるので、ぜひこちらのリンクに詳しく書いてあるので、飛んで勉強してみてください。

5.誰かに紹介してもらう

この方法もかなり効果的です。
note内には、多くの読者を獲得しているクリエイターが多くいます。
当然、彼らにはビューもスキもフォロー集まります。
したがって、彼らに紹介してもらうことで、賞味期限切れのnote記事は再び活性化するはずです。
しかし、そんな人気者があなたのために時間を割いて宣伝はしてくれません。慈善事業ではありませんしね。

では、彼らのメリットを考えることです。
たとえば、4で紹介したサイトマップは、サイトマップを布教したい意図があるため「サイトマップ」とタイトルにつけて固定に追加するだけで、とりあえず見てもらえます。
このように、ビューを集めているユーザーのコンセプトに乗っかることも重要です。
実際に、誰かのコンセプトに乗っかるのって自分がないみたいでイヤな気持ちはわかります。ぼくにもそういう部分があります。人はそれを尖りと言います。
でも、尖りはたいていの場合ひとりよがりです。
費用対効果の薄い自分の我を通すより、最適化された方法論をしれっと採用する方が、ビューも伸びます。こういうプライドはとっとと捨ててしまいましょう。

ただ、無断でパクると印象が悪いので、「この人のnote読んでこう思った!」みたいな、URLを埋め込み紹介しながら、自分の意見を加えるみたいな乗っかり方が品がありますよね。品のない乗っかり方はやめましょう。
でも、ウィンウィンな関係を意識して配慮することで、あなたの周りには味方が集まるはずです。それは次章で紹介するファンつくりに欠かせない要素です。

6.ファンをつくる

あなたのファンは、あなたの記事をたくさん読んでくれます。
いくつか読んでいるうちに、その人の「情報」より「その人が言うこと」だから読みたいという逆転現象が起こることがあります。
たとえば、ぼくはKing Gnuが好きなのですが、最初はタイアップ曲ばかりを聴いて「へぇ、かっこいい曲だなぁ」程度の認識だったのですが、ある時からアルバムを聴いて、『ロウラブ』『F.O.O.L』『hitman』など隠れた名曲の存在を知りました。それから、「曲がいいよね」から「King Gnuがいいよね」という逆転現象が起こりました。ぼくがKing Gnu沼にハマった経緯です。
みなさんにも同様の経験があるのではないでしょうか?
ささいなきっかけから、ふとした時に深堀りして、ハマる」。ぼくにとって、これをnoteでどう再現するかが課題です。

ただ、「ファンになってくれ」といっても誰も応じてはくれません。
ぼくたちには、ファンになってもらうきっかけをつくり続けることしかできません。
それは、毎日更新であったり、記事のクオリティをとことんまで上げることであり、交流機会をもつことであり、さまざまな要素が結びついてファンが生まれます。その打ち手をただひたすら繰り返すのみです。
その類まれなる努力の結晶に人は感染するのです。

まとめ

以上が、賞味期限切れになっているあなたのnote記事を甦らせるためにできることを6つ紹介しました。
厖大な情報の洪水は、インターネットの宿命です。この速さは、ぼくらにはどうすることもできません。
その中でもできるだけ、人の目に触れる機会をつくり、なんとか洪水に溺れてしまわないように、一緒に、いい文章つくろうよ


【紹介記事】


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