7月29日(2006年)冷たいワインと灼熱の太陽と
2000年の対戦では芝生席だったゴール裏は、市原臨海のような仮設スタンドに変わっていた。
「いつもと同じかな、客の入りは」
通路まで溢れるアウェイ側ゴール裏。駒場ならそれも普通の光景だが、甲府のスタッフには初めての経験のようで、明らかに驚いているスタッフもいた。
アイスワインが美味い。
ビールも旨い。
ハンドルを握らなくていい開放感と真上から照りつける太陽に、気分は上々だった。
ガムシャラに向かってくる甲府。受けて立つような形の浦和。いつもこのパターンで自分たちで自分たちを苦