目立つが故のエゴと苦しさと見えてきた 「なりたい私」
わたしはよく、というか最近、周りから
こんなことを本当にたくさん言われる。
これは良い意味で言えば、今まで以上に自分の周りに人が寄り付くようになってきたり、
自分をたくさんの人に知って貰えていることになるし、いざ自分が困った時やピンチの時に
助けになってくれる人達が、こんなにもたくさんいるんだ。 という周りに対する
ありがたみも本当にすごく感じている。
だけど、それと同時に
放っておけないが故なのかも
しれないが、わたしに対して
といった勝手なイメージを抱かれたり
周りの友達や先輩から
「こうなって欲しい像」を提示されたり
期待されたりすることもすごく増えた。
期待をされたりするのは、それだけ自分が人から求められていたり、紛れもなく相当大切に思われている証拠だ。それは本当に間違いない。
周りの人に対して 「こういう人だろうな〜」っていうイメージを抱くのも 人間として生きている以上は、ぶっちゃけ当たり前の感情である。
それに、わたしは昔から、人より目立つ方だったし、いろんなタイプの人と仲が良かったからか、「社交的」とか 「優しい」とか 「明るい」とか、そういう 「イメージ」を周りから抱かれやすい素質であることは自覚している。
実際、そう周りが思うような行動を取っているのは他の誰でもなく、わたし自身であることは紛れもなく事実だ。
しかし、わたしは最近、周りからの 「期待」だったり、勝手なイメージを持たれる。ということに正直、息苦しさを感じていた。
周りから素直で純粋だと言われるから
そういう「自分」でいなくてはいけない
少しでもそのイメージから外れると
きっと周りの人が離れていってしまうから
せめて、黒い部分は見せては行けない。 と
いじめを受けたことで自分の素を
隠し続けながら中学に通っていた頃の考えは
20歳になった今でも消えていないため、
「こういう人」というイメージを多数の人から持たれると、そうでなければいけない..と
他人の望む自分になろう!と、
無理をしてしまう癖が強く出てしまうのだ。
だが、真の苦しさはそこではない。
それが最近、自分の中で息苦しさを感じていた最大の要因だった。
というか、人が離れていくことを怖がっているより、イメージ通りじゃなかった時に、色々と「めんどくさいこと」になることが、今までの経験上、よく分かっているから、分かりすぎているから、イメージを保つのに必死になり、苦しくなってしまうんだと思う。
また、目立っていることから
といったことも
正直な話、かなり多い。
だけど、こういうことが続いて
息苦しさを感じたと同時に
と、なんだかバカバカしくも思えたのだ。
たとえば、わたしばかり周りの人から辛い時に助けを貰えていることに対して、嫉妬ややっかみを持った人がいたとする。
相手から見たら、なんの苦労も努力もせず
周りからわたしがチヤホヤされていることに対して、嫉妬の感情を抱いてしまったと思う。
しかし、実際のわたしは、なんの苦労もせずに
今の立ち位置になり、責任のある仕事を任せていただけたりしたわけではない。
なりたい自分になるために、やりたいことに向かって頑張っていくために、「自分」っていう人間を多くの人に知ってもらうために、
自己開示をしたり、少しでも周りの人から
信頼してもらう人になるために、自ら行動を起こし、きっかけをたくさん作ってきたからこそ、今の立ち位置がある。
そして、そこに関しては
そんな自分を結構誇りにも思っている。
それに正直、目立つことは、変えようと思って変えられるものじゃないし、目立つわたしに対してやっかみや嫉妬を抱くぐらいなら、
わたしがどういうふうに周りに対して振舞ってるか。とか、わたしの普段の行動とか、自分でこんなことを言うのもアレかもしれないが、
周りから見て、今の立ち位置にわたしが立っている理由って、何気ないところに隠れていたりするから、そういうのを見つけて色々盗んで、
自分自身が成長していくために行動したり、素直に 「憧れている」と言ってくれた方が嬉しい。
そんな嫉妬や、やっかみに振り回されるなんて正直、時間の無駄でしかない。
イメージに関してもそうだ。
自分がどういう人間か、どういう人間になるか。なんて決める権利があるのは自分であり
周りが決めるものではない。
他人に「こうなって欲しい」と言われたから
それに近い自分になるのではなくて、
自分がなりたい自分に近づけるように努力を重ねて、 そんな自分をもっと周りに知ってもらった方が、自分にとって絶対プラスになる。
逆を言うなら、わたしも正直、仲のいい友達や信頼してる友達に対して、大切に思っているが故に、無意識だが、「この人にはこうなって欲しい」とか、そういう気持ちを抱き、それが食い違って相手の嫌な部分を見てしまった時、
自分のエゴでしかないのに 「なんでこうなの..?」と、昔の自分ならきっと誰に対しても
こんなふうに感じていたと思う。
だけど結局、それは 「こうであって欲しい像」を他人に押し付けてるだけであって、すごく勿体ないことなのだと、自分がこういうことで息苦しさを感じたからこそ、すごく気づいた。
そう思えたら、自分がどういう人間になりたいかが、また見えてきた。
それは、
こういう人間になりたいと
わたしは心からそう思った。
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