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ドナウ 小さな水の旅

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セルビア、ベオグラード在住の詩人・翻訳家、山崎佳代子さんの新連載がはじまります。歴史や詩、山崎さんの出会う人々とともに、ドナウの支流をたどる小さな旅。およそ12回、各地の写真を添…
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#旅行

#04 茜色の大聖堂、ジチャ修道院を訪ねて

#04 茜色の大聖堂、ジチャ修道院を訪ねて

セルビア在住の詩人、山崎佳代子さん連載『ドナウ 小さな水の旅』。歴史の荒波の中で17回破壊され、そのたび復興した平地の大聖堂、ジチャ修道院へ向かいます。

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「午后四時、晩祷。午后五時、小食堂にて、一人の夕食。人参サラダ、ビーツサラダ、野菜スープ、パン。まろやかな味。その後、夕暮れの果樹園にむかう。帰り路は闇に沈み、果樹が影を大地に伸ばす。あぜ道をライカとミルカが駆けていく。午后七時時半、

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#03 船の旅、『ドリナの橋』を訪ねて ヴィシェグラード

#03 船の旅、『ドリナの橋』を訪ねて ヴィシェグラード

セルビア在住の詩人、山崎佳代子さん連載『ドナウ 小さな水の旅』更新しました。今回は、ノーベル賞作家イヴォ・アンドリッチの小説『ドリナの橋』の町であるヴィシェグラードへ船に乗って向かいます。陽気なガイド役のゾラン氏、水の流れとともにセルビアの自然と歴史をたどる旅。

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「橋は、アンドリッチ文学の核を成す。世界の無秩序、死、無意味を克服し、希望の「彼岸」へ橋を架け

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